報道資料 |
デジタルディフェンスに特化したセキュリティシンクタンク「Black Hat」(代表:Jeff Moss、本拠地:米国シアトル、現CMP社デジタルセキュリティ部門)は、世界トップクラスのセキュリティ専門家から直接講義&実習が受けられ、最新セキュリティ情報の交換ができる国際セキュリティカンファレンス『Black Hat Japan 2007 Briefings & Training』を10月23日-26日に開催する。それに先立ち、本日トレーニング内容を発表する。 「Black Hat Japan」は、アメリカ・ヨーロッパ・アジアなど全世界で開催されている「Black Hat Briefings & Training」の日本版として2004年より開始。日本で4回目の開催となる今年も財団法人インターネット協会(IAjapan、理事長: 矢野薫、所在地:東京都港区)と共同開催し、京王プラザホテルを会場として参加者約300名強を予定している。 ==開催概要===
■Black Hat Japan の特徴 ・セキュリティ系の国際カンファレンスとして世界トップレベル ・「Black Hat Briefings」は、米国・ヨーロッパ・アジア(東京)の世界3箇所で開催 ・講師陣は世界トップレベルのセキュリティエキスパート ・実践に即した最新セキュリティ事情、攻撃・およびその対策情報の共有・発信 ・厳選された充実のハンズオントレーニング ・講演終了後にスピーカーと通訳付で直接話せる「スピーカーテーブル」付 ■ブリーフィングス(Briefings)について 2トラック同時進行で12の講義と1つの基調講演を予定。海外から世界トップクラスのセキュリティ専門家が来日し、コンピュータセキュリティに関する最新の技術トレンドや、新たに発見された脆弱性と保護対策技術が発表される。スピーカー申込(CallForPaper)は8月15日〆切。検討後に厳選トピックが発表される。 詳細: http://www.blackhat.com/html/bh-japan-07/bh-jp-07-jp-index.html ■トレーニング(Training)について 最近増加傾向にある内部者による個人情報等のデータ窃盗の証拠確保や捜査、巧妙化する詐欺やウイルスに利用されるマルウェアソフトに対抗する技術、導入シェアの高いシスコ製品への攻撃すなわちイントラネット攻撃に対する防衛技術、Webアプリケーションの脆弱性対策などについて学べるコースを用意。10月23日と24日の2日間修了で、全コースが同時進行する。参加費は各コースによって異なるため、詳細は各コース詳細を参照。 コース詳細: http://www.e-ticket.net/blackhat/2007/reg_menu.html あるいは http://www.blackhat.com/html/bh-japan-07/train-bh-jp-07-jp-index.html (更新中) <<トレーニングコースリスト>> 1) ライブワイアー・デジタル・フォレンジック "稼動中の" 企業のコンピュータを捜査するテクニックを学習するハンズオンコース 2) 米国国家安全保障局(NSA)INFOSECアセスメント方法論(IAM):レベル1 必須事項を満たす受講者に米国国家安全保障局(NSA)認定書が発行されるコース 3) Windowsのマルウェア検出と分析、リバースエンジニアリング 総合的マルウェア検出と分析、現実のウイルスサンプルを使ったリバースエンジニアリング技術のハンズオンコース 4) インフラへのAttacktecsとDefentecs:Ciscoネットワークの攻撃と防御 毎年USAで非常に人気の高いシスコの脆弱性とその対策、イントラネットへの攻撃と防御が学習できるハンズオンコース 5) Web Application (In)security Webアプリケーションとその "insecurity(危険な状態)" について、一般的に知られているものから新技術まで具体的に網羅するWebアプリのシステム導入を真剣に考えている方のためのハンズオンコース 6) Hacking by Numbers:Bootcamp Edition(ブートキャンプ版) 毎年USAでも非常に人気の高い、攻撃者の思考・技能・テクニックをメソッド+ハンズオン実習で学習する非常に実用的なコース 7)【セキュリティ脆弱性のためのソフトウェア・アナリシス】 本年USAですぐに完売した、バイナリー分析、リバースエンジニアリング、バグの調査結果を包括するC/C++を中心としたソフトウェアセキュア分析を学習するコース 【Black Hat とは】 Black Hat(ブラックハット、現CMP社デジタルセキュリティ部門)は、世界規模の企業や政府関連機関のセキュリティ専門家に高度な教育を提供しつづけているセキュリティシンクタンクである。Black Hatの使命の核はコンピュータアンダーグラウンドの優秀な頭脳とセキュリティ専門家をミックスさせることであった。それは世界トップレベルのセキュリティ技術者による最新のセキュリティ情報を提供し続けることで有名なカンファレンス『Black Hat Briefings』にいたる。特定企業に依存しないベンダー中立の立場から常に最新の脅威と対応策が議論される場所として機能している。 1997年より米国にて毎夏開催される『Black Hat USA』では、2006年の参加者数は4000人を超えた。毎春の『Black Hat Europe』、毎秋の『Black Hat Asia』も定着し、全世界でのセキュリティ情報の発信源となっている。Black Hat はカスタマイズトレーニングも提供している。Amazon.com社、マイクロソフト社、NSA(米国国家安全保障局)他との仕事経験を有す。 詳細: http://www.blackhat.com/ 【財団法人インターネット協会とは】 財団法人インターネット協会(IAjapan: Internet Association Japan)は、「日本インターネット協会」(1993年12月設立)と「電子ネットワーク協議会」(1992年10月発足)との統合により2001年7月に設立された公益法人で、インターネット関連組織と個人会員を保有している。インターネット関連技術の最新動向の情報提供や、セミナー開催や研究部会活動、IPv6普及促進活動、インターネット利用におけるルール&マナー集の作成、人材育成のための研修事業などを中心とする活動を行っている。 詳細: http://www.iajapan.org/ 【CMP Technology社 とは】 CMP Technology(CMPテクノロジー社、代表: Steve Weitzner、本拠地: 米国ニューヨーク州マナセット)は、信頼できる情報を提供するブランドとして多くの技術専門家からの信頼を得た、技術産業に役立つマーケティングサービスプロバイダーである。売り手と買い手が最も効率的に交流できるチャンスを提供している。CMPは、英国に本部を置く国際総合メディア企業である United Business Media(ユナイテッドビジネスメディア、http://www.unitedbusinessmedia.com)の B2Bメディア部門が国際的なビジネスメディア企業として展開している。 詳細: http://www.cmp.com/ 【協賛スポンサーの紹介】 製品購入決定権を持つ多くの企業のCTOやCIO、セキュリティ関連研究・開発者、ネットワーク/システム開発・管理者、政府系、IT系、金融系関係者が多数参加する『Black Hat Japan』では、協賛企業および団体を募集中。 現在決定している本年の協賛スポンサー企業・団体は以下の通り。(近日追加予定)
【本件の問い合わせ先】 Black Hat - CMP Media Japan Operation 担当者:篠田佳奈 TEL: 080-5081-3559 FAX: 020-4669-6973 Email: URL: http://japan.blackhat.com/ -*-*-*-
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