2009年3月4日 

財団法人インターネット協会 


「フィルタリング普及キャンペーン」の実施

~フィルタリングで有害情報をシャットアウト~


 財団法人インターネット協会は、子どもたちに安全、安心してインターネットを使ってほしいと願った民間団体が集まり、政府と協力し、3月6日(金)から4月6日(月)まで、フィルタリング普及のためのキャンペーンを実施いたします。

 これまで財団法人インターネット協会では、インターネット上の違法・有害情報から青少年を守る有効な対策の一つである「フィルタリング(※1)」の普及啓発や「フィルタリング普及啓発アクションプラン(※2)」の策定、「レイティング/フィルタリング連絡協議会研究会(※3)」の開催など青少年のインターネット利用における安心・安全な環境を実現するための活動を行っています。
 現在「レイティング/フィルタリング連絡協議会研究会(※3)」では、「青少年の安全なインターネット利用環境の整備を目指して関係者に望まれる取組みについて~書き込み可能なCGMサイト増加への対応~(中間とりまとめ)」の策定を進めているところです。

 平成20年6月に「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」が成立し、平成21年4月1日から施行されます。この法律は、保護者や、インターネット関係事業者、その他関係者が協力して、子どもたちを有害情報から守る取組を求めています。
 法律の施行にのぞみ、今回のキャンペーンでは法律の周知とあわせ、フィルタリングの利用率を高めることにより、子どもたちを守る取組の促進を目的として、昨年の経済産業省主催のフィルタリング普及啓発キャンペーンを拡大する形で、経済産業省を含め内閣府や総務省等の行政機関、フィルタリングソフトベンダーやパソコンメーカー、携帯電話キャリア等の民間団体の窓口を財団法人インターネット協会がつとめ、官民が一体となってキャンペーンを実施いたします。



キャンペーンの内容

3月6日(金)の石丸電気秋葉原本店におけるキックオフイベントを始めに、3月7日(土)及び8日(日)には家電販売店の主要店舗(全国8店舗)においてリーフレット等の配布やデモ展示等のキャンペーン活動を行うとともに、4月6日(月)までの間、全国の家電販売店及び携帯電話販売店などにおいてリーフレットやポスター等を設置します。詳細は、以下のURLをご覧下さい。

フィルタリング普及キャンペーン ホームページ
http://www.iajapan.org/filtering/event2009/



※1 インターネット上の青少年にとって有害なウェブ情報へのアクセスを制限することができる技術的手段で、有害サイトブロック、ウェブフィルタリング、有害サイトアクセス制限サービスなどとも呼ばれます。
※2 6団体において、家庭でのフィルタリングの認知率・利用率向上を目標とする自発的な取り組みを行っております。
※3 フィルタリング等によりインターネット上のコンテンツを選択するための分類・格付け基準について議論を行っております。




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