設立目的
新しいインターネット利用プラットホームとして注目を浴びる携帯情報デバイスについて、会員相互で研究を行い、情報を共有する。
概要
無線通信インフラの普及とともに、インターネットの利用プラットホームとして、PDAや携帯電話機器、ゲーム機などが使われはじめている。なかでも携帯電話を利用してのインターネット利用は爆発的な速度で利用者が増えている。
その一方で、インターネットの利用方法は従来の電子メールによる個人間の情報交換、Webによる公開情報の閲覧といったものから変化してきている。ECサイトの構築や企業間VPNのように、インターネットを既存のソフトウェアプラットホームや、通信インフラの代わりとして積極的に利用する機運が高まっている。
こうしたインターネットの利用方法の変化に際して、インターネットの仕組みを効率よく記述できるソフトウェアの仕組みとしてJavaが注目されている。Javaは大規模サーバでのミドルウェアとして、あるいは携帯デバイス向けの組み込み用途言語としても注目され、今後のITシステム構築の上では欠かせない技術となってきている。
携帯情報研究部会では、こうした背景をふまえて、携帯情報デバイスに必要な技術とそのソフトウェアとしてJavaを積極的に扱い、技術の革新と技術者の知識向上を目指したい。
活動内容
携帯情報部会では、以下のような活動を行い、(財)インターネット協会の活動を活発にしていく。この結果、インターネット利用ユーザや情報システム産業の発展に寄与したい。
- セミナーの開催
- 知識の普及と、技術開発促進のためセミナーを開催する。
- メーリングリストの設置
- 部会メンバー相互での情報交換のためにメーリングリストを開設する。
- Webサイトの設置
- 情報提供用にWebサイトを設置する。WebサイトではIAjapan各研究部会の活動とリンクして、セミナー情報、技術情報、技術者求人情報を提供していく。会員からの投稿も積極的に受け付けます。
- 他の研究部会との共同活動
- システム構築のために重要な Java 研究部会、セキュリティ保護について活動しているセキュリティ研究部会などと積極的に交流し、総括的にシステム構築と運用ができる技術の普及を目指す。
- 他団体との共同活動
- 同様の趣旨で活動する他団体と積極的に情報交換し、共同で活動を行いたい。
参加資格
IAjapanの会員または、共同して活動する団体の会員とする。
本部会の活動以外の活動、会員特典については所属する団体により異なる。
運営委員会
- 研究部会長
- 水越賢治 有限会社エムブイシステムズ
- 副研究部会長
- 樋口貴章 サン・マイクロシステムズ株式会社
- 運営委員
- 蛯原純 株式会社創夢
Stephen Pong 株式会社インターネット総合研究所
仙石浩明 株式会社ケイ・ラボラトリー
日比野 洋克 株式会社オレンジソフト
安田 直義 株式会社ディアイティ
|