「インターネットの安心安全な利用に役立つ手記コンクール」
受賞作品

④青少年のインターネット利用部門

silver優秀 正しい情報と誤った情報の見分け方  東京都 パンダ

私は普段、インターネットをあまり使いません。調べたいことは本や辞書を使ったり、親に訊いたりしているからです。しかし、辞書でも本でもわからない場合には、最終手段としてインターネットを使います。

私はインターネットを使うことが、好きではありません。電源をつける時間がもったいないですし、使いたい情報よりもいらない情報の方が多く出てくるからです。それに、出てくる情報は誤ったものも多く、どの情報が正しいのかよく分からないから、という理由もあります。なので私は、正しい情報と誤った情報の見分け方を考えました。

①そのページを作った人、または会社などをしっかりと把握して、自分が信用できる人や会社などが作っていれば、そのページの内容を使う。
②どんなに良い内容でも簡単に信用しないで、そのページを作った人や会社などがわからない場合には絶対にそのページの内容を使わない。

私は昨日の自由研究で、「チンアナゴ」について調べました。出来るだけ本を使ってまとめようと思い、図書館へ行きました。そして、本の検索ができる機械で、チンアナゴと検索すると、何冊か本が出てきました。でも、気になった本は、300人以上の人が待っているとわかりました。他に気になった本を見てみても、夏休み中に借りられそうな本は1冊しかありませんでした。限られた1冊から得られた情報はわずかで、それだけでは自由研究がまとまりそうにありませんでした。

そして私は、仕方なくインターネットを使って調べることにしました。インターネットを使って調べる時には、考えていた①、②の見分け方を使いました。私は、自由研究に誤った情報を載せてはいけないと思い、インターネットからは水族館の情報しか使いませんでした。情報が少なかったので自由研究のページ数は少なくなりましたが、インターネットの情報を使ったおかげでチンアナゴが家の近くの水族館にいることがわかり、水族館に行って調べることができました。

インターネットには誤った情報も多くあるけれど、情報を上手に見分けられれば、良いところもたくさんあるということが、昨年の自由研究によって分かりました。これからも正しい情報と誤った情報を見分けて、インターネットを上手に使おうと思います。
また、自分が調べた情報を誰かに伝える時には、自分の発言に責任を持って、正しい情報を伝えていきたいです。

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