Subject: [HOTLINENEWS:00093] インターネット協会「IPv6 Summit in TOKYO 2024」12/19(木)開催のご案内 2024年12月11日発行 インターネット協会の大久保です。 お世話になっております。 12月19日(木)午後に「IPv6 Summit in TOKYO 2024」を開催いたします。 インターネット協会の主催イベントになります。 会場(大手町プレイスウエストタワー)とオンラインとのハイブリット開催 です。参加費は無料です。 プログラムをご覧いただき、ご参加検討いただけましたら幸いです。 ------------------------------------------ ■IPv6 Summit in TOKYO 2024開催のご案内 https://www.iajapan.org/ipv6/summit/TOKYO2024.html 一般財団法人インターネット協会 IPv6ディプロイメント委員会 委員長 藤崎 智宏 ウクライナ侵攻、中東情勢などをきっかけとした経済安全保障やサプライチェ ーンの課題、そして急激に利用が進む生成AIとそのサービス活用などDXの 進む社会においてインターネットのライフラインとしての基盤性が再認識され ています。 国内では、動画配信やゲーム利用のみならず、リモートワークや遠隔授業とい った多種多様な利用と、それに伴うインターネットトラフィックの増大に対応 し、品質の高い、長時間安定的に利用出来る通信環境を実現するために、IPv6 を利用したIPoE接続が急速に普及しました。また、携帯網においても5G化が進 んでおり、IPv6対応も進展しています。 国内のネットワーク構成という観点から見ますと、旧来はIPv6/IPv4双方のプ ロトコルがインターネットのエッジからコアまで提供されていましたが、コア となるサービス網をIPv6のみで構築し、IPv4インターネットへの接続性をその 網上での"サービス"として提供するIPv4aaS(IPv4 as a Service)が広く利用 されています。この方向性は、世界的なIPv6利用の動きとも合致しており、例 えば米国の大手コンテンツ事業者において、ネットワークの運用コスト低減等 を目的とし、コアネットワークをIPv6のみにする等の実装も報告されています。 このように、IPv6は多くの環境で、IPv4を置き換えて利用されるようになって きました。 実際の利用状況を見ても、世界各国にサービスを展開している大手コンテンツ 事業者の公開統計情報によると、IPv6を利用して接続してくるユーザの割合が 45%を超え、50%に近づいています(2024年10月現在)。 技術開発方面でも、標準化団体のIETFにおいて、既にIPv4の改善は止められて います。更に、IPv6のプロトコル仕様がIPv4と同レベルの「インターネット標 準」となるといったインターネット標準化方面での動きや、国際的なインター ネット関連組織であるInternet Society (ISOC)、Internet Engineering Task Force(IETF)、各地域インターネットレジストリや、国連配下の Internet Governance Forum(IGF)、各国政府、経済界、各国における業界団体等における IPv6対応の各種施策の進展等、IPv6を取り巻く環境に大きな変化が出てきてい ます。 このような社会情勢において、IPv6への理解をすすめて頂くための機会として 「IPv6 Summit in TOKYO 2024」を現地開催およびオンラインのハイブリッドで 開催いたします。本Summitにおいては、IPv6技術の動向、IPv6に関するホット トピック等をお伝えします。また、パネル討論等を通じ、IPv6社会実装につい て、皆様とともに議論できればと考えております。 皆様のご参加をお待ちして おります。 ■開催概要 [会期] 2024年12月19日(木) 13:30-17:30 [主催] 一般財団法人インターネット協会 IPv6ディプロイメント委員会 [特別協力] NTTコミュニケーションズ株式会社 [後援] デジタル庁 総務省 (申請中) 経済産業省 一般社団法人IPoE協議会 一般社団法人日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA) インターネットソサエティ日本支部(ISOC-JP) 九州インターネットプロジェクト 広島地域IPv6推進委員会 一般社団法人LOCAL [協力] 一般社団法人 高度ITアーキテクト育成協議会(AITAC) 一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC) WIDEプロジェクト [会場]ハイブリット開催 大手町プレイスウエストタワー 28Fセミナールーム 〒100-0819 東京都千代田区大手町2-3-1 地図:https://otemachiplace.jp/#access ※オンライン情報詳細は決定次第、Webサイトにてご案内いたします。 https://www.iajapan.org/ipv6/summit/TOKYO2024.html [構成内容]カンファレンス [参加費]事前登録制:無料 [参加者数]150名(予定) ■プログラム 13:30 - 13:50 開会のご挨拶 開会のご挨拶 東京大学 大学院 情報理工学系研究科 教授 / WIDEプロジェクト代表 江崎 浩 氏 来賓ごあいさつ 総務省 総合通信基盤局 電気通信事業部 データ通信課 課長 恩賀 一 氏 経済産業省 商務情報政策局 情報経済課 係長 北 侑祐 氏 13:50 - 14:40 基調講演1:「デジタルガバナンスの時代」 株式会社 インターネットイニシアティブ 副社長 谷脇 康彦 氏 14:40 - 15:00 休憩 15:00 - 16:10 情報提供セッション 報告1: 「IPv6を取り巻く状況」 一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター 川端 宏生 氏 報告2: 「JAIPA IPv6関連WG報告」 一般社団法人日本インターネットプロバイダー協会 木村 孝氏 報告3: 「活動紹介:IPoE協議会」 一般社団法人IPoE協議会 石田 慶樹 氏 報告4: 「IPv6ディプロイメント委員会 活動紹介」 一般財団法人インターネット協会 IPv6ディプロイメント委員会 委員長 藤崎 智宏 氏 16:10 - 16:25 休憩 16:25 - 17:25 パネルディスカッション: 「IPv6の現状と今後を考える」 コーディネータ: 慶應義塾大学 環境情報学部 教授 中村 修 氏 パネリスト: アラクサラネットワークス株式会社/ インターネット協会 IPv6ディプロイメント委員会 新 善文 氏 電気通信大学/wakamonog 飯田 陸斗 氏 株式会社JPIX/一般社団法人IPoE協議会 石田 慶樹 氏 株式会社ブロードバンドタワー/WIDEプロジェクト 豊田 安信 氏 17:25 - 17:30 閉会のご挨拶 一般財団法人インターネット協会 IPv6ディプロイメント委員会 委員長 藤崎 智宏 氏 18:00- 意見交換会(有料) 同フロア内で会場を移し、軽食・お飲み物をご用意して意見交換会をおこないます。 参加費は2,000円程度を予定しており、意見交換会の会場受付にて当日申し受ける予定です。 この機会にぜひご参加いただけましたら幸いです。 ■ご登録 下記、URLよりご登録をお願いいたします。 事前申込: 2024年12月16日(月)12時まで https://www.iajapan.org/ipv6/summit/TOKYO2024/application.html ■お問い合わせ 一般財団法人インターネット協会 事務局 連絡フォーム:https://www.iajapan.org/contact/sec_responsive.cgi ------------------------------------------ 以上です。 よろしくお願いいたします。