フィルタリングソフトウェア(SFS)のみを使う場合
- SFSだけを使って有害情報をフィルタリングする場合、SFSはプロキシーサーバのように振舞います。ブラウザのプロキシー設定を「SFS」に行っておきます。具体的には、SFSをインストールしたPCのIPアドレスとポートをブラウザのプロキシー設定に行います。
- ブラウザの利用者がインターネットを利用する際は、利用者がSFSを意識する必要はなく、ブラウザが自動的にSFSを経由し、SFSがインターネットにアクセスし、インターネット上のWebページ情報を引き取ってきます。ここで有害情報をフィルタリングするのです。
- SFSには、PICSというインターネット上のWebページ(URL)毎の格付け(レイティング)情報を取得する口がありますが、この例では、ラベルビューロを使っていませんから、PICSの口は使いません。
- 従って、この例で利用可能なフィルタリング方式は、SFSに備わっているフィルタリング機能である以下の機能となります。PICSのラベルビューロを使った格付け(レイティング)ラベルを使えませんから、当協会が提供する数十万件のラベルは使えません。
- 【キーワードフィルタリング】
- 【URLフィルタリング】
- 【管理者ラベルによるフィルタリング】
- 【Webページにセルフレイティングされたラベルによるフィルタリング】
- SFSは、ブラウザが動作する同じPCにインストールすることもできますし、他のPCにインストールすることもできます。同じPCにインストールする場合は、稼働環境に示すように十分なメモリなどが必要です。
- なお、ブラウザからインターネットへ直接接続する口がありますが、ブラウザにプロキシー設定を行うと、インターネットへの直接接続は行われません。
- また、プロキシーサーバにも、更に上位のプロキシーサーバへ接続する口がありますが、この例では、上位プロキシーは使っていません。