「インターネットの安心安全な利用に役立つ手記コンクール」
受賞作品

①使いこなし部門

silver優秀 「緊急事態とインターネット」  韓国 ウナ


今年の冬休み、私は大阪のホテルでインターンシップに行ってきました。ホテルのフロントで働いた二ヶ月の間にホテルの従業員方々と仲良くなって韓国に戻っても無料アプリを使って連絡をとっています。
韓国と日本の連結してくれるアプリがあって一番よかったのは韓国に戻って一ヶ月たった今年の三月、朝8時ぐらい日本のホテルから無料アプリの電話がかかってきた時です。何か問題があったのか驚きながら電話にでました。

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電話の理由を聞くと、ほかのホテルで宿泊している韓国人が道に迷って、どこかわからないから見えたうちのホテルに入ってきたことでした。でも、おばあさんなので日本語も英語もできないし、外国で道に迷って自分のホテルの名前もわからない状況でした。そしてホテルの従業員たちも韓国語ができないので私に無料アプリで電話をしたというわけです。それで私はそのおばあさんに電話をしました。そのおばあさんは実は緊急事態だったのです。おばあさんは驚いて話ができなかったのですが私は"韓国語で話してくれたら私がホテルの人たちに通訳します。安心してゆっくり話してください。"といいました。おばあさんは安心して自分の状況について話しました。「何か買いたいなと思って急にホテルを出ましたが、ドラックストアで買い物して出たら、ホテルの場所を忘れてしまってこわい」というのです。さらに「私は団体観光できましたが、今日11時の飛行機なので9時までホテルに戻らないと一人で韓国行けません。早くお願いします」というのです。

私はおばあさんにホテルの周りに何があったか、ホテルの特徴について聞きました。ホテルは高い建物で一階にマーケットがありそうでした。聞いた内容をホテルの従業員に通訳して教えてあげました。ホテルの従業員は近くにあるホテルに電話をしながら聞いた情報でインターネットを使っておばあさんのホテル探しが始まりました。時間が経つにつれて緊張が走りました。飛行機の時間が迫ってきていました。おばあさんも"どうしよう、どうしよう。"ずっと言いました。その時「あった!」という声が電話の先からひびきました。インターネットで探したホテルの情報でおばさんが宿泊したホテルに電話をかけておばあさんは自分のホテルに戻ることができました。おばあさんも、ホテルの従業員たちも皆"ありがとうございました。助かりました。"と言いました。役に立てて私も嬉しいですと言って、電話を切った時、従業員さんから無料アプリでもう一度"ありがとうございます。"の連絡が来たとき、本当に嬉しかったです。

韓国でもラインやインターネットを使って簡単に日本にいる韓国の観光人を助ける方法があってよかったと思いました。もし韓国と日本を連結してくれるアプリやインターネットがなかったらそのおばさんは韓国に戻られなかったかもしれません。このぐらいインターネットがない現在の世界は想像できないし、日本の友達と連絡するのも難しいでしょう。このように便利なインターネットやアプリを今後もいい方法で使おうと思っています。

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