PICS対応ブラウザとラベルビューロ(LB)を使う場合
- PICS対応のブラウザは、SFSを使うことなく、LBにアクセスすることができます。
- PICS対応のブラウザには、マイクロソフト社のInternet Explorer4と同5.5などがあります。具体的には、Internet Explorerにあるコンテンツアドバイザという機能になります。
- なお、2002年7月現在、Internet Explorer6のコンテンツアドバイザには、PICSラベルビューロへの不具合があることが分かっており、コンテンツアドバイザを使う場合は、Internet Explorer5.5をインストールする必要がありますので注意が必要です。なお、この件に関する質問などはマイクロソフト社へお願いします。
- PICS対応のブラウザには、予めLBにアクセスするための設定を行う必要があります。Internet Explorerではコンテンツアドバイザに当協会が提供するSafetyOnline2の定義ファイル(RATファイル)を組み込み、フィルタリングするレベルの設定などを行っておきます。
- ブラウザの利用者がインターネットを利用する際は、ブラウザがLBからラベルを入手するとともに、インターネットにアクセスし、インターネット上のWebページ情報を引き取ってきます。ここで有害情報をフィルタリングします。
- LBは、ブラウザが動作する同じPCにインストールすることもできますし、他のPCにインストールすることもできます。また、当協会がサービスしているラベルビューロサービスを使うこともできます(但し、ダイアルアップ環境で使っている利用者に限ります)。同じPCにインストールする場合は、稼働環境に示すように十分なメモリなどが必要です。
- 大規模なシステムにおいて、LBだけをダウンロードして、全てのブラウザ(PC)をInternet Explorerのコンテンツアドバイザから使う、という方法もあります。但し、この場合は、全てのInternet Explorerにコンテンツアドバイザの設定が必要ですし、また、NetscapeやMozillaなどのブラウザから使う利用者がいるような場合はフィルタリングできませんので注意が必要です。
- なお、ブラウザから、プロキシーサーバへ接続する口がありますが、この例では、上位プロキシーは使っていません。もちろん、上位プロキシーの設定を行うことで上位プロキシーを使うこともできます。