報道資料
平成24年5月7日
iajapan
財団法人インターネット協会

元副理事長、現顧問の高橋徹氏が「インターネットの殿堂入り」



Internet Society(ISOC)は、「The Internet Hall of Fame」(インターネットの殿堂)の授賞者を4月23日スイスのジュネーブで開催されたグローバルINET 2012 カンファレンスで正式に発表しました。日本人の高橋徹氏を含む、Vint Cerf氏、Tim Berners-Lee氏、Mitchell Baker氏、Brewster Kahle氏など情報技術分野の著名人33名が受賞しました。


同賞は、Internet Societyがグローバルなインターネットの普及と発展へ多大なる貢献をした功労者をたたえる為に制定した賞であり、最初の授賞式が開催されました。受賞者は3つの分野に別れており、「パイオニア」は初期のインターネットの開発で重要な役割を果たした人たち、「イノベーター」はインターネットの技術イノベーションや政策に関する働きかけで協力した人たち、「グローバル・コネクター」はネットの成長と普及を支えた人たちとなっており、高橋徹氏は、「グローバル・コネクター」として日本とアジアにインターネットを広めたことが功績とされ今回の受賞となりました。


<Internet Society(ISOC) について>

非営利の国際組織で、インターネット技術およびシステムに関する標準化、教育、ポリシーに関する課題や問題を解決あるいは議論することを目的としている。1992年よりインターネットの普及促進や、関連技術の開発促進という観点から、国際的な調整機関としての役割を担っている。アメリカのワシントンDCとスイスのジュネーブに本部があり、世界中の130を超える組織、55,000人以上の個人会員により構成され、インターネットの標準化活動を支援している。

「The Internet Hall of Fame」ホームページ
http://www.internethalloffame.org/

今回の受賞者一覧
http://internethalloffame.org/inductees


<高橋徹氏について>

toru_takahashi日本のコンピュータネットワーク研究者、実業家として1990年代に日本およびアジアでのインターネット普及に貢献。1941年1月、栃木県宇都宮市生まれ。1964年に東北大学文学部哲学科美学美術史専攻を卒業したのち、出版界で編集者および執筆者として活動。1982年からビデオテックスのマーケティングなどに関わり、1986年からUNIXワークステーションとルータをベースにした高速LANのインキュベーション・プロジェクトを担当。1987年よりインターネットの研究を始め、日本UNIXユーザ会(jus)理事に就任。1993年には日本インターネット協会設立時の事務局長となり、1997年会長に就任。1994年にインターネットサービスプロバイダの東京インターネット(株)を設立し、社長に就任。1998年3月 Asia Pacific Network Information Centre(APNIC) Executive Council議長に就任。2000年2月 (株)インターネット戦略研究所を設立し代表取締役会長に就任。 2001年 (財)インターネット協会発足とともに副理事長となり、2002年にはアジア太平洋インターネット協会議長に就任、のち理事に就任。2002年に情報通信月間の総務大臣表彰を受賞。2011年3月より (財)インターネット協会顧問就任(現職)


(株)インターネット戦略研究所 高橋徹の略歴より
http://www.riis.jp/jp/takahashi/career.html



<問い合わせ・連絡>
財団法人インターネット協会 事務局
事務局問合せフォーム: http://www.iajapan.org/contact/sec.html




以上

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