「インターネットの安心安全な利用に役立つ手記コンクール」
受賞作品

①使いこなし部門

silver優秀 「インターネットでつながる世界」  茨城県 バンドマン


私は中学三年生の冬あたりからギターをはじめた。ギターをはじめた動機は単純なもので憧れのアーティストのようにかっこよく弾いてみたいと思ったからだ。 はじめて間もない頃は、すぐ指先が痛くなり本当に上達するのか不安もあったが少しずつではあるが、日に日に弾けるようになるような実感がでてきてますますギターにのめりこんでいくようになった

はじめてから2年くらいたちある程度弾けるようになり始めたあたりから私は様々な人へ自分の演奏を見てほしいと思うようになってきたこともあり、ネットの動画投稿サイトにも演奏動画を載せるようになった。家で動画投稿の作業をしているときはもちろん一人でやるものである。

サークルなどでみんなと演奏するのはとても楽しいものであるが、みんなの演奏技術の差は様々であり、ずば抜けて上手い人は少なくギターの技術を向上させるには少し環境が悪いかなと感じた。

やはり、家にいるときは一人での練習が多く張り合いがなくどうしてもつまらないものになってしまう。一人で様々な楽器を演奏して形にするのもよいが人と演奏をしたいという気持ちが強くなるのを感じた。

動画投稿サイトにも様々な演奏者がいて一人一人個性があってその人らとも一緒に演奏することができたらどれだけ楽しくて刺激的なものになるのか考えるだけでワクワクしていた。 そこで私は、SNS等を使いその方々と連絡を取り合おうとした、私と同じような考えの人が多くいて、びっくりした。

住んでいるところはバラバラなので実際に会うことは難しいが、そんなときにネットが大変役にたった、リアルタイムで一緒に演奏できるものがありそれを使うことで家にいながらもたくさんの演奏者の人と合わせることができた。

楽器を初めて少ししかたってないのにここまでうまくなるのかと思わせる人や、想像もつかないくらい上手な人などと話しながら演奏することで、どのような練習をしてきたか、どんな曲が好きかなどネットを使えるからこそつながれる人たちと関わることで自分の考えや価値観など人としての成長もできると思った。

ネットには今まで私が経験したことのない世界が広がっていて、一気に目の前が広がっていくのが感じ取れた、世の中にはこんなにもうまい人がいるのか、こんな考えを持っている人がいるのか自分が狭い世界の中にいることがわかった。このようにネットを使いこなすことで、人と演奏する楽しさをいつでも、どこでも体験できることに感動した。


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