用語解説 

【bcc(ブラインド・カーボン・コピー)】
電子メールにおいて、通信相手に知らせずに第3者に同じ電子メールを送りたいときに使う機能をいう。“bcc”は、“blind carbon copy”の頭文字。電子メールを複数のユーザに送信する際“to”または“cc”(carbon copy)を用いるとメッセージのヘッダーにすべての受信者のアドレスが明記されるが、“bcc”に指定したアドレスに送られたことは、“to”や“cc”で指定した通信相手には知られない。

【cc(カーボン・コピー)】
電子メールにおいて、通信相手と第3者に同じ電子メールを送るときに使う機能をいう。“cc”は、“carbon copy”の頭文字。“cc”に指定した第3者のアドレスは、“to”で指定した通信相手に知られる。

【Cookie(クッキー)】
ホームページからそのページの閲覧者のブラウザに送られる電子ファイル。受け取ったクッキーは閲覧者のパソコンに保存され、次にそのページを閲覧すると、ホームページに自動的に送られる。この電子ファイルに閲覧者の情報(ユーザIDやパスワード等)をもたせることによって、閲覧者が入力しなくとも、ホームページは閲覧者の情報を把握することができる。検索サイト等でサービスが始まっている、閲覧者に応じた(パーソナライズされた)ホームページを作成することを可能にする。

【FAQ(よくある質問)】
同じ質問に繰り返し答える煩雑さを避けるため、よくある質問をあらかじめ用意したもの。

【HTML】
インターネットのホームページを記述するためのコンピュータ言語。これによってインターネット上の文書の体裁やページの見た目等をある程度整えることができる。

【HTML形式の電子メール】
HTMLを使って文書の体裁を整えた電子メール。相手のメールソフトがHTML形式の電子メールに対応していない場合、正確に表示できないことがある。

【MIDI(Musical Instruments Digital Interface)】
音楽のリズムや音程などの情報を、電子楽器やコンピューターの間で交換して、音楽を再生するために用いる規格の一つ。

【MP3(MPEG-1 Audio Layer3)】
MPEGは動画圧縮技術の国際標準規格の1つであり、その中のAudioを規定したパートに含まれる音声圧縮のための規格がMP3である。CDクオリティを実現しても1/10から1/12という高い圧縮率を得ることができる。再生した音声の品質が高いことから、音楽著作権の保護が問題になっている。

【アップロード】
電子ファイルをネットワークに接続するサーバに移動すること。ダウンロードの反意語。

【インターネット・プロバイダ】
インターネット上の通信を相互に中継する機能を提供することをサービスの内容とする企業や団体。

【署名】
電子メールの内容が本人の意思であることを認めるために、自分の名前やニックネームなどを本文の末尾に付け加えること。または付け加えた名前やニックネームそのものをいう。

【ダウンロード】
ネットワークに接続したサーバから、自分のコンピュータに電子ファイルを移動すること。アップロードの反意語。

【ファイルの添付方式】
テキスト形式以外のファイルを電子メールで送るための電子ファイルの変換形式。メールソフトが同じ添付方式を取り扱えないと正しく復元されない。

【フィルタリング・ソフト】
インタ-ネットを利用する際に、受信者が選択的に情報を受信できるようにするためのソフトウェア。本協議会では、現在フィルタリング・ソフトを無料で提供している。詳しくは、本協議会の「レイティング/フィルタリング情報ページ」参照。

【ホームページ】
文字や画像などをHTML言語で記述し、表示するインターネット上の仕組み。

【メールボックス】
電子メールを一時保管する場所。インターネット・プロバイダなどのサーバ上にあり、容量はインターネット・プロバイダなどの管理者によって決められている。利用者はこのサーバ上のメールボックスからメールをダウンロードして読むことになる。

【文字コード】
アルファベットや数字、記号、かな漢字をコンピュータが処理できるように表現したもの。

(以上)