「インターネットの安心安全な利用に役立つ手記コンクール」
受賞作品

④青少年のインターネット利用部門

silver優秀 限りある時間の中で楽しもう  東京都 ホワイトソース

夏休みに入る前に、学校からの宿題が出た。インターネットに関するルールを決めて宣言をする、家庭の e ルール宣言というものだ。

僕の宣言は、“YouTube は一日一時間まで”だった。

それまでの僕は時間があればダラダラとpadでYouTubeを見ては笑っていた。ただそれだと夏休みの間、母が仕事に行っている午前中はずっと見てしまいそうなので、自分でこのルールにした。自分で決めたから、きちんと守ろうと思った。そうしたら、時計をきちんと見るようになった。今までの僕は家では時計をみる習慣があまりなかったので良かったと思う。宿題で疲れたら 1 時間の息抜きがある、と思うと宿題もがんばれた。限りある時間の中で見る動画は前よりも楽しく感じられた。1 時間を無駄に見ないように、何が知りたいか、なども考えて検索をするようになった。ちなみに僕は夏休みの宿題のひとつである表現運動のブリッジができなくて困っていた。そこでYouTubeでブリッジのやり方を検索してしらべてみた。様々な練習方法が紹介されていて、驚いた。

自分の他にもブリッジができなくて困っている人がいるのだな・・・とちょっと安心した。わかりやすく説明してくれている動画をみてコツを学んで、実際にやってみると前よりもできるようになった。うれしかった。教えてくれる人たちはみんな親切だな・・・と思った。動物の動画では笑い転げる事もできた。動物の楽しい動画は家族も大好きで、見つけた動画をみんなで教え合って見て笑った。自由研究で調べたいことでも、インターネットにはお世話になった。 知らない事を知れるインターネットの世界は楽しいし、とても役に立つ。ただずっと見ているとだらしない人間になってしまう。

でも逆に限りある時間の中で楽しもうと思うと、生活にメリハリができて良かった。夏休みに入る前にインターネットに関するルールを決めてよかった。これからも、このルールを破らずに自分で考えてインターネットを楽しんでいこうと思う。

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