「インターネットの安心安全な利用に役立つ手記コンクール」
受賞作品

②トラブル克服部門

silver優秀 「2つのトラブルに遭ってわかったこと」  埼玉県 匿名


私はこれまでに2回インターネットでトラブルに遭っています。

まずは1つ目に、住所、名前などの個人情報をインターネット上に晒されたことです。これは、小学6年生頃から中学1年生頃に文通にはまっていて、インターネットで文通相手を募集する掲示板があり、そこで相手を見つけようと思って使用していたらトラブルに遭いました。そもそもそういった掲示板では趣味などの軽い自己紹介をしたスレッドを立て、それに合うと思った人達がそのスレッドに対して返信をしていき、場所を変えて(例えばチャットサイトなど)そこで住所や名前を教え合って文通がスタートする、という流れです。そのように私もスレッドを立て、それに合う人からの返信が来たためその人と文通しようと場所を変え、あるチャットサイトに移動しました。相手の方が「手紙を先に送るから住所と名前を教えてほしい。私の住所と名前はあなたが教えてくれたら教える」と言ってきたので、教えたらそのままチャットの部屋を退室してしまい、その文通相手募集掲示板で住所と名前を晒されてしまいました。スレッドを立てるにはパスワードを設定しなければいけなくて、私の住所と名前が晒されたスレッドは消すことができず、今もそのままになっていると思います。

2つ目に、顔写真をインターネット上に無断で晒されたことです。私はツイッターに友人との写真を載せたりしますが、ツイッター自体にはアカウントにロックをかけていたので私のところから写真が漏れることはありません。でも友人たちはロックをかけていない人が多く、誰でも見られる状態になっています。どこから写真が漏れたのかはわかっていませんが、ある有名なインターネットの掲示板で写真を晒されてしまい、またそれがいかにも私本人が載せているかのような文面でもありました。その写真に関しては管理人にメールでコンタクトをとり、すべて削除してもらえましたが、削除されるまでに少し時間がかかったので一体どれだけの人があの写真を見たのだろうかと思うとやはり怖い気持ちがあります。

これら2つのトラブルに遭い、今は何事もなく暮らしていますが、やはりインターネットは怖い世界なのだということを改めて知りました。画面の向こうにはどんな人がいるかわからないし、警戒しておいて損なことはないと思います。当たり前ですが住所や名前、電話番号などの個人情報はむやみに晒したりせず、ツイッターやフェイスブックの使い方も気を付けた方が良いと思いました。


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