Subject: [HOTLINENEWS 112]
インターネットホットライン連絡協議会メールマガジン56号(2010年3月号)
2010年4月7日発行


桜が満開の季節を迎えまして、ようやく新年度となりました。
年度末は非常に立て込んでいましたため、配信が遅れて恐縮です。
今回も合併号(2〜3月)となり、あいかわらず長文でごめんなさい。
なお、4月号は近いうちに配信を予定しております。


▼ホットラインに寄せられた相談件数

2010年1月 73件
http://www.iajapan.org/hotline/data/data.html

・クリック詐欺(ワンクリウェア含む)の相談が再び増加傾向
・アダルトサイトに電話番号を入力し、電話認証されたら高額料金が請求された
・タレントのマネージャーを名乗る人からメールが届き
 やりとりをしていたら有料出会い系サイトに登録させられた
・「現金十万or豪華賞品が当りました」というメールが来たが信じていいのか
・オークションにて、当方が出品している画像を盗用して出品されました
 過去にも同様の行為をされたことがあり、指摘しても削除してくれない
・5年ほど前に、チャットで親しくなった人に自宅の電話番号を教えてしまいました
 悪用されたり、自宅を調べられないか心配である
・ネットで知り合った男性に録画しないという約束でウェブカメラで裸を見せる
 よう求められました。
 応じたのですが、後日録画データがあり本人からそれを見せられるという嫌が
 らせにあいました。告訴することは可能でしょうか?
・占いのメール鑑定に登録したところ「あなたの運気が悪い」などと1日30件
 メールが届く。
 退会依頼をしているのに、お金を払わせようと必死なメールで困る。
・オンラインゲームサイトにて、サービスの内容や、それに係る費用の掲示が一
 切ありません。
 この有料サービスの内容や価格を知る為には、会員登録(登録料は無料)をし
 なければならないようですが、会員登録という契約をしなければサービス内容
 や価格が分からないというのは、法的に問題はないのでしょうか。

2010年2月 78件
http://www.iajapan.org/hotline/data/data.html

・架空請求の相談が増加
・無料ゲームやアプリ、小説パスを取得などダウンロードした際に、
 勝手に出会い系に登録され、後払い購入と料金を請求された
・アダルト音声番組サイトから、着信があったからと料金請求電話があった
 覚えがないので無視していたが何度も電話があり数十万請求された
・自分が運営する掲示板に「あなたになりすまして、写真を掲載したり、
 家族や友人の悪口を書きまくっている人がいる」と書き込まれました。
 書かれているというサイトの会員になったものの、探し当てられません。
・オークションに出品中、米国在住の方より出品していない携帯電話を
 売って欲しいともちかけられた。アフリカ某国に送って欲しいといわれたが
 入金さえ確認できれば取引をしていいものか。
・オンラインゲームサイトで誹謗中傷にあっている、
 相手は規約違反行為をしているのに運営会社はなにも対処してくれない。
・動画を簡単にストリーミングできるソフトを購入したが、
 まったく作動せず、サポートに問い合せてもメールを受け付けたという
 自動返信メールしかかえってこない、どうしたらいのか。
・有料サイトから四ヶ月分の請求が届いたが、160万円だった。
 確かに利用したが、サイトを確認すると月額定額制なので
 なぜこのような高額になったのかわからない。現在海外在住で
 手続きなどもどうしたらよいのかわからず困っている。


▼最近よくある相談

2010年1月20日公表:消費者庁からのお知らせ
「無料」を強調しながらも有料期間に自動移行する宅配ビデオレンタルのトラブル(PDF)
http://www.caa.go.jp/adjustments/pdf/100120adjustments_1.pdf


▼相談より:大人の相談

金銭トラブルや個人情報トラブルが多くありました。

(相談 2010年1月 会社員・女性)
仕事斡旋しますというので、派遣会社と思い、登録無料だということで、氏名、携帯
番号、住所、生年月日を記入して登録しました。数分後に電話がかかってきて、仕事
内容について説明を受けました。その会社が指定する馬券を買って、賞金から30%
をジニアスが受け取るというシステムだそうです。
私は純粋に派遣労働だと思ったので、そういうお仕事は嫌なのでお断りしますと言い
ました。そうしたら登録料に1000円払えと請求されました。もちろん断りました。
登録画面にもお金がかかるとは書いてませんでしたし、事前説明もありませんでした。
何を言われても断固拒否しますが、心配なのは生年月日や住所や名前が悪用されない
かということです。

(相談 2010年1月 年齢不明)
「パニック障害を克服するマニュアル」という本を約8000円で買いました。
サイトには「私はカウンセラーで、パニック障害の経験者。マニュアルを読んで3か月
たっても効果がない場合は返金するので、お気軽にお申し付けください」と書かれて
いたので、再度メールで確認したところ、すぐに丁寧な返答があったので購入しまし
た。ところが全然効果がないので3ヶ月後にメールしたところ返事がなく、電話をか
けてもつながりません。サイトは1月14日に更新されていて、私が買うとき(昨年9月)
には「特別価格あと3冊」と書かれていたのに、いまだに「あと14冊」と書かれてい
ます。

(相談 2010年2月 年齢不明)
↓これと同じ被害にあっています。
2009年10月中旬頃、 連続して同じサイトのネットショップに関する相談がありま
した。
利用規約の確認と個人情報の安易な登録には、くれぐれもご注意下さい。
【ネットショップの無料会員登録】New!
 『会員登録したら、服を1点プレゼント』に引かれて、規約等の確認もせず、 無料
の登録ししまいました。(その際、クレジットカード番号記載も必須)ところが、後日
・・月額980円の会員費請求があり、クレジットで引き落とされる事となりました。
慌てて規約を読みますと、月額980円を最低6ケ月間は解約できませんとありました。
約束のメルマガも届きませんし、解約メールを送っても返事はないし、事務所しレン
タルオフィスの様でした。こちらのショップでは服を売っている風にみせかけていま
すが、商品の写真が並んでいるだけで代金もサイズも表示がなく実態のないサイトと
思われます。いつまで続くか分からないカード支払いの会費を止めたいのですが、ど
うしたらイイですか?ちなみに、洋服1点プレゼントの洋服は登録後3週間程してから、
ゴミの様なものが届きました。

(相談 2010年2月 年齢不明)
ある皮膚科のサイトを見つけ掲示板に相談事を書き込む事が出来たので、病院のサイ
トでもあるし安心して本名をフルネームを書き、住まいの県まで書いてしまいました。
ところが、サイト内で私の名前とメールアドレスや個人情報が流れてます。病院に電
話で問い合わせると、そんなサイトは開いてないと言われ、削除使用にも削除keyを
入れてなかった為消せません。私だけではなく沢山の方の名前やメルアドも流出して
ます。どうしたら削除出来るのか分かりません。

(相談 2010年3月 年齢不明)
ホットメールアドレスとパスワードが盗まれ、知恵袋にプライバシーを侵害するよう
な書き込みをされました。どの市に住んでいるとか夫の年収など書かれました。どう
しても犯人を検挙したいのですが、犯人を特定できる方法を探しています。


▼相談より:子どもの相談

懸賞、ゲーム、BBS、日記、ブログ、プロフ、チャット、でのトラブルです。
最後の相談例のみ回答を追記しました。

(相談 2010年1月 中学2年女子)
前の携帯の時に日記を作っていたのですが・・・・
前の携帯が、解約になって、消せなくなってしまって消すには、キーワードを入れな
いと消せないのですが忘れてしまって、消してくれるようにと頼んだのですが、消え
てなくって・・・なので 消す方法を教えていただけませんか?

(相談 2010年1月 年齢不明)
懸賞に応募した記憶がないにもかかわらず、下記のメールが会社のメアドに送られて
きました。「懸賞金200万円に当選しました。懸賞金を受け取るために1ポイント
10円のポイントを1000ポイント程度購入しないと現金書留または口座振込みを
するための個人情報を送ることができません。迅速に懸賞金を送るためにポイントを
取得してください」と言う内容のメールを繰り返し送ってきました。

(相談 2010年年2月 年齢不明)
オンラインゲーム上での倉庫内に置いてあった高価な武器(リアルマネーで20万)
位の価値のあるものを持ち逃げされました。持ち逃げした相手は分かってます返すよ
うに要求した所言い訳ばっかりで話にならずに、先週の土曜日まで待つ約束でその持
ち逃げした相手からの連絡を携帯メールで待ってましたが連絡なく日曜日に再度こち
らから連絡したら逆ギレされて遮断されて話しにもならない状態です。絶対許せませ
ん!それがないとゲームも出来ないし!相手とのログ残って保存してます!
こういった場合どうしたらいいのでしょうか?一応運営にも連絡しております。

(相談 2010年年2月 17歳・高校生女子)
昨日、私があるサイトで作ったBBSに「あるコミュニティサイトになりすましている
奴がいる」と書き込みがありました。そのなりすましている人は「○○○」というら
しいのですが、検索には出てこないようにしてあるとも書き込まれていました。さら
に私の写真を貼り、家族や友達、の悪口を書いてやりたい放題とも書いてありました。
もし本当に個人情報が流出してしまっているとしたら、その「○○○」さんを止めて
ください。

(相談 2010年年3月 大学1年(19歳)女子)
わたしはブログをやっていてその中である男性(30歳)からコメントを頂き、少し仲良
くなりました。しかし、会おうと言われたので断ったら「ブログの写真を周辺やネット
で晒して、お前の場所を特定させる」や「見つけたら犯してやる」など毎日何回も脅迫
されます。同じ東京住みということや、自己責任ですが自身を特定される可能性のある
写真を一時掲載していたために凄く不安です。まず、晒されないようにして何か良い解
決策はないでしょうか

(相談 2010年年3月 年齢不明)
プロフをやっているのですが、IDとパスワードを誰かに乗っとられて身に覚えのない
ことを書かれています。サイト管理者には連絡したのですが削除してくれません。

(相談 2010年年3月 年齢不明)
ゲーム専用サイトで、ゲーム内の架空通貨を獲得する為に有料サイトに課金登録を必
然とし、ゲーム内でユーザー側に説明なく架空通貨消費に誘導し、間接的に有料課金
サイトに登録を促す行為で多数のユーザー不満が出てますが運営側からサイト内での
説明がない事でこの被害がでてます。
運営利益をえる為と思える行為で、無料ゲームと言ってるのは違法ではありませんか?

(相談 2010年年3月 14才女性)
さっき、チャットをしていて、女の子と仲良くなって、電話がしたいと言っていたか
ら、軽い気持ちで電話番号を教えてあげました。そして、どこ住みかも聞かれて、県
と市と学校名を教えてしまいました。後から、男だったことがわかり、今はとっても
不安です住所は特定されませんか。
(回答)
携帯電話番号を教えただけでは、住所が特定されることは難しいと思います。その場
合には、携帯番号と電子メールアドレスを変更されることをおすすめいたします。
これ以上のあなたに関する情報や写真など、相手が求めてきても絶対に教えてはいけ
ません。不安であるならば、今後は相手とのやりとりを一切やめるとよいでしょう。
それでも不安な場合は、下記の電話相談などをご利用されてはいかがでしょうか。
NPO法人チャイルドライン支援センター
18歳までの子ども専用電話」「チャイルドライン」
http://www.childline.or.jp/
0120-99-7777 月〜土 16時〜19時
各都道府県警察にも少年相談窓口がございますので、お住まいの都道府県を教えてい
ただければ連絡先をご紹介いたします。
ネットは便利で楽しいものですが、今後は見知らぬ相手に対して、安易に個人情報を
伝えることは避けてください。今回の経験を教訓にして、今後は楽しくネットライフ
をお送りください。あなたは、18歳未満ですので、親権者(保護者)に事態の報告や
ご相談して下さい。


▼インターネット協会の名前に似た協会について

・インターネットビジネス協会について
1月末に情報がよせられた「インターネットビジネス協会」からの情報教材売り込み
メールですが、2/24にも情報提供がありました。
http://www.iajapan.org/hotline/chuui200409.html

・インターネットセキュリティ協会について
(2/8の情報より)
内容:無料アプリゲームをダウンロードするためにメールを送ると出会い系サイトへ
と勝手に登録されてしまいました。
どんなサイトか分からなかったのでいろいろ試していると、いきなりポイントがゼロ
となり、突然後払い購入と出てきたので、支払いに応じました。その後もメールが続
けて届き、サイト処理が必要とのことで誘導されたサイトを閲覧するとまた後払い発
生しましたと料金請求されました。支払わなければなりませんか?そこに「インター
ネットセキュリティ協会」と記載されていましたが、正式サイトですか?
http://www.iajapan.org/hotline/consult/caution-isa.html


▼ホットラインセンター情報

・統計情報
http://www.internethotline.jp/statistics/
11月 11,253  件
12月   9,512  件

・2010年3月31日 プレスリリース
http://www.iajapan.org/hotline/center/20100331public.html
ホットライン運用ガイドライン検討協議会では、平成21年度のホットライン運用ガ
イドラインの運用状況等を踏まえて取りまとめた「ホットライン運用ガイドライン改
訂案」の改訂内容につき、広く意見の募集を行ったところ、50件の意見が寄せられ
ました。4月1日からその運用を開始しています。

・2009年中の「インターネット・ホットラインセンター」の運用状況について
違法情報・有害情報に該当すると判断した件数は年々増加し、平成21年中の合計は
33,968件(前年比+13,635件、+67.1%)。
2010年3 月18 日 警察庁の発表
http://www.npa.go.jp/cyber/statics/h21/pdf55.pdf
2010年3 月29日 インターネット・ホットラインセンターの発表
http://www.internethotline.jp/statistics/2008.pdf

警察庁発表に関するマスコミ記事
・2010.3.18(asahi.com)
わいせつ・ポルノ…サイトの違法情報、過去最多 09年
http://www.asahi.com/digital/internet/TKY201003180180.html
・2010.3.18(MSN Sankei News)
悪質サイト管理者取り締まりへ ネットの違法情報95%増で警察庁 2万7 千件超、削除拒否も
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100318/crm1003181046005-n1.htm
・2010.3.18(INTERNET Wacth)
ネット上の違法情報が倍増、わいせつ物や児童ポルノ公然陳列など
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100318_355421.html
・2010年3月18日(読売新聞)
ネットの違法・有害情報が最多…警察庁、摘発強化
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20100318-OYT8T00777.htm
・2010年3月18日(読売新聞)
「自殺手助け」「殺人請負」…サイト摘発に難しさ
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100318-OYT1T00704.htm
・2010.3.18(MSN Sankei News)
悪質サイト管理者、未削除は10業者に集中 警察庁、摘発へ「強い決意」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100318/crm1003181052006-n1.htm


▼ネット事件簿(5件)

・2010年2月9日
Shareで入手のアニメを無断上映、ネットカフェ店長を逮捕
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100209_347998.html

千葉県警生活経済課サイバー犯罪対策室と市川署は9日、権利者に無許諾でアニメー
ションを上映していたとして、1月26日に家宅捜索を受けていたインターネットカフ
ェ「まんがランド本八幡店」の店長男性(37歳)を著作権法違反(上映権の侵害)の
疑いで逮捕。同日、コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が明らかにした。
 ACCSによれば、男性はファイル共有ソフト「Share」「Perfect Dark」などで入手
したアニメ3作品を店内のサーバーから利用者が閲覧できる状態にし、著作権を侵害
した疑いが持たれている。家宅捜索時の容疑は、「機動戦士ガンダム 」「メジャー
MAJOR・第1シリーズ」「ドラゴンボール」のそれぞれ第1話を、1月13日〜15日頃
までの間3回にわたり、客2人に対してPCを通じて上映したというもの。2009年12月
に千葉県警に対して情報提供があり、市川署員が事実を確認した上で、ACCSを通じて
著作権者に連絡された。

・2010年1月11日
フィッシング詐欺グループを逮捕、約2700人分の情報を不正入手
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100111/crm1001110314001-n1.htm

 インターネットを使ってだまし取ったクレジットカード情報で家電量販店から現金
12万7000円分の電化商品をだまし取ったとして、静岡県警御殿場署は10日から11日
未明にかけ、詐欺の疑いで、詐欺グループの主犯格で東京都世田谷区上用賀、不動産会
社員、容疑者(32)と、31〜35歳の無職の男4人を逮捕した。
 同署によると、容疑者らの犯行とみられる被害が全国47都道府県で計370件確認され
ており、被害総額は計約3500万円に上る見通し。
 同署の調べに対し、容疑者は「知らない」などと容疑を否認しているが、他の4人は
「容疑者に言われて(クレジットカードの情報を聞き出す)フィッシングメールを送っ
た」「時給1000円で、給料をもらってやっていた」などと容疑を認めているという。

・2010年2月3日
女子中学生に裸画像送らせる 学校に送信も 児童ポルノ容疑で会社員逮捕
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100203/crm1002031955034-n1.htm

 女子中学生の裸の画像を保存するなどしていたとして、神奈川県警少年捜査課と厚
木署は3日、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童ポルノ製造)容疑で、東京都府
中市清水が丘、会社員、容疑者(35)を逮捕した。県警の調べによると、容疑者は
「10人ぐらいの女の子に画像を送ってもらった。若い女の子の裸が好きだった」と
供述しているという。
 県警の調べによると、容疑者は携帯電話のサイトで知り合った中学2年の女子生徒
(14)に、裸の画像を送るよう要求。昨年9月8日、女子生徒に裸の画像4枚を携
帯電話に送信させて保存した疑いが持たれている。
 県警によると、容疑者はその後も女子生徒に画像の送信を求めたが無視されると、
女子生徒が通う中学校のメールアドレスに、サイトの管理人を装い、女子生徒の裸画
像を送りつけ、「お宅の生徒が援助(交際)を求めている。注意してもやめない」と
“警告”していた。同校が厚木署に届け出た。

・2010年2月12日
http://www.asahi.com/digital/internet/NGY201002120003.html

恋人の男性が行方不明。情報ください――。140字以内の「つぶやき」をインター
ネットで発信する「ツイッター」で先月、こんな「捜索願」が駆けめぐった。家族か
ら本物の捜索願が出された地元の警察署には、つぶやきを見たユーザーから真偽を確
かめる電話が昼夜を問わず殺到。「恋人」は無事に見つかったが、署の幹部は「業務
妨害になりかねない」と、新しいネットサービスが引き起こした騒動に困惑している。

・2010年3月22日
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100322/crm1003222009016-n1.htm

 長崎市教育委員会は22日、市立江平中学校の男性校長(51)の自宅パソコンから、
同校の全校生徒と平成18〜20年度の卒業生計約200人の氏名や住所、電話番号な
どの個人情報がインターネットに流出した可能性があると発表した。情報を悪用した被
害は現時点では確認されていない。
 市教委によると22日、生徒らの個人情報が流出しているという書き込みがネットの
掲示板にあることが分かった。市教委が校長に問い合わせたところ、ファイル共有ソフ
トを使用してソフトをダウンロードした際、ウイルスに感染。ウイルスにより情報が流
出した可能性が高いことを認めた。
 市教委は個人情報を紙の資料や電子データで校外に持ち出さないよう指導していたが、
校長はUSBメモリーに入れて持ち帰り、自宅でも仕事をしていたという。


▼警察庁からのお知らせ

1)2010年2月18日 警察庁
平成21年中のいわゆる出会い系サイトに関係した事件の検挙状況について(PDF)
http://www.npa.go.jp/cyber/statics/h21/pdf52.pdf

警察庁は18日、2009年における出会い系サイトに関係した事件の検挙状況を発表し
た。出会い系サイトを通じて犯罪被害に遭った児童(18歳未満)は453人で、前年の
724人から37.4%減少した。被害児童の99.3%は、携帯電話を使用してアクセスして
いた。
 出会い系サイトを介した被害児童が減少した一方で、プロフィール紹介サイトなど、
出会い系ではないコミュニティサイトの利用が発端となった犯罪被害に遭った児童は
1136人に上り、前年と比べて344人(43.4%)増えた。
 非出会い系サイトに関係した事件の検挙状況としては、青少年保護育成条例違反が
803件と最も多く、以下は児童買春・児童ポルノ法違反が463件(児童買春297件、児
童ポルノ166件)、児童福祉法違反が59件と続いた。
 なお、出会い系サイトに関係した事件として警察が把握した件数は1203件で、前年
比で24.4%減。罪名の内訳で最も多かったのは、児童買春・児童ポルノ法違反の398
件(児童買春358件、児童ポルノ40件)で、全体の37.7%を占めた。
 また、出会い系サイト規正法違反は353件(禁止誘引348件、届出義務4件、名義貸
し1件)。禁止誘引は前年から19件減少したが、児童による誘引は222件で前年から
103件増えた。

参考記事:インプレス
非出会い系サイトの被害児童が4割増、警察庁が2009年まとめ
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100218_349738.html


2)2010年3月4日 警察庁
平成21年中のサイバー犯罪の検挙状況等について(PDF)
http://www.npa.go.jp/cyber/statics/h21/pdf54.pdf

 警察庁は4日、2009年におけるサイバー犯罪(情報技術を利用する犯罪)の検挙状
況などについての統計を公表した。検挙件数は6690件で、前年から5.8%(369件)
増加した。
内訳は、「不正アクセス禁止法違反」が2534件(前年比45.6%増)、電子計算機
使用詐欺などの「コンピュータ・電磁的記録対象犯罪」が195件(同21.1%減)、
オークション利用詐欺や児童買春・児童ポルノ禁止法違反、出会い系サイト規制法違
反、著作権法違反などの「ネットワーク利用犯罪」が3961件(同8.6%減)。
オークション利用詐欺は、前年の1140件から522件へと54.2%減少している。大手
事業者が警察の要請を受け、エスクローサービスなどを導入したことが効を奏したと
している。
ただし、2009年には「不正アクセス禁止法違反」に含まれるオークションがらみの
大きな事件があり、「Yahoo!オークション詐欺・イーバンク銀行不正送金事件」とし
て検挙したものが上半期だけで1813件あったことがすでに警察庁から発表されている。
 都道府県警察で2009年に受理したサイバー犯罪などに関する相談件数は、8万3739
件(前年比2.1%増)だった。内訳を見ると、架空請求メールに関する相談(2万5856
件、同17.4%増)、迷惑メールに関する相談(6538件、同8.3%増)の増加が目立つ
一方、インターネットオークションに関する相談(7859件、同12.6%減)は減少して
いる。
警察庁では今後、取り締まりの強化を図るとしており、例えば違法情報対策については、
違法情報の投稿者だけでなく、違法情報の投稿・書き込みを認識しながらそのまま放置
しているサイト管理者の刑事責任の追及も視野に入れた捜査を行う。また、国民や事業
者に対しても注意を喚起し、サイバー犯罪に強い社会づくりを目指すとしている。

参考記事:インプレス
2009年のサイバー犯罪は6690件、オークション利用詐欺は半減
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100304_352649.html


▼モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)からのお知らせ

・第23回認定サイト
マンガ★ゲット
http://mang.jp/

2010年3月31日現在 37サイト

コミュニティサイト運用管理体制認定制度
2009年度第3四半期までの認定サイトの運用管理体制状況に関するご報告
http://www.ema.or.jp/press/2010/0329_01.html
【要旨】
・2009年12月31日までに44サイトに対して認定を付与し、認定サイト
   全体の総会員数は約8,192万人、1日当たり*2の総投稿数は約5,309万
   件でした。
・認定サイト全体では1,316名のサイトパトロール最高責任者・主任
   者・担当者が運用管理に従事し、ユーザー投稿に対して1日当たり*2
   55,191件の対応(不適切投稿の削除、注意・警告、サイトの一時利
   用停止等)を行いました。
・認定サイトに設置されている啓発・教育プログラムコンテンツ*3の
   総閲覧数は約266万回でした。
・認定サイトに設置されている通報窓口を通し、ユーザーからEMAに寄
   せられた情報は3,822件でした。
(以下続く)


▼魔法のiらんどからのお知らせ

2010年4月1日 プレスリリース
http://ipolice.jp/20100401kanshi.pdf
健全なコミュニティサイト構築に向けて
〜監視会社が提案するコミュニティサイト監視業務基本ガイドライン〜
http://ipolice.jp/kanshigaiyou.pdf

4月1日、「監視事業者連絡会」からリリースを発表しました。
監視事業者の立ち位置から、コミュニティサイトを構築するときに必要な監視業務概
要をまとめましたので、ぜひご参考にされてください。
新しいコミュニティサイトを運営する方々や、コミュニティ運用を始めたばかりの事
業者のみなさんの手助けになるように考えました。コミュニティサイト運用スキルが
上がることで安心安全なインターネット環境創りにすこしでも貢献できれば幸いです。


▼「mixi」、新規ユーザー登録時の仕様を一部変更、“登録制”を導入

2010年3月1日 ニュースリリース
mixiユーザー登録の仕様一部変更に関するお知らせ
http://mixi.co.jp/press/2010/0301/2582

株式会社ミクシィは、ソーシャル・ネットワーキング サービス(SNS)『mixi』
のユーザー登録に関する仕様を一部変更し、『mixi』の招待状が無
い方のユーザー登録を可能にいたします。
(以下続く)


▼「mixi」を偽った迷惑メール、偽サイトにご注意下さい

2010年03月02日 ニュースリリース
http://mixi.jp/release_info.pl?mode=item&id=963
(mixiへのログインが必要)
 ミクシィは2日、SNS「mixi」の“登録制”開始に便乗した迷惑メールや偽サイトの
存在が報告されていると発表した。利用者に対して注意を促すとともに、迷惑メール
業者や偽サイト運営者に対しては法的措置を含めた対応を検討する。
 ミクシィによると、報告のあった迷惑メールや偽サイトには、「mixiを偽ったサイ
トの新規登録を開始するという内容のメールが送付」「mixiを偽ったサイトへの新規
登録を促し、mixiと酷似したデザインのサイトへの誘導」「mixiを偽ったサイトから
は、指定のアドレスへ空メールを送信するよう促している」「返信メールに記載され
たURLから、プロフィールの登録を促している」といった特徴があるという。
 その上で、空メールを送信してしまうとメールアドレスを悪用される可能性や、プ
ロフィールを入力した場合には当該情報が盗まれる可能性があると注意を喚起。ま
た、こうした不審なメールが届いた場合には、記載の名称やURLを確認し、不確実な
場合にはメールを破棄するか利用するプロバイダーなどに問い合わせるよう助言して
いる。
 実際に被害に遭ってしまった場合や被害に遭いそうな場合には、最寄りの警察署に
通報するよう呼びかけている。

参考記事:インプレス
mixiの“登録制”開始に便乗、迷惑メールや偽サイトに注意
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100303_352382.html


▼ニコニコ動画からのお知らせ

・「ネット書き込みで実名は使わない」が71.1%、ニコ動アンケート
2010年2月24日 ニュースリリース(PDF)
http://info.niwango.jp/news/pdf/2010/20100224.pdf
回答結果
http://www.nicovideo.jp/enquete/political/nm9811062

 ニワンゴは24日、ネット上で使用する名前に関するアンケートの調査結果を発表し
た。調査は、「ニコニコ動画」上のアンケートシステム「ニコ割アンケート」を利用
し、23日19時50分に実施。6万8244件の回答を集めた。
 SNSのような知人や友人のみがアクセスできる環境を除き、ネット上でブログや掲
示板などのサービスに書き込みをするときに実名を使用するかという質問に対して
は、「まったく実名を使わない」が58.2%、「あまり実名は使わない」が12.9%で、
実名を使わないとする層が計71.1%となった。「常に実名を使う」は2.3%、「ほ
とんど実名を使う」は2.5%、「どちらともいえない」は4.4%、「そもそも書き込み
をしない」は19.6%。男女別に見ると、「まったく実名は使わない」と回答した割合
が女性では63.2%となり、男性の56.3%を上回った。
 ネットで実名を使う理由は、「実名の方が説得力がある」が43.6%、「友人や知人
にも発言内容を知らせたい」が25.8%、「自分の発言に責任を持ちたい」が20.6%な
ど。逆に、ネットで実名を使わない理由は、「ネット上に個人情報が出るのは怖い」
が64.0%、「立場を気にせず気軽に発言したい」が44.0%、「自分の名前を悪用され
ると困る」が37.3%、「自分の好きな名前を使いたい」が36.4%など。
 男女別では、ネットで実名を使わない理由として、「自分の好きな名前を使いた
い」(男性33.2%、女性43.7%)、「知人や友人に発言内容を知られたくない」(男
性22.6%、女性33.9%)などの回答に傾向の違いが見られる。
 実名は使わないという回答者に対して、複数のサービスで共通のハンドルを使用し
ているかという質問では、「全てのサービスで同じハンドルを使用」が9.7%、「ほ
とんどのサービスで同じハンドルを使用」が48.3%となり、共通のハンドルを使用す
るとした回答者が半数以上となった。「全てのサービスで異なるハンドルを使用」は
5.0%、「ほとんどのサービスで異なるハンドルを使用」は17.4%、「ハンドルを使
わない」は2.8%。
 また、「実名は使わない」「どちらとも言えない」という回答者に対して、ネット
ユーザーは実名・匿名のどちらで発言した方がいいと思うかという質問では、「実
名・匿名どちらを用いてもいい」が56.1%、「匿名で発言した方がいい」が41.1%、
「実名で発言した方がいい」が2.5%となった。
参考記事:インプレス
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100224_350992.html

・ニコ動ユーザーの約5割、「ネット上のつきあいに疲れた」経験
2010年3月3日 ニュースリリース(PDF)
http://info.niwango.jp/news/pdf/2010/20100303.pdf

 ニワンゴは3日、動画共有サービス「ニコニコ動画(9)」のユーザーを対象にし
た、インターネット上のコミュニケーションに関する調査結果を発表した。調査は、
「ニコニコ動画」上のアンケートシステム「ニコ割アンケート」を利用し、3月2日19
時30分に実施。約200秒間で6万6538件の回答を集めた。
 インターネット上でのコミュニケーション全般に対して疲れた経験について、「非
常に疲れたことがある」が18.6%、「やや疲れたことがある」が30.2%で、全体の約
半数となる48.8%が「疲れたことがある」経験があるという。一方、「疲れたことは
ない」と回答した層は24.7%だったほか、「インターネット上でコミュニケーション
をしたことがない」層も12.8%あった。
 男女別に見ると、「疲れたことがある」と回答した割合は女性が56.7%で、男性の
45.8%と比べて10.9ポイント高い。また、年代別では、30代の57.0%が最も高く、そ
れ以外の年代は50%未満だった。
 「疲れたことがある」と回答した層を対象にその理由をたずねたところ、「知り合
いの書き込みに返答しなければいけない感じがする」と回答する割合が43.2%と1
位。以降は、「いざこざが起きた」が30.2%、「しがらみができて自由に発言しにく
い」が28.8%、「コメントをしてくれる人に悪いと思って続けてしまう」が22.0%が
続く。
 また、上手に対面コミュニケーションができるかに関しては、「まったく上手だと
思わない」が13.5%、「あまり上手だと思わない」が26.5%となり、合計で40.0%の
層が「上手だと思わない」と回答した。この数値は、「非常に上手だと思う」の8.0
%、「やや上手だと思う」の21.1%を合わせた「上手だと思う」層の29.1%を上回っ
ている。
 インターネット上でのコミュニケーション経験者に対して、自分の書き込みに対す
る返答の有無が気になるかに関しては、「非常に気になる」が25.7%、「やや気にな
る」が46.9%と、合計で72.6%が「気になる」と回答。「まったく気にならない」の
4.5%、「あまり気にならない」の10.5%を合わせた15.0%と比べて、大きく上回る
結果になった。
 このほか、コミュニケーション経験がない回答者を対象にその理由をたずねたとこ
ろ、「書き込むのが面倒」が50%と最も多い。次いで、「面白そうに思えない」が
28.5%、「どうやったらいいのかわからない」が23.2%など。なお、年代別では「書
き込むのが面倒」と回答した割合は10代以下を除いて、年齢が高くなるにつれて回答
割合が低くなる傾向にあったという。
参考記事:インプレス
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100304_352614.html

・ニコ動の女性視聴者の4割、「メール返信しない」が別れのサイン
2010年2月15日 ガールズトークの月曜日アンケート「男と女のラブサイン」
http://www.nicovideo.jp/enquete/variety/nm9722777

 ニワンゴは16日、「男と女のラブサイン」に関する意識調査の結果を公表した。調
査は、「ニコニコ動画(9)」で放送中の番組「とりあえず生中(二杯目)」におい
て15日夜、女性視聴者を対象に「ニコ割アンケート」で実施し、1万9185件の回答を
集めた。
 「気になる男子にまず送るサインは?」という質問では、「彼のことをほめる」が
41.1%と最も多く、以下は「彼女がいるか聞く」が28.7%、「さりげなくボディタッ
チ」が16.6%、「上目づかいで見つめる」が7.2%で、「メールにハートの絵文字」
は6.3%だった。
 「気持ちが冷めた彼に送る別れのサインは?」という質問では、「メールの返信を
しない」が40.5%と最も多く、「忙しいとアピール」の36.9%を上回った。
 ニコ割アンケートは、調査の実施時刻にニコニコ動画で動画を視聴しているユー
ザーが対象となる。調査実施時刻になると再生中の動画が停止してアンケート回答画
面が割り込み、ユーザーは選択肢をクリックすることでアンケートに回答する仕組
み。
参考記事:インプレス
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100216_349304.html


▼【注意喚起】 携帯サイトを装ったフィッシングサイトにご注意下さい

2010年01月05日 ニュースリリース
http://www.antiphishing.jp/alert/alert1032.html
概要:
フィッシング対策協議会では2009年12月下旬より、モバゲータウンなど 4 ブランド
の携帯サイトを装ったフィッシングを確認しております。これらはメールアドレス収
集を目的とし、PHS/携帯電話に対してフィッシングメールを送信するという特徴が
あります。
携帯サイトを装ったフィッシングサイトは前例が少ないことから、フィッシング対策
協議会ではユーザの警戒を呼びかけるため本文書を公開しました。ユーザの方は「対
策」の項をご参照ください。
詳細:
2010年1月5日現在、携帯サイトを装ったフィッシングサイトが確認されているのは
報告数の多い順に モバゲータウン、mixi、GREE および ixen の 4 ブランドです。


▼「フィッシング フィル」詐欺サイトURLを見抜く学習ゲーム

フィッシング フィル
http://www.antiphishing.jp/phil/
何を求めて高校生が見ず知らずの人々と関わりを持とうとするのかや、それに付随し
 フィッシング対策協議会は15日、ゲームを通してフィッシング対策を学べるコン
テンツ「フィッシング フィル」を公開した。利用は無料だが、利用するにはFlash
Playerをインストールするとともに、JavaScriptを有効にする必要がある。
 小さい魚「フィル」が、正しいエサ(正しいサイトのURL)を得るために、正しい
サイトのURLと偽サイトのURLを見分ける冒険をするもの。制限時間内に正しいサイ
トURLを見分けると、ポイントが加算される。
 偽サイトのURLについては、どこで偽物と判断するかについての解説が用意されて
いる。ゲームを通して、アドレスバーに表示されるURLが重要であるということ、表
示されるURL中のドメイン名を見分けるポイントを体得できるという。
 なお、ゲーム中の正しいサイトのURLは、Yahoo!オークションやゆうちょ銀行など
日本で利用者が多いオンラインサービスのURLを使用するとともに、偽サイトのURL
はフィッシング対策協議会に実際に届け出のあったフィッシングサイトのURLを使用
している。
 「フィッシング フィル」は、米Wombat Security Technologies社が開発し、米
Anti-Phishing Working Group(APWG)のWebページで公開されていた「Anti-
Phishing Phil game」を、フィッシング対策協議会とWombat社が共同でローカライ
ズしたもの。

参考記事:インプレス
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100315_354876.html


▼「ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害への対応に関するガイドライン」
 の公表について

2010年2月8日 ニュースリリース
ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会
http://www.ccif-j.jp/news_20100208.html

 ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会(CCIF)では、通信事業者
団体および著作権等権利者団体がファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害に対して
連携して対策を行うための検討を進めてまいりました。
 今回、ファイル共有ソフトユーザーに対するメール等を送付して行う啓発活動のた
めの「ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害への対応に関するガイドライン(案
)」に対して、2009年11月16日から12月15日までの期間に皆様からのご意見を募
集いたしましたところ、1件のご意見をいただき、誠にありがとうございました。
いただいたご意見を踏まえ、「ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害への対応に
関するガイドライン」を添付の通り策定させていただきましたので、公表いたします。
なお、CCIFでは2010年3月より本ガイドラインに基いてメール等の送付による啓発
活動を実施する予定です。


▼「電気通信サービスにおける事故及び障害発生時の周知・情報提供の方法等に
 関するガイドライン」の公表について

2010年2月3日 ニュースリリース
http://www.telesa.or.jp/consortium/serviceinprove/20100203_press.html

電気通信サービス向上推進協議会((社)電気通信事業者協会、(社)テレコムサー
ビス協会、(社)日本インターネットプロバイダー協会、(社)日本ケーブルテレビ
連盟の4団体で構成される)では、「電気通信サービスにおける事故及び障害発生時
の周知・情報提供の方法等に関するガイドライン(案)」策定し、昨年12月18日
から今年1月15日まで意見募集を行ったところ、2団体からご意見をいただき、誠
にありがとうございました。いただいたご意見をふまえ、別紙1のとおり「電気通信
サービスにおける事故及び障害発生時の周知・情報提供の方法等に関するガイドライ
ン」を策定させていただきましたので、公表いたします。
ガイドラインの概要 (2010年4月1日施行)
1)ガイドラインの目的
 利用者の利便性及び電気通信サービスに対する信頼性の向上に資すること
2)ガイドラインの対象となる事故及び障害の範囲等
○全電気通信事業者の事故及び障害を対象とする。
○電気通信事業法施行規則第58条に定める重大事故並びに社会的影響が大きいと認め
られる重大事故に準ずる事故及び障害が発生した又は発生すると認識した場合は、事
業者は、遅滞なく、自らのホームページに掲載する。
○事業者は、あらかじめホームページに掲載すべき対象事故等の範囲の基準等を定めておく。
○重大事故が発生した又は発生すると認識した場合は、原則として、速やかに報道発表を行う。
3)周知・情報提供を行う事項
 日時、影響を受ける地域、影響を受けるサービス・機種等の種類、影響の具体的内容など
4)ホームページへの掲載要領
5)相談窓口の設置、設備運用・管理部門等と他部門との連携の在り方
6)対応要領等
7)その他の留意事項
8)ガイドラインの見直し
 今後、本ガイドラインの周知に努め、利用者の利便性及び電気通信サービスに対する
 信頼性の向上を目指し、電気通信4団体を通じた取り組みを着実に進めてまいります。


▼ダウンロード違法化、どこまで合法? 福井弁護士に聞く

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/special/20100108_340934.html

 多くのインターネット利用者に関係すると見られるダウンロード違法化だが、どの
程度の影響があるのか。果たしてどこまでが合法で、どこからが違法となるのか。
知的財産権に詳しい、骨董通り法律事務所(http://www.kottolaw.com/ )の
福井健策弁護士に聞いた。


▼音楽配信サイトで不当請求相次ぐ、消費者庁が注意喚起

2010年2月12日
インターネットをめぐる消費者トラブルについて(PDF)
http://www.caa.go.jp/adjustments/pdf/100212adjustments_1.pdf
大島副大臣記者会見要旨(PDF)
http://www.caa.go.jp/action/kaiken/pdf/100212f_kaiken.pdf

 消費者庁は12日、有料音楽配信サービスの利用者から、「心当たりのない代金の請
求を受けた」という苦情が相次いで寄せられていることを明らかにした。クレジット
カードの利用履歴や請求書の明細などを確認した時点で初めて被害に気付くケースが
多く、中には高額の代金が請求された事例も含まれているという。
2009年4月以降、消費者庁が設置する「消費者情報ダイヤル」および「PIO-NET」に
寄せられた音楽情報サイトに関する情報のうち、心当たりのない利用代金の請求に係
るものは43件。同様の事例は2009年秋頃より増加し、2010年1月に入っても相談が
寄せられているという。
 消費者庁は、請求明細などに心当たりのない代金が請求されている場合は、クレ
ジットカード会社や音楽配信サービスのサイト運営会社などに連絡してほしいとして
いる。また、有料サイトに登録するIDやパスワードは、氏名や生年月日など他人に推
測されやすいものを設定せずに、パスワードを定期的に変更するように呼びかけている。
 今回の注意喚起では具体的な音楽配信サービス名は明らかにしていないが、消費者
庁がこのような注意喚起を行った背景には、同庁が12日に開いた記者会見において、
アップルの「iTunes Store」で不当請求が多発しているとの指摘があったことがあ
る。アップル日本法人に事情聴取する考えを聞かれた消費者庁の審議官は、「既にご
指摘の一部の事業者からは直接に事実関係の照会を行っております」と回答している。

参考記事:インプレス
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100216_349394.html


▼消費者庁がiTunes株式会社に質問状、相次ぐ不当請求で

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100218_349711.html

 消費者庁は17日、「iTunes Store」の利用者が身に覚えのない代金を請求されるト
ラブルが相次いだことを受け、iTunes株式会社に対して被害状況や今後の対応などを
照会する文書を送付した。
 文書では、不当請求の発生時期や件数、請求金額、原因究明の方針を確認するとと
もに、利用者のID・パスワードやクレジットカード情報を保護するための取り組みに
ついて尋ねている。
 また、不当請求を報告した利用者に対して、相談窓口の紹介や何らかのサポートが
行われているか、当該IDの使用停止などの措置は迅速に講じられているか、利用料金
の請求を中止する措置が講じられる余地はあるか、という点も確認している。
 このほか、iTunes Storeにメールで質問が寄せられた場合、回答までにどの程度の
時間がかかっているのか、また、メールのほかに電話による質問受付窓口を設ける予
定がないかについても確認している。


▼「安全なウェブサイトの作り方」改訂、Webアプリの失敗例を拡充

2010年3月18日 ニュースリリース
http://www.ipa.go.jp/security/vuln/websecurity.html

情報処理推進機構(IPA)は20日、「安全なウェブサイトの作り方」の改訂第4版を
公開した。IPAのサイトから、PDFで無償でダウンロードできる。


▼ 小中学生が対象のGoogleロゴコンテスト、グランプリを発表

グランプリが決まりました。
Doodle 4 Google
http://www.google.co.jp/doodle4google/

Doodle 4 Google (ドゥードゥル フォー グーグル)とは、Google が主催する、小
中学生を対象としたデザインコンテストです。コンテストのテーマは、「私の好きな
日本」。 今回のコンテストでは、68,142 点もの作品を応募いただきました。
2 月 20 日(土)に横浜美術館で行われた最終審査により、地区代表作品、30 作品
の中から、部門別最優秀作品(3 作品)、さらにその中から、グランプリ作品が選出
されました。


▼レコ協、改正著作権法の周知キャラ、グランプリに「守りタイ」

2010年1月18日 ニュースリリース
http://www.riaj.or.jp/release/2010/pr100118.html
「守ろう大切な音楽を♪」キャンペーンサイト
http://www.riaj.or.jp/mamo-on2009/campaign/
受賞作品決定
http://www.riaj.or.jp/mamo-on2009/campaign/results/
何を求めて高校生が見ず知らずの人々と関わりを持とうとするのかや、それに付随し
 日本レコード協会は18日、2009年10月から展開している「守ろう大切な音楽を♪」
キャンペーンの受賞作品を発表した。
 「守ろう大切な音楽を♪」キャンペーンは、権利者に無断で配信されている音楽や
映像を、違法と知りながらダウンロードする行為を、私的使用目的であっても禁止す
る措置を盛り込んだ改正著作権法(いわゆる“ダウンロード違法化”)の内容周知を
目的としたもの。
 キャンペーンでは、中高生を対象に、適法音楽配信サイトに付与される識別マーク
「エルマーク」と「やめよう違法ダウンロード、守ろう大切な音楽を♪」をテーマに
した標語やポスター、キャラクターデザインを募集。中学生、高校生のクラスや部活
などのグループ単位で、10月1日から12月31日までの募集期間中に合計103作品の応
募があった。
 審査は、日本レコード協会の広報委員会による1次審査を経た後、日本レコード協
会の石坂敬一会長に加え、フジテレビの高島彩アナウンサーと中野美奈子アナウンサ
ーによるユニット「Early Morning」も参加して行なわれた。
 標語部門では、愛知県岡崎市立竜南中学校卓球部の「守ろうよ みんなの宝 音楽
を」がグランプリを受賞。準グランプリには、東京都立板橋有徳高校パソコン部の
「好きな曲、それはほんとに買った曲?」が選ばれた。


▼青少年健全育成条例の近況(東京、埼玉、大阪)

・東京都
2010年3月17日 青少年・治安対策本部
東京都青少年健全育成条例改正案について
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2010/03/20k3i600.htm

現在、都議会で審議中の東京都青少年健全育成条例改正案に係る様々なご指摘に
ついての都の見解は、別添のとおりであるので、お知らせいたします。
※東京都青少年健全育成条例改正案について
   * 児童ポルノ/第7条・8条・18条の6の2関係
   * インターネット・携帯電話関係

記事例: (2010/3/19 インプレス)
東京都の青少年健全育成条例改正案、継続審査が決定
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100319_355763.html
参考:  (2010/3/18 インプレス)
東京都、「非実在青少年」に関する条例案の解釈など見解を発表
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100318_355520.html
参考:(2010/3/11 インプレス)
東京都青少年健全育成条例の一部改正についての報道
#とてもわかりやすく説明されてます
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/special/20100311_354038.html
参考:(2010/3/12 EMAの記者会見ニュース)
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100312_354355.html

・埼玉県
埼玉県も条例化、フィルタリング解除するには親が「理由書」提出
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100316_355032.html
埼玉県は、青少年健全育成条例の一部を改正し、18歳未満の青少年が使う携帯電話
でフィルタリングサービスを利用しない場合、保護者に対して「理由書」の提出を義
務付ける。現在開かれている埼玉県議会に改正案を提出しており、すでに総務県民生
活委員会の採決は済んでいる。3月26日に本議会で可決・成立の見通し。

・大阪府
「非実在青少年」規制、橋下知事「大阪府も検討」
 http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100319_355839.html
18歳未満にみえるキャラクターの性描写がある漫画やアニメなどの販売や閲覧を規
制する東京都の青少年健全育成条例改正案をめぐり、大阪府の橋下徹知事は19日、
「大阪の実態を把握して規制の必要があるかどうか見極めたい」と述べ、府でも同様
の対応を検討する考えを明らかにした。


▼10代のネット利用を追う

人気の高橋暁子さんの記事です。

・2010年2月10日
杉並区立和田中学校、携帯所持禁止条例の是非など授業で議論
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/teens/20100210_348019.html
 東京都杉並区立和田中学校の「よのなか科」という授業をご存じだろうか。さまざ
まな分野の社会人の講義を聞いて世の中について学習する体験型授業で、東京都初の
民間人校長・藤原和博氏が始めた。現在、同校の校長は2代目民間人校長の代田昭久
氏に代替わりし、同授業も「よのなか科NEXT」としてバージョンアップしている。
「よのなか科NEXT」の2学期の授業で、1〜3年生を対象に、携帯電話の情報リテラ
シーをテーマとした授業が行われた。学校裏サイト/ネットいじめ対策のネットパト
ロールサービスなどを手がける株式会社ガイアックスの蔵田三沙代氏がゲスト講師だ。
(続く)

・2010年3月10日
垂直二等分線の引き方はFlashで解説、今時の「進研ゼミ中学講座」
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/teens/20100310_353018.html
 中学・高校時代に「進研ゼミ」を受講していたという方も多いことだろう。毎月郵
送されてくる課題に解答して提出すると、赤ペン先生が添削して返却してくれる通信
講座だ。その進研ゼミが最近はずいぶん進化し、インターネットでもいろいろできる
ようになっているらしい。ベネッセコーポレーション教育事業本部の三橋佐知子氏
(中学生商品開発部中1ユニット/共通機能ユニット・ユニット長)に話を聞いた。
(続く)


▼子供の携帯利用、保護者の意識は?--MM総研が調査

2010年3月10日 ニュースリリース
http://www.m2ri.jp/newsreleases/main.php?id=010120100310500

MM総研は3月10日、現在、18歳以下の子供に携帯電話を持たせている保護者
(665人)と、今後、子供に携帯電話を持たせる意向を持つ保護者(367人)をあわ
せた1,032人に対しWebアンケート調査を実施した。

子供の携帯電話の所有に関する親の意識調査	
・子供に「おサイフケータイ」機能は不要。特に小学校3年生以下の子供を持つ保護
 者では、「インターネット接続機能」を不要とする比率が64%と高い
・フィルタリングの認知度は 95%も、利用率は38%に留まる
・子供の携帯持ち込みを学校側が禁止しているとの回答は50%、一方で条件付きの
 持ち込みを望む保護者は 68%、持ち込み禁止は29%に留まる
(以下続く)


▼Twitter利用率は8.2%、認知率は7割超える〜富士通総研調べ
 
2010年2月16日 ニュースリリース
http://www.logovista.co.jp/information/news/2010-0216-genpack20.html

 富士通総研は1日、マイクロブログサービス「Twitter」の利用状況に関する調査結
果を公表した。それによれば、Twitterという言葉を知っている人は70.2%に上った
が、現在利用している人は8.2%にとどまった。調査は1月18日から20日までインタ
ーネットで実施し、15歳から64歳までの5415人から回答を集めた。


▼ネットの利用時間やトラブル遭遇、保護者と子どもの意識に違い

2010年1月26日 ニュースリリース
http://www.daj.jp/company/release/2010/r012601.htm

慶應義塾大学、デジタルアーツ株式会社共同調査
「青少年のインターネット・携帯電話利用に関するアンケート」
第二回調査結果の発表について
〜慶應義塾高等学校生の保護者を対象に、大学院メディアデザイン研究科がインター
ネットを安全に利用するためのアンケートを実施、生徒と保護者の意識に大きな乖離〜

慶應義塾高等学校(横浜市港北区)の第一学年全生徒の保護者を対象に、「青少年の
インターネット・携帯電話利用に関するアンケート」を実施しました。2009年6月に
実施した生徒向けアンケートと合わせて集計を行い、その結果を公表しました。
(以下続く)


▼デジタルアーツ、テレビ向けフィルタリングサービスの最新版

2010年1月18日 ニュースリリース
http://www.daj.jp/company/release/2010/r011801.htm
「i-フィルター for TV/TV2」紹介ページ
http://www.daj.jp/cs/sp/iftv/

デジタルアーツ、ネット対応テレビ向けサービス最新版「i-フィルターィ for TV2」
を発表。業界初、クラウドモデルを利用したテレビ向けフィルタリングサービス、
67種類のカテゴリをベースにフィルタリング強度設定が可能に。


▼英政府、SNSに児童保護のための通報ボタン設置を求める

2010年2月9日 ニュースリリース(英文)
OUR MESSAGE TO SOCIAL NETWORK PROVIDERS : ADOPT THE BUTTON
http://www.ceop.gov.uk/mediacentre/pressreleases/2010/ceop_09032010.asp

 インターネット上での児童保護を行う英国警察外部機関であるChild Exploitation
 and Online Protection(CEOP)は9日、英国内のソーシャルネットワークサイトに
対して、子供のユーザーが警察関連機関に助けを求めることができるワンクリックボ
タンの設置を強く要請した。

参考記事:インプレス
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100310_353753.html


▼特集記事より

2010.1.28(MSN Sankei News)
【Web】後絶たぬブログ、SNSでの告白→祭り→制裁
http://sankei.jp.msn.com/economy/it/100128/its1001280738000-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/economy/it/100128/its1001280738000-n2.htm

うかつじゃ済まぬ 炎上→人生のつまずきにも ネットのブログやSNS(ソーシャ
ルネットワーキングサービス)に一般の ネットユーザーが自分の犯罪行為や不道徳な
行為を“告白”した文章が、匿名 掲示板などに転載され、現実に社会的な制裁を受け
る騒動が後を絶たない。事 実かどうかを問わず、会社や学校にまで迷惑をかけてしま
う結果を招いたケー スも少なくないにもかかわらず…。一方で、“告白”を転載した
側が名誉棄損 に問われる可能性も。書く側も写す側も「うかつな発言」には注意が必
要なようだ。


▼ネット連携のレンタル農園「BIGLOBEファーム」利用受け付け開始

BIGLOBEファーム
http://farm.biglobe.ne.jp/

NECビッグローブ(BIGLOBE)は、レンタル農園サービス「BIGLOBEファーム」の
利用申し込み受け付けを開始した。
利用料金は、1区画(7.5平方メートル)月額3980円、2区画(15平方メートル)月
額6480円で、契約は1年単位。このほか、区画数にかかわらず契約時の初期費用とし
て1万500円、2年め以降の契約更新時に年額1万500円が必要となる。申し込みは、
BIGLOBE会員(無料)が対象。
「BIGLOBEファーム」は2月27日に、埼玉県久喜市に開園する。通常のレンタル農園
のように割り当てられた区画で野菜などを栽培できるほか、利用者向けのSNSやバー
チャル農園での育成記録機能、ライブカメラによる農園の映像配信など、インター
ネットと連携したサービスを利用できるのが特徴。実際に現地に行けない利用者のた
めに、管理人による週3回の草むしりなどのサポート提供され、報告も受けられる。


▼WindowsとMacに対応した「現代用語の基礎知識」20年分パック

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100216_349291.html

ロゴヴィスタは、WindowsとMacに対応した電子辞典ソフト「現代用語の基礎知識
 1991〜2010 20年分特別パック」を3月5日に発売する。価格は1万2800円。
Windows7/Vista/XPおよびMac OS X 10.4.x以上に対応する。
 新語事典「現代用語の基礎知識」の1991年版から2010年版までのデータを収録。
20年分のデータを一度に検索できる。解説の変更部分を色分け表示できる差分表示
機能により、知りたい言葉の変遷や歴史がわかるとしている。
 機能面では、Microsoft OfficeやInternet Explorer、一太郎などに電子辞典ツー
ルバーを組み込み、ワンタッチで辞典検索を行う機能も備える。


▼国や業界団体の動きをニュースから
2010.1.1(YOMIURI ONLINE)
サイバー空間防衛隊、新設へ…防衛省
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20100102-OYT8T00374.htm

2010.1.04(MSN Sankei News)
守れ!ネット著作権 法改正で無許可ダウンロード違法に
http://sankei.jp.msn.com/economy/it/100104/its1001040749000-n1.htm

2010.1.07(INTERNET Wacth)
楽天とヤフー、ネット系業界団体の設立発表
http://www.asahi.com/digital/internet/TKY201001070398.html

2010.1.12(INTERNET Wacth)
迷惑メール発信者のIPアドレス情報、ブラジルとの間で交換開始
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100112_341914.html

2010.1.19(INTERNET Wacth)
レコ協、改正著作権法の周知キャラ、グランプリに「守りタイ」
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100119_343272.html

2010.1.27(INTERNET Wacth)
「日本データ復旧協会」設立へ、業界の健全な発展目指す
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100127_345092.html

2010.1.30(asahi.com)
レコード4社が着うた参入阻止 高裁、排除勧告を追認
http://www.asahi.com/digital/mobile/TKY201001290494.html

2010.2.1(INTERNET Wacth)
月は「情報セキュリティ月間」、政府が普及啓発に向け取り組み
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100201_346324.html

2010.2.3(INTERNET Wacth)
TCAなど、障害発生時の情報公開ガイドライン策定
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100203_346752.html

2010.2.4(INTERNET Wacth)
痴漢誘引も有害情報、ネットの通報窓口ガイドライン改定案
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100204_346936.html

2010.2.8(INTERNET Wacth)
Winnyの著作権侵害ユーザーに削除要請、ISPと権利者がガイドライン
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100208_347834.html

2010.2.10(NIKKEI IT+PLUS)
政府、ネット上の海賊版対策強化
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=ASFS0503U%2010022010

2010.2.10(asahi.com)
「ストリートビュー、プライバシー侵害の恐れ」日弁連
http://www.asahi.com/digital/internet/TKY201002100393.html

2010.2.16(MSN Sankei News)
ネット番組規制条約再開も 世界知的所有権機関トップが表明
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100216/biz1002161422010-n1.htm

2010.2.16(INTERNET Wacth)
政府の知財戦略本部、マジコン規制など検討開始
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100216_349339.html

2010.2.16(INTERNET Wacth)
音楽配信サイトで不当請求相次ぐ、消費者庁が注意喚起
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100216_349394.html

2010.2.17(INTERNET Wacth)
ネットカフェに本人確認義務付け、東京都条例案が都議会に提出
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100217_349569.html

2010.2.19(INTERNET Wacth)
RIAJが違法配信対策強化、“アップローダー”も削除要請の対象に
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100219_350169.html

2010.2.22(INTERNET Wacth)
Winnyでの著作権侵害に警告メール、ISPと権利者団体が3月1日から
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100222_350649.html

2010.2.25(INTERNET Wacth)
シマンテックや経産省など、「セキュリティ普及促進委員会」設立
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100225_351229.html


▼調査結果・統計・データ
2010.1.06(INTERNET Wacth)
IPAへの年間ウイルス被害届出、前年比大幅減も感染手法は巧妙に
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100106_340779.html

2010.1.08(INTERNET Wacth)
2009年に検知した新種マルウェアが2500万種、過去20年分を上回る
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100108_341367.html

2010.1.26(INTERNET Wacth)
2009年のフィッシング攻撃は16%増の16万件超−RSA調査
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100126_344942.html

2010.1.26(INTERNET Wacth)
ネットの利用時間やトラブル遭遇、保護者と子どもの意識に違い
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100126_344938.html

2010.1.29(INTERNET Wacth)
情報セキュリティ産業、日本の市場規模は7268億円で世界の13%
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100129_345754.html

2010.2.3(INTERNET Wacth)
1月のウイルス被害、Gumblar関連の被害件数が増加
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100203_346746.html

2010.2.5(INTERNET Wacth)
SNS経由のスパム・マルウェア受信率が前年比7割増、Sophos調査
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100205_347282.html

2010.2.13(MSN Sankei News)
県立全校に“裏サイト” 群馬県教委調査中間報告
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/gunma/100213/gnm1002130201002-n1.htm

2010.2.15(INTERNET Wacth)
改正著作権法の認知率51.6%、「今後も違法ダウンロード」12.1%
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100212_348667.html

2010.2.15(ITmedia エンタープライズ)
ハイチ地震に便乗するスパムで詐欺メールが増加 Symantecの月例報告書
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1002/16/news025.html

2010.2.18(INTERNET Wacth)
非出会い系サイトの被害児童が4割増、警察庁が2009年まとめ
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100218_349738.html

2010.2.18(YOMIURI ONLINE)
児童ポルノ事件、ネット利用54%…共有ソフトで被害拡
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20100218-OYT8T00809.htm

2010.2.22(INTERNET Wacth)
国内の有料音楽配信、2009年の売上は909億8200万円で横ばい
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100222_350657.html

2010.2.24(MSN Sankei News)
勤務先で多発、子供被害が56%…浮かび上がる東京都教員のわいせつ行為
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100224/crm1002240134004-n1.htm

2010.2.24(INTERNET Wacth)
「ネット書き込みで実名は使わない」が71.1%、ニコ動アンケート
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100224_350992.html


▼その他の最新ニュース
一覧
http://www.iajapan.org/hotline/inews/inews.html

2010.1.05(INTERNET Wacth)
「モバゲータウン」など携帯サイトを装うフィッシングサイトに注意
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100105_340548.html

2010.1.06(INTERNET Wacth)
「Cabos」で児童ポルノ画像公開、中学教諭の男性など計48人摘発
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100106_340798.html

2010.1.08(MSN Sankei News)
詐欺ソフトの開発者逮捕 振り込めグループに提供
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100108/crm1001082254024-n1.htm

2010.1.14(asahi.com)
学生らを勧誘、ネズミ講容疑で4人逮捕 被害7億円か
http://www.asahi.com/digital/internet/OSK201001140049.html

2010.1.15(asahi.com)
出会いない出会い系サイト 利用料詐取容疑の11人逮捕
http://www.asahi.com/national/update/0115/TKY201001150194.html

2010.1.19(MSN Sankei News)
サイト登録料の架空請求容疑で2人逮捕 93口座で8500万円詐取
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100119/crm1001192133044-n1.htm

2010.1.21(MSN Sankei News)
男子高校生の裸の写真を通学先に送付 容疑の男を逮捕 愛知県警
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100121/crm1001211951026-n1.htm

2010.1.22(MSN Sankei News)
ドロップシッピング 「高額契約金」返還求めネット出店主ら提訴
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/100122/trl1001221220004-n1.htm

2010.1.28(asahi.com)
共有ソフト「パーフェクトダーク」でアニメ流出容疑逮捕
http://www.asahi.com/digital/internet/OSK201001270146.htm

2010.1.29(MSN Sankei News)
集まったけど…善意か悪魔か「ハイチに千羽鶴」運動、ネットで炎上
http://sankei.jp.msn.com/economy/it/100129/its1001291125000-n1.htm

2010.2.3(MSN Sankei News)
女子中学生に裸画像送らせる 学校に送信も 児童ポルノ容疑で会社員逮捕
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100203/crm1002031955034-n1.htm

2010.2.5(YOMIURI ONLINE)続発する架空請求詐欺メール
 http://www.yomiuri.co.jp/net/security/goshinjyutsu/20100205-OYT8T00885.htm

2010.2.9(asahi.com)スーパーマリオ違法公開 豪男性が任天堂に1億円賠償 へ
http://www.asahi.com/digital/internet/OSK201002090133.htm

2010.2.9(INTERNET Wacth) Shareで入手のアニメを無断上映、ネットカフェ店 長を逮捕
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100209_347998.html

2010.2.12(MSN Sankei News)医薬品を無許可ネット販売、売り上げ1億円 ブ ラジル人の女逮捕
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100212/crm1002121325021-n1.htm

2010.2.12(asahi.com)「恋人捜して」 ツイッターの捜索願で騒動 警察は困 惑
http://www.asahi.com/digital/internet/NGY201002120003.html

2010.2.16(INTERNET Wacth)「ONE PIECE」最新話、ジャンプ発売前に 「YouTube」に違法投稿
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100216_349282.html

2010.2.19(INTERNET Wacth) MasterCardを装うフィッシングメール、対策協議 会が注意喚起
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100219_350105.htm

2010.2.23(MSN Sankei News)「ネット上で身ぐるみはがされた」ゲーム不正ア クセスで男を逮捕
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100223/crm1002232104030-n1.htm

2010.2.23(YOMIURI ONLINE)JR東日本サイトが再びガンブラー被害
http://www.yomiuri.co.jp/net/security/goshinjyutsu/20100223-OYT8T00918.htm


▼編集後記

今だかつてないほどの「魔の3ヶ月間」の年度末でございました。
何とか乗り越え心機一転しましたので、今年度もよろしくお願い申し上げます。


以上