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Java 関連ニュース(98年10月分)
  「Java 関連ニュース」ページに掲載したもので、期日を過ぎたものを掲載しています。


10月17日

製品

■Sunが組み込み向けサーバー「Java Embedded Server」を出荷開始
米Sun Microsystems社は、組み込み機器分野向けのサーバソフト「Java Embedded Server1.0」を出荷開始したと発表した。PDAやスマートフォン、セットトップ・ボックスなどに組み込み、WWWサーバ機能やJavaプログラム・モジュールを実行/運用する機能を提供する。

■プレスリリース

製品

■JDK1.2対応のJava開発ツール「PowerJ 2.5」を出荷
アシストは、JDK(Java Development Kit)1.2のサポート、JFC (Java Foundation Class)/Swingコンポーネントの搭載および同梱のJDK(JDK1.1.6など) をバージョンアップしたRADツールの最新版「Powersoft PowerJ 2.5 Enterprise」の出荷を開始した。標準価格は298,000円。

■アシストのWebページ

動向

■IBMがSan Francisco Release1.3を発表
米IBM社は、San Franciscoフレームワークの最新版「Release1.3」を発表した。これは、Javaによる再利用可能なソフトウエア部品群で業務アプリケーション構築を支援するもの。従来のAIX版、Windows NT版、OS/400版に加え、Solaris、HP-UX、Siemens Reliant UNIXに対応する。出荷時期は年内。

■プレスリリース

動向

■米MetrowerksがCodeWarriorのLinux版を発表
米Metrowerks社は、同社の開発ツールであるCodeWarriorの次期版であるRelease5でLinux版を提供する意向を表明した。C/C++およびJavaの開発環境を備えており、ターゲットとなるプラットフォームはx86(PC)およびPowerPC(Macintosh)。Release5の出荷開始時期は1999年春を予定している。

■プレスリリース

動向

■米IBMがJavaベースのマルチメディア・ツール「HotMedia」発表
米IBM社は、アニメーションやオーディオ、ビデオなどのマルチメディア・コンテンツを作成し、軽量Javaアプレットで再生可能とする環境「HotMedia」と。HotMedia用のオーサリング・ツール「HotMedia Toolkitベータ版」(Windows版)を発表した。

■HotMediaのWebページ

動向

■SunとIBMが「Java MediaFramework 2.0」を共同開発
米Sun Microsystems社と米IBM社は、ニューヨークで開催されたInternet Worldにおいて、Java MediaFramework(JMF)の次期版JMF 2.0を共同開発すると発表した。JMFはビデオやオーディオといったストリーミング・メディアをJavaから扱えるようにするAPI。JMF2.0の仕様案は98年第4四半期に公開する予定。98年末には開発者向けEarly Access版を提供できる見込みという。

■JMFを含むJava Media APIのページ

動向

■HPがJava VM高速化技術「HotSpot」をライセンス
米Sun Microsystems社と米Hewlett-Packard社(HP)は、HPがSunの高速Java VM技術「HotSpot」をライセンスしたことを発表した。HP-UXの将来版にHotSpotを組み込むという。出荷時期は来年(1999年)初頭の予定。

■プレスリリース

動向

■リリース情報

・IBMから「JDK 1.1.7 for OS/2」のpreview版がリリース

・Servlet API version 2.1 のSpecificationが公開

・「Linux JDK1.1.6 v5」がリリース





10月03日

製品

■米ObjectSpaceがJini技術をサポートした製品を来年出荷
米ObjectSpace社は,同社のORB製品であるVoyagerでJavaベースの分散処理技術Jiniの仕様をサポートすると発表した。VoyagerはCORBAやDCOMをサポートするため,Jini技術とこれら既存技術の連携にも利用できるとしている。

■プレスリリース

製品

■米OracleがJava VMを組み込んだインターネット対応の「Oracle8i」を発表
米Oracle社が,Java仮想マシンを組み込み,インターネット対応を強化したRDBMS「Oracle8i」を披露した。現在ベータ・テスト中で,年末に出荷を始める予定。

■プレスリリース

動向

■米Object DesignのDBMS製品「ObjectStore PSE Pro」がPersonalJava仕様に合致
米Object Design社は,同社のDBMS製品「ObjectStore PSE Pro for Java 2.0」がPersonalJava仕様を満たしているとの認定を受けたと発表した。同社は,この製品が「最初のPersonalJava対応DBMS製品」であるとしている。

■プレスリリース

製品

■米dynamicsoctがJavaベースのVoice over IPサービス構築用ソフト「jVoIP」を発表
米dynamicsoft社はJavaベースのVoice over IP技術「jVoIPフレームワーク」を発表した。これは、IPネットワークを利用した音声/FAXサービスを構築するためのソフトウエア製品群。

■米dynamicsoft社

製品

■WebObjects 4.0がバージョンアップして分散型Javaアプリケーションをサポート
米Apple Computer社は,Webアプリケーション開発/展開のためのスイートの最新バージョンである「WebObjects 4.0」を10月初旬に発売すると発表した。バージョン4.0の主な新機能は,マルチスレッドアプリケーションおよび分散型Javaアプリケーションに対するサポート。またWebObjects Builderでのフレームのサポート, 視覚的なJavaのデバッグ機能など。WebObjects 4.0はWindows NT 4.0とMac OS X Serverで動作する。WebObjectsのアプリケーションはこれらのプラットフォームのほか,SunのSolaris 2.6およびHewlett-PackardのHP-UX 10.xでも展開できる。

■製品情報ページ

動向

■プリズムがJavaアプレットから帳票印刷する「フォームヘルパー JAVA Plug-in」をIBM総合フェアでデモ
プリズムは,Javaアプレットから利用できる帳票印刷ソフト「フォームヘルパー JAVAPlug-in」をIBM総合フェア'98に参考出展,デモを披露した。この98年11月には製品出荷を予定する。

■プレスリリース

動向

■米Mentor Graphicsと米Sun MicrosystemsがJavaOS for Consumers開発キットにXRAY Debuggerを標準添付
米Mentor Graphics社と米Sun Microsystems社は,Mentorの製品であるXRAY Debuggerを,SunのChorusOSおよびJavaOS for Consumersの開発キット組み入れると発表した。ChorusOSは,米Sunが買収した仏Chorus社が開発したリアルタイムOS。最小構成では10Kバイトとメモリー占有量が少ない。JavaOS for Consumersは,セットトップ・ボックスや家電機器などの用途を想定した組み込み用途向けJavaOSで,Chorusマイクロカーネルをベースとする。JavaOSfor Consumersの対象プロセッサはSPARCとPowerPC。

■プレスリリース
・米Mentor Graphics社


動向

■リリース情報
・MRJ での Swing1.1 beta2 + Mac L&F ea2 に関する解説
・The Java Tutorial が更新

・Jini無償公開のルールを定めた JTPL(Jini Technology Public License)のドラフトを公開

・SwingSoft Ltd が Swing 開発ツールSwingBuilder v1.0.1をリリース

・JServletExec 2.0 が JSP(JavaServer Pages), Apache, JDK1.2beta4, MRJ2.1 に対応


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