「インターネットの安心安全な利用に役立つ手記コンクール」
受賞作品

②トラブル克服部門

silver優秀 「ネット上で仲良くなった友達」  千葉県 梅子


私は、以前ツイッターにどっぷりと浸かっていた時期があった。 原因は、学校がつまらなかったこと、趣味の同じ人たちがたくさんいるツイッターが私にとって居心地の良い場所だったことからだ。
ツイッターにとどまらず、実際に会って遊びに行ったりライブに行ったりしていた。
当時の私はツイッターで仲良くしてくれる人や起きることすべてを信用しすぎていたのかもしれない。
今考えると怖いと思うことばかりで、もしなりすましだったら・・・とか本当に会っても平気な人なのかとか疑いもせずに会いに行った当時のことを今は不思議に感じる。

今はあることがあってそこからは離れている。
その理由は、一番仲が良かった友達と些細なことで喧嘩になったこと。そのときはそれで済んだ。
数日して友達が『写真を載せて悪口を言っている。』と教えてくれた。その人のアカウントは、特定の人しか閲覧できなくなっているので友達にスクリーンショットして送ってもらった。見たものはひどいものだった。
遊んだときのプリクラや写真、ツイートしたことなどを、侮辱するような言葉と一緒におもしろおかしくツイートしてフォロワーと一緒になってバカにしているもの。そのほかにもたくさんあった。
あんなに仲が良かったのにどうしてこんなに言われなきゃいけないのかがわからなかった。
『所詮ツイッター上での付き合いだった』と思えば楽なことだと思うけど遊んでいたりしていたから、私にはショックが大きすぎた。
友達には警察に行って相談することをすすめられたけど、サイトを調べるとサイバー問題は解決方法がないとあって警察に行っても意味がないような気がしたし、1度載ってしまった画像は消えないことを知っていた。
それに相手側に刺激を加えて、これ以上のことをされるのは面倒くさいし、おおごとにしたくないから放っておくことにした。
使っていたアカウントは消してあるので彼女たちに会うことはもうない。
アカウントを消してからもまだ、悪口を言われていたり画像を載せられていたらと考えたらゾッとする。

私は、ツイッターの使い方を大きく間違えていたのだなと思った。軽い気持ちでプリクラや写真を載せると痛い思いをすること、それよりも、どんな人かもわからないのにその人を信用して会ったり遊びにいったりしてはいけないことを今回起きたことから学ぶことが出来た。


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