「インターネットの安心安全な利用に役立つ手記コンクール」
受賞作品

③親子ルール作り部門

silver優秀 「ルールを作りは簡単!守らせるには?破ったときは?」  奈良県 大橋 篤


今の子どもたちは、豊かな時代に生まれ、物心ついた時から不自由なく生きてきました。「がんばれる範囲で、がんばればいい」「ナンバー1よりオンリー1」など心地のよい応援と「よくがんばったね」という褒め言葉で育てられてきました。

先日、おもしろいコラムと出会いました。それが、「きらきらワードに気を付けよう!」というコラムです。もしかしたらそのコラムを読まれた方がいるかもしれません。「きらきらワード」とは、いわゆる射幸心を煽る言葉のことだそうです。例えば、「頑張らなくてもうまく行く」「やりたいことだけやればいい」「1%を変えるだけで成功する」などといった類のものです。

今の世の中に、あふれかえっていませんか?

そういった「きらきらワード」に浸った子どもたちには、「嫌なことはできるだけ避けたい」言い換えれば「やりたいことだけやりたい」になってしまっています。

そんな中、ケータイ・スマホのルール作り、紹介されている事例多くは、「子どもと話し合って・・・」というパターンが多いように思います。悪いとは言いませんが、それって「きらきらワード」の延長になっていませんか?親が責任をもって買い与えるケータイ・スマホ、もっと親が主体性をもってルール作りをすべきではないでしょうか?

ルールは守るためにあるのは当たり前ですが、もし子どもたちがルールを破ったときのルールまで決めていますか?

うちでは決めています。ルールを破ったら「スマホ破壊」か「丸刈り」です。「えーーーっ!」という声が聞こえそうですが、愚息は中学校3年間と高校2年間と半年間、無遅刻無欠席無早退を続けています。継続できた要因は?無遅刻無欠席無早退が我が家のルールですから!

私たち大人が子どもであったころ、ケータイ・スマホなんかありませんでした。でも、親と子どもの間にルールは存在しました。門限、バイク、男女交際・・・守らないとこっ酷く叱られた記憶があります。ルールを決める前に、しっかり叱れる親になることが先ですかね。

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【ケータイ破壊→母親のお古を使用】

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【Before】               【After】


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