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Java 関連ニュース(98年11月分)
  「Java 関連ニュース」ページに掲載したもので、期日を過ぎたものを掲載しています。


11月09日

製品

■ソフトパークがJava バイトコードの逆コンパイルを防ぐ「4ThpassSourceGuard」を国内で販売
ソフトパークは、米4Thpass Software社が開発した、Java バイトコードの逆コンパイルを防止する「ソースガード」を12月5日より国内販売する。ソースガードはそれ自体がJava 自体で開発されているもので、ウィザード形式の操作でJava アプリケーションやJava アプレットにプロテクトをかけ、逆コンパイルを防ぐ。

■ソフトパークのWebページ

製品

■テンアートニがJava スケジューラ「ラ・クルール/ルージュ」のCastanetに対応版を販売開始
テンアートニは、Java ベースのスケジュール管理ソフト「ラ・クルール/ルージュ」のCastanet対応版を販売開始した。米Marimba社のCastanetに対応させたことで、モバイル用途など、ネットワークに接続していない環境でもソフトウェアを利用可能とした。本製品は直販のほか、日立インフォメーションテクノロジーなどCastanet国内代理店からも販売する予定。

■テンアートニのWebページ

動向

■米Sun、英Datafit、Epson Americaの3社がJavaPOSソリューションを発表
米Sun Microsystems社、英Datafit社、Epson America社は、ネットワーク・コンピュータを利用した店舗システム構築のためのJavaPOSソリューションを発表した。Sunのネットワーク・コンピュータ「JavaStation」、エプソンのサーマル・プリンタ「TM-H5000II」、DatafitのJavaPOS仕様ソフトウエア「BeanStore」を組み合わせたソリューション。

■JavaPOSのWebページ

動向

■SunがJava 機器メーカのBeduinを買収
米Sun Microsystems社が、カナダのJava 機器メーカー、Beduin Communications社を買収した。Beduinは、スマートフォンなどインターネット家電に焦点を当てた開発を行なっているベンチャー企業。これによりSunは、組み込み用途向けJava 環境「PersonalJava」関連の技術や製品の開発力強化をねらう。また、今回の買収にともない「Persona Application」と呼ぶブランド名でコンシューマ向けの製品を発表することも明らかにした。

■プレスリリース

動向

■日本サンがJava テクノロジーを利用した企業システム構築支援サービスを開始
日本サン・マイクロシステムズ株式会社は、Java テクノロジーを利用した企業システムの導入を計画または導入済みの企業を対象にした2種類のシステム構築支援サービス「Sun JavaQuickStart Service」 および「Java Architecture Assessment Service」をスタートした。
「Sun Java QuickStart Service」は、Java テクノロジーを利用した企業システムの 導入を計画中の顧客に対し、Java を利用したプロトタイプ開発の実習を支援する10日間 のワークショップ。また「Java Architecture AssessmentService」は、Project Manager、Java Architect、Security Consultant、Internet Consultantの各専門エンジニアより提供され、価格は案件ごとの見積価格となる。

■プレスリリース

動向

■SunがJava 非ライセンス先企業にもJava 定義作業参加を認める方向へ
ZDNetは、米Sun Microsystems社は近く、Java ライセンス先以外の会社であっても将来的なJava 技術の定義作業に参加できるようにする考えがあることを伝えている。

■ZdNetのニュースページ

動向

■ワークスペースがキャッシュ機能備える業務アプレット実行環境「SmartCast 1.1」を公開
ワークスペースは、アプレット実行環境「SmartCast for Webversion1.1」の評価版を公開した。SmartCastはHTMLファイルをWWWサーバーから読み込み、アプレットをダウンロードして実行する。これはJDKに付属されているAppletViewerと同じ役目のものだが、AppletViewerとの違いは、ダウンロードしたアプレットのclassファイル、JARファイル、GIFファイルなどをすべてローカルディスクにキャッシュし、2回目以降のダウンロード時間を節約できる点。

■SmartCast(ワークスペース)のWebページ

動向

■SunがSolaris 7に最適化したJDK1.2ベータ版を公開
米Sun Microsystems社は、同社の64ビットOS「Solaris7」発表に合わせ、同OSに最適化したJDK 1.2ベータ版を公開した。サーバ側Java プログラムの性能を評価するVolanoMarkベンチマークにおいて、Windows NTに比べ3倍の性能を示すという。ベータ版は現在ダウンロードが可能で、製品版は1999年第1四半期にSolaris7にバンドルして出荷する予定。

■プレスリリース
■Solaris7対応JDK1.2ベータ版のダウンロード (Java Developer Connectionへの参加(無償)が必要)

動向

■SunがJava Card 2.1のドラフト新版を発表
米Sun Microsystems社は、Java Card 2.1 API仕様のドラフトの新版を公表した。Java Card 2.0をベースにして、認証機能やクラスライブラリの見直しや新規の機能追加などが施されている。Bull、Citicorp、First Union、Gemplus、Giesecke &Devrient、Orga、Schlumberger、Toshiba、VisaなどがJava Card 2.1 APIへの支持を表明している。

■プレスリリース

動向

■AppleがMRJ(Macintosh Runtime for Java) 2.1 Early Access 3を公開
米Apple Computer社は、Mac OS用のJava 実行環境であるMRJの次期版である「MRJ 2.1」のEarly Access 3を配布開始した。JDK 1.1.6やSwingをサポートし、Symantec製JITコンパイラを搭載。Mac OSのAppleScriptやアピアランスマネージャなどをサポートしている。

■プレスリリース

動向

■SunがJava のリアルタイム拡張仕様を開発
米Sun Microsystems社は、Java のリアルタイム拡張仕様を開発することを発表した。同社によると、メンバー企業を集め、リアルタイム仕様を策定するという。発表文中では米IBMがコメントを寄せており、同社は仕様策定メンバーに入るものと予想されている。

■プレスリリース

動向

■HPがHP版Java VM「Cahi」のバージョン 2.0と開発キットを発表
米Hewlett-Packard社が、HP版Java VM「Chai」のバージョン 2.0とChaiServer、Chai開発キットを発表した。このバージョンにおいて、GUIの提供やセキュリティ機能の強化などを行なっている。ChaiServerは、ターゲットとなる機器やアプリケーションの特定やアクセスのためにWWWのURLを用い、プロトコルにはHTTPを利用するなど、一般的なインターネットの技術をベースにしている。
 また、HPは、Chai VMで動くアプリケーションの開発を促進する「ChaiCertification Program」を開始する。日本のアプリックスとフランスのThe Open Group Researc Instituteが、このプログラムに参加を表明している。

■プレスリリース

動向

■SunがJDK1.2のLinuxへの移植で開発者コミュニティと協力
米Sun Microsystems社は、Java 開発キットJDK 1.2のLinuxへ移植において、Linux開発者コミュニティと協力していくと発表した。Linux版のJDKは、従来からSunが提供したソース・コードをLinux開発者コミュニティが移植する方法で開発が進められていたが、今回の発表は移植にSun側が協力することを改めて約束したもの。

■プレスリリース

動向

■リリース情報

・JDK 1.1.7Aが公開
・Windows NT版
・Solaris版

・JDK 1.2 Release Candidate 1 (RC1)が公開
・JDBC database access API Version 2.0 が公開


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