- ここではフィルタリングシステム(SFS)のオプションモジュールである、SSL対応モジュールとリダイレクタについて説明します。
- SSL対応モジュールは、SFSと同じマシンにインストールして使います。SFSはHTTPとFTPのプロトコルをサポートしていますが、SFSがサポートしていない「https://〜」といったWebページを閲覧するためのセキュリティ通信(SSL)をSSL対応モジュールを組み込むことにより、サポートします。このSSLモジュールを使わない場合は、Webブラウザのプロキシー設定で、セキュリティ通信(https/SSL)はSFSを介さないように上位プロキシー(あるいは設定なし)を設定する方法となります。SSLモジュールはSFSと同じマシン稼働環境、OSにて動作します。
- リダイレクタは、フィルタリングすべきWebブラウザのマシンにインストールして使います。例えば、学校などで使う場合、本来ならばブロックされるべきWebページを閲覧したいために生徒が故意に、SFSを使わないようWebブラウザのプロキシー設定を変更することを阻止するためのものです。リダイレクタはWebブラウザからのネットワーク通信を「Webブラウザのプロキシー設定に関係なく」すべてSFSに曲げることができます。なお、リダイレクタの稼働環境はWindows版のみです。