「インターネットの安心安全な利用に役立つ手記コンクール」
受賞作品

①使いこなし部門

silver.優秀 友達になることは難しくない。  韓国 ユンユビン

「こんにちは!私もインチョンにいます!」
ピンポンー アラームが鳴った。
ん?私の住んでいる街、インチョンだって?!
日本語を始めて3年になった私は、ますます日本語に興味が深くなった。実力を上げるためには何でもやりたかった。一生懸命学校の課題もして、日本の映画も見て、バラエティーも見たりした。

しかし心には何か足りないことがあった。誰かと日本語で連絡したらいいのに。日本人の友達と日常を共有したらどんな感じだろうとずっと考えた。
インターネットで「日本人の友達と交流した」というコメントを検索してみた。いろいろな方法の中でも無料外国語言語交換アプリを使おうと思った。アプリに加入して、居住地と性別、学習言語を選択して、簡単に紹介文を書いた。

少し経って、携帯のアラームが鳴った。自分もインチョンに住んでいると言うかわいいメッセージだった。インチョンとは私が住んでいる街だ。近くに日本人がいることに驚いた。メッセージを打ちながら文法でも間違ったらどうしようと不安だったが勇気を奮い起こして話を始めた。
本当にうれしいことに、その人は私が住んでいる近くの大学に交換学生として来ていて名前はチヒロと言った。偶然だろうか!年も同い年だった。
半年ぐらい留学していたチヒロは普段さびしさを感じて、韓国人と仲良くなりたかったそうだ。
ワクワク。外国人の友達と会うのが始めてだった私はすこし緊張した。しかし会うとチヒロは冗談を言って私の緊張をほぐしてくれた。私たちは一緒においしいものを食べて、カフェや美術館にも行った。
他の国の人と実際に会っていろんなことを一緒にするのが信じられなかった。私も知らないうちにチヒロの言葉や発音が気になって、会えば会うほど話すことに自信が出てきた。
韓国語を勉強しているチヒロと、日本語を勉強している私はお互いが先生であり、そして学生でもあった。

幸せだった時もあっという間に過ぎ、最後の一学期が終わるとチヒロは日本へ帰らねばならなかった。私たちはとても別れを惜しんだ。
「ユビン、日本に来たら会おうね!」
「チヒロ、韓国にまた来たらかならず会おうね!」
チヒロが日本に帰っても私たちはずっとインスタグラムやラインようなSNSを通して連絡していた。

全世界を結びつけるインターネットやアプリを通して私は友達と交流することもできたし、思い出も作ることができた。そして、日本語も上達した。
一番大事なことはインターネットは誰でも簡単に利用するのができることだ。そして、チヒロと私の距離ように遠く離れている時も連絡することができる。
このようにインターネットとアプリを通じてなら、恐らく北極やアフリカに住んでいる友達とも仲良くなることができるのではないかと思う。グローバルコミュニケーションはもうこれ以上遠い話ではない。これからもSNSを活かしていろいろな国の友達と仲良くなってみたい。

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