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著作権

トラブル内容

 気に入ったホテル、店名、商品名などを自分のHPに載せてもいいの?


具体的な相談・通報内容

 昨日からホームページを開きました。

自分の愛犬のホームページを開きましたが、例えば旅行でどこに泊まった・・・とかここのお店でこんな商品を買った・・・とか名称は記載してはいけないんでしょうか?

 今のところは分からないので具体的な名称などは載せていませんが、行って良かったところや犬グッズで買って良かったものなど許可なしでは書いたりしちゃダメなんですか?

 もちろん、批判とかではなくお勧めという意味で物や場所の名称を、あと買って良かった犬用ベットなど犬がベットに入ってる写真とか載せても平気ですか?ここのお店で購入して、良いものとか。

 規約などがありますが読んでもイマイチ分からないので質問させていただきました。ご返答宜しくお願いいたします。


対策事例

 先ず、基本的なこととして”インターネットの利用は総て自己責任である”ということが大前提となります。そして、ご自分の責任の基で開設されたホームページは、著作権法上の権利は自動的に開設されたご本人にあります。

 今回のご質問の件は、どちらかというとご自分の”日記”みたいなものをホームページ化して公開されたのだが、”記載する内容には法的に何らかの制限があるのか?”ということでしょうか?もし、そうであるなら、法的(特に著作権法上)に問題があるケースと問題がないケースとがあると思います。

 問題があるケースの例ですが、掲載してある写真に写っている人の承諾無しにその写真を載せると、場合によっては”肖像権”などを理由に削除依頼などが来るという可能性があるでしょう。しかし、ご自身で撮られた犬の写真などは、この観点から言えば、掲載しても何ら問題ないと考えます。(逆に、ご自身で撮られた犬の写真を、他人があなたに無断で利用した場合で、あなたが無断使用を許さないなら、その人は著作権法上では、あなたの著作権を侵したことになります。また、あなたが公開している文章を、他人が勝手に全文流用した場合も、あなたの持つ著作権を侵害されたことになると思います。但し、全文でなく”一部分の引用”ならゆるされるということもありますので、ケースバイケースで検討する必要があります。あなたのホームページで音楽が流れるような仕掛けをして音楽を流す場合でも、その利用する音楽が日本音楽著作権協会(JASRAC)の管理楽曲で有れば、例え非商用個人利用であっても、JASRACと利用契約を締結し著作権使用料を支払う必要があり、この処理をしないと、違法利用となります。また、公序良俗に反するような写真(例、児童ポルノ写真など)を掲載すれば、児童ポルノ・児童買春処罰法違反となります。

 前述の通り、ご自分で作成される(文章も写真も音楽も総てご自身で作ったものを載せる)ホームページは、ご自分に著作権法上の権利がありますが、他人の撮った写真や音楽等を流用すると著作権違反となりますので、この点良く研究されてからホームページを公開されることが肝要かと思います。

 私どもは、著作権の管理団体では御座いませんので本件については、著作権関係の専門団体である下記等にも一度ご相談願い度。

★社団法人著作権情報センター
〒163-1411 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティータワー11階
電話:03-5353-6921 FAX:03-5353-6920
E-mail:copyright@cric.or.jp  URL:http://www.cric.or.jp

著作権相談室 電話:03-5353-6922
E-mail:cric@pst.japanlink.co.jp  URL:http://www.cric.or.jp/office/soudan.html

提供:(財)インターネット協会  2001年11月
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