報道資料

平成11年6月7日
電子ネットワーク協議会

オンラインソフトウェア大賞(OSP)98-99受賞作品の発表
=ネット利用環境を改善し、ソフト流通を促進するために=

電子ネットワーク協議会は、インターネット上のフリーソフトやシェアソフトによりユーザの利用環境を改善すると共に、インターネットによるソフト流通を促進するために、優秀なオンラインソフトの表彰を行ってきている。

昨年と今年前半に発表されたソフトを対象として、オンラインソフトウェア大賞98-99受賞作品を選定したので、本日の総会において受賞作品を表彰する。

1.これまでの経緯

インターネットの普及・発展に、優秀なフリーソフトやシェアソフトの存在は欠かせない。そのような、「優秀なフリーソフトやその作者に感謝する場を創ろう」というネットワーク関係者からの声がきっかけとなり、1992年にフリーソフトの質的向上と社会的認知を高めることを目的として、ネットワーク事業者と雑誌関係者が中心になったフリーソフトウェア大賞実行委員会(委員長:石田晴久東京大学教授、当時)が組織され、「フリーソフトウェア大賞(FSP)'92」が実施された。その翌年からフリーソフトウェア大賞のイベントは、電子ネットワーク協議会のもとで実施されるようになり、一昨年まで毎年開催されてきている(これまでの受賞作品は、ここをクリックして下さい)。昨年(1998)は、事務局が多忙などのため開催されていない。

第1回(1992)の大賞受賞作はファイル圧縮ソフトLHA、第2回(1993)はパソコン通信ソフトWTERM、第3回(1994)は建築CADソフトJW_CAD、第4回(1995)は該当作なし、第5回(1996)は電子メールソフトAL-Mail、第6回(1997)は該当作なしであるが、ポストペットが特別賞に選ばれている。

ふりかえると、それらはその時代のパソコン/ネットワーク環境を思い出させる名作であり、フリーソフトウェアがユーザ環境の改善に果たした役割がしのばれる。しかし、第4回頃から部門賞を受賞するシェアソフトが増え、第5回の大賞はシェアソフトとなった。さらに、その頃からプロトコル中継システムDeleGateなどのインターネット関係のソフトも受賞対象となってきた。 第6回からは、インターネットによるソフト流通を促進する観点も加えて、表彰対象をオンラインソフトであると捉えて、「オンラインソフトウェア大賞(OSP)」と名称を変更し、フリーソフトだけでなく、シェアソフト、プロダクト(製品)ソフトまでもカバーできるようにした。

2.オンラインソフトウェア大賞授賞式

インターネット上のフリーソフトやシェアソフトによりユーザの利用環境を改善すると共に、インターネットによるソフト流通を促進するために、昨年と今年前半に発表されたソフトを対象として、オンラインソフトウェア大賞98-99受賞作品を表彰する。これによって、ユーザに代わり作者に対して感謝の気持ちを表すこととする。

3.オンラインソフト大賞98-99受賞作品
(ここをクリックして下さい。)

4.選考委員会の構成

 

問い合わせ・連絡先 〒108-0073 東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル23F
                  (財)ニューメディア開発協会内
          電子ネットワーク協議会事務局
          担当 井手、国分
          Tel   03-3457-0671
          Fax  03-3451-9604
          E-mail press@nmda.or.jp

以上


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