IAjapan Net-Cast研究部会
「ホワイトスペース活用セミナー」

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 近年、ホワイトスペース(テレビ放送用電波などの未利用部分)の活用が注目されています。去る8月6日には、総務省は、検討チームにおいて、ホワイトスペースを活用したシステムやサービスについて、研究開発や実証実験を実施し、システムの実現に向けた制度化への反映やビジネス展開を促進するため、「ホワイトスペース特区」の設立が提言され、その先行モデルとして11案件が選定されたと発表しました。
 このような状況を受け、(財)インターネット協会 Net-Cast 研究部会では、ホワイトスペース活用をとりまく最新情報をお伝えすべく、セミナーを開催いたします。
 今回のセミナーでは、総務省、今回の特区先行モデルに選定された方、特区選定をめざす方にご講演をお願いしています。ホワイトスペースならびにホワイトスペース特区に興味をお持ちの方はぜひご参加ください。


shiryou 2010.9.27
※非公開データを含む資料については公開しません。
※講演時に使用した資料とは異なる場合がございます。


- 熊谷誠治氏 資料 pdf(240KB)
- 渡辺克也氏 資料 pdf(6,202KB)
- 菊田眞弘氏 資料 pdf(5,233KB)
- 仁位友範氏 資料 pdf(1,381KB)
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当日の様子

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日 時 :2010年9月24日(金) 13:00~17:00 (受付:12:45~)
会 場 :秋葉原コンベンションホール5階 5B

 〒101-0021 東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル
 http://www.akibahall.jp/data/access.html
 ・JR秋葉原駅 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 徒歩1分
 ・東京メトロ銀座線 末広町駅・・・・・ 徒歩3分
 ・東京メトロ日比谷線 秋葉原駅・・・ 徒歩4分
 ・つくばエクスプレス 秋葉原駅・・・・ 徒歩3分

主 催 :財団法人インターネット協会 Net-Cast研究部会
後 援 :総務省
定 員 :120名 (申込先着順、定員に達し次第締め切らせていただきます)
対象者 :IAjapan会員、および一般
参加費 :無料
プログラム :
13:00-13:10セミナー開催にあたって
Net-Cast研究部会長 熊谷誠治
(電通国際情報サービス 開発技術センター)

13:10-14:00基調講演
「ホワイトスペースの活用による新たな電波の有効利用の促進に向けて」

総務省総合通信基盤局 電波部電波政策課 課長 渡辺克也 氏

新たな電波利用システムやサービスが進展していく中で、地域コミュニティの情報発信手段などに電波を活用することにより、地域再生など諸問題の解決を図っていくことが期待されている。一方、電波は有限希少な資源であることから、これを国民の利便性向上につなげるためには、ホワイトスペースの活用など新たな電波の有効利用を促進することが必要であり、このような電波の有効利用によって、新たな産業と雇用を生み出す内需主導型の経済成長の実現にも寄与していくものと期待されている。
このような状況を踏まえ、新たな電波の利活用方策に向けた取り組み状況について概説する。


14:05-14:55講演1
「ホワイトスペースを利活用した《地下空間放送局構想》」
株式会社デジタルメディアプロ エグゼブティブプロデューサー 菊田眞弘 氏

地下は未だに電波(放送波)の届かない空間です。一度何かあった時の連絡手段として通信網は存在しますが、随道内は通信波も届いておりません。また、一度に何百人が通信によってアクセスした場合、通信網はダウンしてしまいます。より多くの人へ、最低限でも情報を伝える手段は、早急に整備する必要があります。 この地上と地下の情報伝達格差を無くしていくことを最大の使命として、ホワイトスペースを利活用した【地下空間放送局構想】を提案しました。


14:55-15:10休憩

15:10-16:00講演2
「赤坂サカス放送プロジェクト~街に笑顔を咲かす~」
株式会社TBSテレビ 技術局 担当局長 本間康文 氏

(株)TBSテレビの「赤坂サカス放送プロジェクト」は、7/31に総務省ホワイトスペース特区・先行モデルに決定した。これを受けて夏SACASのイベントである「赤坂ビッグバン」における取り組みについて報告する。TBSテレビが提案したエリアフルセグ放送の概念とその事例として、エリアワンセグ放送を行いながら、エリア12セグ放送で3D放送も放送した実証実験にについて報告し、今後の展開への考察を説明したい。


16:05-16:55講演3
「地方におけるエリアワンセグの活用と今後~サガテレビの挑戦~」
STSメデイアレップ(サガテレビ)  仁位友範 氏

サガテレビは、地元佐賀で開催されているイベントにおいて、平成20年度から”エリアワンセグ”の実証実験に取り組んでいます。
人口密度の低い地方において、どのような事業モデルが考えられるか?提供するコンテンツやサービスとそのターゲットを模索する中で、ビジネスとして成り立つか否か、その可能性を探っております。
これまでの活動事例をご紹介すると共に、その中で見えてきたものや反省点を踏まえて、これから取り組もうと考えている事業モデルについてお話しさせて頂きます。


16:55-17:00まとめ
財団法人インターネット協会 副理事長 高橋徹

※プログラムは予定ですので、変更となる可能性があります。

事前申込 :終了しました。

定員に達しましたので、事前申込を締め切りました。(2010.9.15)
当日に参加申込受付をおこなう予定はありません。
 

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