Subject: [HOTLINENEWS 96]
インターネットホットライン連絡協議会メールマガジン44号(2009年1月号)
Tue, 20 Jan 2009 20:21:15 +0900


今月はじめにウイルス感染流出事件が続けざまにありました。
一方、ご存じのとおりインフルエンザが流行りはじめています。
どちらも予防が肝心なので、皆さまPCとお身体を大事にしましょう。
それでは、情報をお送りします。


▼ホットラインに寄せられた相談件数
http://www.iajapan.org/hotline/data/data.html
2008年12月 57件
・クリック詐欺はなくならないものの件数は減少
・詐欺の手口は、初期の架空請求(有料サイト利用料)型が復活してきている
・プロフに卑猥なコメントをされ、エスカレートしてきていて恐怖を感じる
・自分の画像を悪用し(なりすまされて)SNSを利用している人がいるが、対応してもらえない
・オークションで出品しているが、嫌がらせの新規IDによる落札に困っている
・法人からの相談が増加
・自社製品をホームページ上で許可なく販売しているサイトがあり、架空販 売の可能性がある
・パチンコやパチスロにまつわる攻略法販売詐欺に関して、被害対策はできないか
・知識検索サービスにおいて会社の信頼を損なうような書き込みをされ困っている


▼ホットラインセンター情報
通常受理件数
http://www.internethotline.jp/statistics/
2008年  9月 11,898 件
2008年10月 12,112 件

センタースタッフが、年始早々驚いた衝撃ニュースです。

関連情報:
ひろゆき氏、「2ちゃんねる」を海外企業に譲渡
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2009/01/02/21993.html

 掲示板「2ちゃんねる」管理人の西村博之(ひろゆき)氏は2日、2ちゃんねるを
海外の企業に譲渡したことを明らかにした。
 譲渡先については、2ちゃんねるの使い方と注意をまとめたガイドにおいて、「2
ちゃんねるって誰がやってるの?」という質問の答として「2ch.net is managed and
 operated by PACKET MONSTER INC.」とだけ記載されており、詳細については明ら
かにされていない。「2ch.net」ドメイン名のwhois情報でも、ドメイン名の登録者は
「PACKET MONSTER INC」となっており、同社はシンガポールの会社とされている。
 また、2ちゃんねるの削除ガイドラインからも、管理人がひろゆき氏で最終的な責
任を持つといった文面が削除されている。譲渡理由や、2ちゃんねるの運営方針など
に今後変化があるのかといったことは現時点で説明されていないが、譲渡は訴訟対応
などを見据えての措置ではないかといった声も掲示板などでは挙がっている。

2ちゃんねるガイド:2ちゃんねるって誰がやってるの?
http://info.2ch.net/guide/faq.html#A2
2ちゃんねるガイド:削除ガイドライン
http://info.2ch.net/guide/adv.html#suku_guide


▼ファイル交換ソフトでウイルスに感染流出事件 4件

1.情報処理推進機構(IPA)職員の私物パソコンによる情報流出
2009年1月4日
お知らせ
http://www.ipa.go.jp/about/oshirase/20090104.html
その後、IPAは1月19日、同機構職員が自宅の私物PCでファイル交換ソフト
を使用していたところ、ウイルスに感染し、PC内の情報が流出した件につい
て、当該PCの分析結果を発表。
2009年1月19日
IPA職員の私物パソコンによる情報流出等について
http://www.ipa.go.jp/about/press/20090119.html

2.IPA職員による情報流出、西武百貨店の社員情報も流出
2009年1月7日
ニュースリリース(PDF)
http://www2.seibu.co.jp/common/images/pdf/20090107.pdf
 西武百貨店は7日、情報処理推進機構(IPA)職員が私物PCでファイル交換ソフトを
介してウイルスに感染し、PC内の情報が流出した件で、西武百貨店の業務情報が含ま
れていたことを明らかにした。
 流出したのは、西武百貨店が開発した社員用OA研修システムの開発データと6296人
分の社員情報で、いずれも2000年当時のもの。社員情報は、当時の所属、氏名、メー
ルアドレスの一部が含まれていた。なお、顧客情報は一切含まれていないとしている。
 西武百貨店によれば、IPAの同職員が当時のシステム開発委託先の担当者だったこ
とから、これらの情報を自宅の私物PCに保存していたと考えられると説明。西武百貨
店では、「今回のIPA職員の自宅私物PCからの情報流出事故に際し、皆様にご心配お
かけ致しました」としてお詫びしている。
参考記事:
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2009/01/08/22033.html

3.神奈川県立高校の生徒情報、Winny上に再放流? 11万人分を確認
2009年1月8日
 日本IBMは8日、神奈川県立高校の生徒の個人情報がファイル共有ソフトで流出して
いた件に関して、範囲が拡大したことを明らかにした。すでに2008年11月、
「Share」ネットワーク上に2006年度の在籍者約2000人分の個人情報が存在すること
を確認していたが、今回、「Winny」のネットワーク上で述べ約11万人分の個人情報
を含むデータを検知した。
参考記事:
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2009/01/08/22046.html

4.環境省、小学校児童1342人の個人情報が「Share」で流出
2009年1月8日
ニュースリリース
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=10622
 環境省は8日、2008年度に実施している「大気汚染に係る環境保健サーベイランス
調査」で収集した小学校児童の個人情報1342人分が、インターネット上に流出したこ
とを明らかにした。
 流出が判明しているのは、八戸市の4校214人、秋田市の5校328人、岐阜市の12校
800人の氏名、住所、生年月日、小学校名。詳細は調査中としている。環境省が調査
を委託したジイズスタッフの再委託先企業のPCから、ファイル交換ソフト「Share」
を通じて流出した可能性があるという。
 環境省では、個人情報が流出した関係者に状況説明と謝罪を行うとともに、調査手
法を情報流出のおそれのない方法に再構築することを検討するとしている。同調査
は、住民の健康状態と大気汚染との関係を観察し、必要に応じて措置を講ずるため
に、1996年から毎年実施している。
参考記事:
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2009/01/09/22055.html


▼懸賞サイトのワナ

同じような相談が3件寄せられました。

(相談1)
違う懸賞サイトにクオカードが、当たりました→住所等を入れたら→おかしなメール
が来たので削除メールを送ったが→次から上記のサイトから毎日へんな出会い系現金
受け渡しメールが来る。
アドレスが子供の学校との連絡に使っているので、変えられないで困っています。
(相談2)
知らないうちに携帯占いサイトに登録されていました。
数時間前から突然メールが届くようになり、メールのアドレスにログインすると男性
からのメル友希望のメッセージが大量に届いていました。
サイトに登録されていたプロフィールも電話番号も全く見覚えのないものでした。
最近、携帯の懸賞に応募した事があり、もしかしたらとそこから登録されたのでは?
と思うのですが。規約にはサイトに登録されるというような内容は一切ありませんで
した。
(相談3)
先日YAHOO検索エンジンから「懸賞」で検索し、応募したいものがあったので、メー
ルアドレス等を入力したところ、出会い系のサイトからメールが頻繁に来るようになり
ました。メールが一日10通など来て、メールをもう送らないように・・・と連絡する
にもHPに一度クリックしないと退会も出来ないようなシステムになっていて、思い切っ
てサイトをクリックし、「入会した覚えもないので、すぐ退会処理をしてほしい」とい
う内容のメールを送ったところ、以下のような文章がメールで返ってきて戸惑ってます。
以下メールをコピーしたものです
 ↓
当サイトへのご登録に関してご説明させて頂きます。
提携関係にございますサイトにご登録されますと、当サイトにも同時登録いただく規約
となっております。この規約に同意されてお客様は登録されておられますので宜しくお
願いします。 尚、提携関係のサイトは懸賞サイト等多種多様でお客様がどちらの提携サ
イトから登録されたことをお調べすることが現在出来ない現状ですのでご自身でご確認
頂きますようお願い致します。
退会申請を受け付けました。
退会が完了するのはこれより10日後になります。
ログインをされてしまいますと退会処理が中断されてしまいますのでお気をつけ下さい。
退会完了するまでは通常会員と同じ状況ですので、お客様の掲示板を見られた会員様が
メールを送信される事もございます。これは、正規のポイントを利用した会員様からの
メールですのでこちらが一方的に配信を停止する事はできませんのでご了承ください。
 ↓
もし請求書等が来た場合、どのように対応すればよいのか、教えて下さい。

(相談3の回答)
今回のご相談に関してですが、出会い系サイトの一部には
退会のを受け付けないシステムになっている悪質なサイトもございます。
今後利用されないようでしたら、無視をされるのがよいでしょう。

出会い系サイトの退会に関しては下記サイトをご参考にしてください。

悪質出会い系サイト攻略法
http://nicemeets.com/bad/2.shtml

利用料金などを請求されている場合など、
有料サイトの契約に関連する法律は下記サイトをご参考にしてください。
利用された覚えがなければ支払う必要はありません。

サイトとの契約の解除について(次世代電子商取引推進協議会)
http://www.ecom.jp/adr/ja/topics/tp_01_4.htm
覚えておきたい法律(出会い系サイトのトラブルと被害)
http://www.deai-sos.com/33.html


▼チェーンメールが小学生の間で広がっています。

小学生にこんなメールが届いたら困惑するでしょうね。
過激な内容がありましたので中略箇所もあります。子どもたちが見たら
「無視しましょう」ですまされるものではありません。
それしてもPAmw-B38というシロモノは何?機会っていう漢字も誤字だし。

(ここからチェーンメール)
これホントだからまわして下さい。ホントに困ってるから・・・日本中の人に協力してほしいんだ。この事は電話やメールで流しています。この事が信じられなかったら電話してみて下さい。ホントに信じて下さい。この話は事実です。10月5日、僕の彼女が突然姿を消しました。最初は友人の家でも行って るのかと気にしていませんでした。しかし彼女は2週間たってても帰ってこなかったので、友人の家に電話してみました。でも友人は家に彼女は来ていないといったので心配になり警察に調べてもらいましたが、彼女はいなくてすぐ捜査は打ち切りになってしまいました。(過激な内容なので中略)でもその後悔が犯人を見つけて逮捕してやろうという強い気持ちにかわりました。(過激な内容なので中略)でもそのためには日本中の人達の協力が必要です。その犯
人を捕まえなければいけないからです。あと・・・生きていてほしい、僕の彼女にも会いたいからです。彼女と遊んだ日は僕の宝物です。そしてその宝物の時間を取り戻すためにこのメール を作りました。このメールを一週間以内に10人に回して下さい。僕は、精密機械に詳しい友人と一緒にPAmw-B38という機会を開発しました。そして、このメールには特殊なプログラムが添付されてあり、このメールが届いてから8日後に自動的にある電波が私の所に送信されます。この電波は中継された電波塔などの場所を知らせるた めのモノです。イルカの超音波と似た性質の電波で、物に当たるたびに微妙も波形が変わるのです。イルカはこの微妙な音の変化で物の方向、距離、大きさ、材質まで判断できます。ですから、PAmw-B38という機械は送信された電波から逆算して、このメールが今どこにあるか誰がもっているかわかるよになっています、メールを 届いてから8日までに10人に送信すれば、このプログラム自動的に削除されるようになっているので、安心してください。しかし、(過激な内容なので中略)犯人を探すために協力して下さい。これ以上機w?

牲者をだすのは悲しいのです。このメールはただのチェーンメールではありません。事実です。お願いします。彼女のためにも・・・。文句がある人はこちらに
電話をして下さい。しかしその時点で犯人又は共犯者と見做します。覚悟の上お 電話下さい。090**********メールでも構いません。*****@*****.ne.jp


▼「ストリートビュー」に大阪・奈良の3市が意見書を採択へ

◇茨木市議会
  http://www.city.ibaraki.osaka.jp/gikai/index.html
◇高槻市議会
  http://www.city.takatsuki.osaka.jp/new2001/sigikai/index.html
◇生駒市議会
  http://www.ikoma-shigikai.jp/

 インターネット上の地図情報サービス「グーグルマップ」のストリートビュー機能
によるプライバシー侵害や犯罪への悪用が懸念されている問題で、大阪府茨木市議会
と高槻市議会、奈良県生駒市議会が、開会中の12月議会で、国に実態把握や事業者へ
の指導、法整備などを求める意見書を採択する見通しであることが15日、分かった。
 10月に採択された東京都町田市議会の意見書と同様、個人や自宅などを無許可で撮
影し、無断で公開することを条例や法律で規制することなどを求める。
 高槻市議会の意見書では、「マイマップ」機能により流出した「高齢者福祉サービ
ス受給者名簿」などの個人情報をストリートビューと組み合わせて利用することで
「高齢者世帯の詐欺事件に利用される懸念も大きい」と指摘。犯罪のほか、差別など
人権侵害への悪用にも懸念を表明している。
 ストリートビューは、地図上の道路をクリックすることで、その地点から撮影した
沿道の風景写真を見ることができるグーグル社の無料サービスで、現在、東京や大阪
など国内12都市が対象。
 住宅地などの細い道路で撮影された写真は、個人宅の庭やベランダに干してある洗
濯物、登下校中の小中学生などまで鮮明に写っていることから、プライバシー侵害の
懸念があるとして、東京都杉並区が同社に申し入れを行っているほか、経済産業省も
複数回にわたり、改善を求めている。
参考記事:
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/12/15/21874.html


▼総務省の違法・有害情報対応検討会、最終報告書をとりまとめ

2009年1月16日
「インターネット上の違法・有害情報への対応に関する検討会」
最終取りまとめの公表
http://www.soumu.go.jp/s-news/2009/090116_1.html

総務省では、平成19年11月から、「インターネット上の違法・有害情報への対応に
関する検討会」を開催し、インターネット上の違法・有害情報に対する総合的な検討
を行ってきました。その検討結果を取りまとめた「インターネット上の違法・有害情
報への対応に関する検討会」最終取りまとめ(案)について、平成20年11月27日か
ら同年12月17日までの間意見の募集を行ったところ、89件の御意見をいただきまし
た。いただいた御意見を踏まえ、同検討会において最終取りまとめが取りまとめられ
ましたので、公表します。

総務省が今後推進する「『安心ネットづくり』促進プログラム」の骨子となるもので、
「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」
(青少年ネット規制法)が施行される2009年4月1日から2011年度までに講じるべき
施策を提言している。
参考記事:
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2009/01/14/22088.html


▼「インターネット上の違法な情報への対応に関するガイドライン」等の公表

2009年12月26日報道発表
http://www.telesa.or.jp/consortium/Illegal_info/20081226press.html

社団法人電気通信事業者協会
社団法人テレコムサービス協会
社団法人日本インターネットプロバイダー協会
社団法人日本ケーブルテレビ連盟

インターネットは国民の社会活動、文化活動、経済活動等のあらゆる活動の基盤とな
る等国民生活にとって必要不可欠な存在となっておりますが、一方、インターネット
上における児童ポルノの公然陳列、違法な出会い系サイト、規制薬物の濫用を唆す情
報等の法令に違反する情報の流通が社会問題となっております。
 このような状況をふまえ、業界4団体の代表メンバーからなる違法情報等対応連絡
会において「インターネット上の違法な情報への対応に関するガイドライン(案)」
等を取りまとめ、平成18年11月以来、公表の上活用されてまいりました。
 このたび、10月22日から11月21日まで「インターネット上の違法な情報へ
の対応に関するガイドライン(案)」等に関する意見募集を行ったところ、8件のご
意見をいただき、誠にありがとうございました。いただいた意見をふまえ、添付のと
おり策定させていただきましたので、本日、公表いたします。
 なお、契約約款は本日より、違法ガイドラインによる運用は平成21年2月1日よ
り開始としております。
 今後も、社会のさまざまな動向や問題状況をふまえ、必要に応じて、ガイドライン
等の見直しを含めた検討を行ってまいります。


▼迷惑メール相談センターより「パンフレット配布のお知らせ」

2009年1月
特定電子メールの送信の適正化等に関する法律のポイント
広告宣伝メールに関わるオプトイン方式の規制等について
https://www.dekyo.or.jp/soudan/pamphlet/m-agree.html
A4判/ 全12ページ
無料送付ですけれど、部数限定でなくなり次第終了するとのことです。


▼ECネットワークより「改正特商法・割賦販売法説明会のご案内」

昨年6月に改正された特定商取引法と割賦販売法についての説明会を開催。
特定商取引法については電子メール広告規制が昨年12月より施行されまし
たが、それ以外と割賦販売法の主な改正の施行は年内までの予定です。
現在、関連の政令、省令等について経済産業省で準備中ですが、
現時点での改正の内容等についての説明になります。

東京(1/30)、神戸(2/5)、仙台(2/9)、高松(2/19)、広島(2/20)
以上の各会場につき、募集しています。
追って3月上旬予定で、札幌、名古屋、福岡、那覇でも開催予定です。
プログラムは全て共通です。
13:00-15:00 特定商取引法(経済産業省消費経済政策課)
15:15-17:15 割賦販売法(同 取引信用課)
※各セッションの後半30〜40分程度、質疑応答の時間をお取りしています。
※詳細・参加申し込みは下記ページをご覧ください。
http://optin-mail.jp/new.php


▼「子どもたちのインターネット利用について考える研究会」第1期活動報告書

2008年12月15日 ニュースリリース
http://www.child-safenet.jp/activity/081215.html

とてもよくまとめられた報告書ですので、是非ご一読おすすめします。

学識経験者や教育関係者、保護者の代表で構成する「子どもたちのインターネット
利用について考える研究会」が15日、第1期活動報告書を公開した。SNSや掲示板、ブ
ログ、プロフといった「双方向利用型サイト」を子供に利用させて安全かどうかを保
護者が判断するための「評価モデル」を提示している。研究会のWebサイトからPDFで
無償ダウンロードできる。


▼モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)からのお知らせ3件

1.ショートビデオ集公開
本日、EMA啓発・教育プログラムの第2弾「ショートビデオ集」を公開。
また、このショートビデオ集を用いた実証教育プログラムを携帯電話販売店にて実施します。
本ショートビデオ集は、コミュニティサイト運用管理体制認定制度*2)の
認定サイトで啓発・教育プログラムとして設置が義務化されている
「ケータイ・インターネットの歩き方」の内容を、約1分間のコンパク
トな動画形式で計16本に編集したものです。携帯インターネットのみな
らず、携帯電話がもつ様々な機能について、利用シーンを紹介しながら、
青少年や保護者に理解してほしいルールやマナーが学べる構成となって
います。ショートビデオ集公開ページ
http://www.ema.or.jp/education/shortvideo/

2.第5〜6回認定サイト
・きき放題!うた仲間♪(http://utana.net/)
・モバレボ(http://mr.i-revo.jp/)
・キラキラ☆ストリート(http://krkr.jp/)
・ハンゲ.jp(http://hange.jp/)
・The☆TableGames
・ちぷやタウン(http://chipu.jp/)
・高校生のコミュニティ[クラスブック](http://class-book.jp/)

3.意見募集
「サイト表現基準に関するEMAの考え方」 
「認定制度及びセルフレイティング支援活動に関するEMAの考え方」
 募集期間 : 2009年1月8日(木)〜2009年1月30日(金)
ご意見提出方法:http://www.ema.or.jp/pbc/

モバイルサイト運営事業者が情報発信する「サイト表現*1」に関する審査・
認定・運用監視制度、及びモバイルサイト運営事業者が自発的に行うセルフ
レイティング支援活動について検討を進めております。今般、EMAの考え方
を添付の通りまとめましたので、皆様から広くご意見を募集したく存じます
今回の取組は、コミュニティサイト以外のモバイルサイトに対して「サイト
表現」における青少年の閲覧に配慮するための基準を策定し、審査・認定・
運用監視を実施することで、青少年がより広範な領域において健全にモバイ
ルインターネットを利用できることを企図しています。
また、サイト運営事業者が、自発的に青少年の閲覧に配慮した領域をゾーニ
ングし、アクセス制限が適切に行われるような自助努力も必要と考えます。
こうしたサイト運営事業者によるセルフレイティング活動を支援することに
より、より多くのサイト運営事業者にも参加いただき、インターネット利用
環境の更なる整備強化を目指します。


▼インプレスの「10代のネット利用を追う」シリーズ

人気の高橋暁子さんの取材記事です。

NTTドコモが中学生に教える、携帯電話のトラブルと対処法
「ケータイ安全教室」リポート<前編>
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/teens/2008/12/25/21966.html
NTTドコモが保護者に訴える、フィルタリングの必要性
「ケータイ安全教室」リポート<後編>
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/teens/2008/12/26/21967.html


▼名古屋市教育委員会生涯学習課の動画紹介

親学関連講座「子どもをネット犯罪から守る」
http://www.manabu.city.nagoya.jp/bin2/cms2/see_more2.cgi?c=18&d=2&p=1&x=100

携帯電話やインターネットについて、正しい知識をもちましょう。
3分7秒
ネット社会での危険を実社会と結びつけながら、親子で話し合ってみましょう。
2分48秒
ネット社会の諸問題と、それらへの対策を学びましょう。
2分
ネット社会で子どもが被害者にも加害者にもならないためのモラルを教えることができていますか。
2分10秒
ネット社会でトラブルに巻き込まれたときの対応の仕方を知りましょう。
2分16秒
トラブルの未然防止・早期発見のため、なんでも話し合える親子関係を築いていきましょう。
1分31秒


▼みんなでつくる情報通信白書コンテスト

http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/081219_7.html
[応募締め切り]2009年3月27日(金)

総務省では、平成21年版情報通信白書(21年7月公表予定)の
表紙絵及びコラムを募集しています。ケータイやインターネット、
パソコンなど、ICTやデジタル社会についての皆さんの考えや想い、
夢を形にしたイラストやコラムをお寄せください。
受賞作品については、平成21年版情報通信白書に掲載させて
いただきます。

▼参考本

2009 ネットコミュニティ白書
http://www.m-create.com/publishing/net_com.html
発売日 : 2008年12月19日
発  行 : 株式会社メディアクリエイト
ネットコミュニティを取り巻く背景をふまえ、可能性・将来性につい
て寄稿を多数掲載しています。EMAの会員企業様も執筆されています。


▼G DATA「オンライン脅威の予測」

◇G DATA Software
http://www.gdata.co.jp/

 G DATA Softwareは19日、2009年におけるオンライン脅威の予測を発表した。
ネット犯罪が、一般的な経済活動と同様に分業体制をとることで、これまで以上にネ
ット犯罪の成熟化が進むとしている。
 同社は、マルウェアを作成、販売、ホスティングするなどの分業化が進むほか、手
軽に入手可能なマルウェア開発ツールも充実すると予測。また、多くのPCがボット
ネットに組み込まれることで、2009年は個人情報の盗難が増えると見ている。「デー
タ窃盗は数年で十分に金が儲かるビジネスとなる。疑いなく、この分野の経済成長は
数年は続く」。
 ウイルスの侵入経路としては、ブラウザとそのコンポーネントの脆弱性が短期間に
集中攻撃を受けると予測。特に、Webサイトを閲覧しただけで気付かないうちに感染
するタイプのウイルスが激増する見込みで、「Web 2.0タイプのサイトやフォーラ
ム、ブログが利用される機会が増える」としている。
 「ユーザーのクリックを乗っ取る『クリックジャック』のように、新たな抜け道も
絶えず発見されている。『Google Docs』のようなWebアプリケーションは、いろいろ
な情報が保存されているために、データ窃盗犯の格好の餌食となっている。」
 こうしたネット犯罪への対策としては、政府や公的機関による規制が強化される可
能性があるという。2008年11月には多くのネット犯罪者がドメイン名を登録していた
EstDomains社(エストニア)の業者認定が取り消されたほか、12月にはボットネット
の指令サーバーの多くをホスティングしていたとして、McColo社(米国)が大手ISP
からアクセスを遮断されたが、今後も規制強化が期待されるとしている。
参考記事:
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/12/19/21929.html


▼教育再生懇談会、子供の携帯利用に関する取りまとめ

2008年12月18日
教育再生懇談会 第6回議事次第
 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouiku_kondan/kaisai/dai6/6gijisidai.html

 政府の教育再生懇談会は、第6回の議事録を公開した。この中で、子供の携帯電話
利用に関する作業部会の取りまとめ(素案)が明らかにされた。
 教育再生懇談会は、安倍内閣時代に設置された教育再生会議の後継組織として、福
田内閣によって設置された内閣直属の機関。今年5月の第1次報告書の中では、小中学
生に携帯電話を持たせないこと、持たせる場合は通話やGPS機能に限定したものを推
進することなどが盛り込まれた。
参考記事:
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/12/18/21921.html


▼青少年ネット規制法案の動き

2008.12.4(YOMIURI ONLINE)
大阪・公立小中高で携帯持ち込み禁止…橋下知事方針
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20081204nt01.htm

2008.12.5(YOMIURI ONLINE)
校内ケータイ全国調査へ…文科相方針
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20081205nt14.htm

2008.12.15(INTERNET Wacth)
そのSNSは子供にとって安全か? 保護者向けに判断基準を提示
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/12/15/21875.html

2008.12.16(YOMIURI ONLINE)
小中携帯、原則禁止を…教育再生懇が提言素案
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20081216nt07.htm

2008.12.18(YOMIURI ONLINE)
埼玉も携帯禁止…まず県立高、次に小・中
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20081218nt04.htm

2008.12.19(asahi.com)
子どもの携帯、閲覧制限機能を義務化 兵庫県が条例案
http://www.asahi.com/digital/mobile/OSK200812180093.html


▼国や業界団体の動きをニュースから

2008.12.1(INTERNET Wacth)
メール・ウェブ適性利用促進を目指す団体「EWPC」発足
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/12/01/21710.html

2008.12.3(INTERNET Wacth)
「我が国から迷惑メールを追放」官民で対策推進協議会を設立
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/12/03/21738.html

2008.12.11(INTERNET Wacth)
医薬品のネット販売、規制の見直し求め署名10万件
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/12/11/21830.html

2008.12.11(INTERNET Wacth)
IAjapan、「改正迷惑メール対策法に関するQ&A」を公開
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/12/12/21840.html

2008.12.24(asahi.com)
ネット著作物「公正利用なら制限緩和を」 知財戦略本部
http://www.asahi.com/digital/internet/TKY200812240296.html

2008.12.26(INTERNET Wacth)
日本語検索サービスの拠点を国内へ、総務省が政策課題の素案
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/12/26/21989.html

2008.12.26(INTERNET Wacth)
犯罪対策閣僚会議が行動計画を策定、「ストリートビュー」検討も
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/12/26/21991.html


▼調査結果・統計・データ

2008.12.17(IT Media News)
「どこから漏れたか分からない」個人情報の盗難、4割は「心当たりなし」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0812/17/news110.html

2008.12.22(NIKKEI IT+PLUS)
グーグル検索ランキング、トップはモバイルが「mixi」、パソコンが「yahoo」
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITbe000022122008

2008.12.24(INTERNET Wacth)
携帯向け音楽違法サイトの利用率は34.5%、日本レコード協会調査
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/12/24/21961.html

2008.12.29(YOMIURI ONLINE)
通販、ネットが先導…2010年、市場の過半も
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20081229nt02.htmm


▼その他の最新ニュース

2008.12.3(ZAKZAK)
未成年無断カード決済訴訟が和解…サイト利用料
http://www.zakzak.co.jp/top/200812/t2008120326_all.html

2008.12.4(MSN Sankei News)
ネットで集まり電車内で痴漢か 郵便事業会社係長ら逮捕
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081204/crm0812041258016-n1.htm

2008.12.5(INTERNET Wacth)
ヤフオク、落札額5000円未満の被害も補償対象に
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/12/05/21771.htm

2008.12.8(MSN Sankei News)
画像合成しネット掲載 名誉棄損容疑で男逮捕
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081208/crm0812081352032-n1.htm

2008.12.11(MSN Sankei News)
ネット上の裁判傍聴記は著作物にあたらず 最高裁
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/081211/trl0812111754022-n1.htm

2008.12.12(YOMIURI ONLINE)
「クレーマー医療事故遺族をネットで中傷
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20081212nt14.htm

2008.12.16(ITmedia News)
「まねきTV」は適法 知財高裁、テレビ局側の控訴を棄却
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0812/16/news107.html

2008.12.19(INTERNET Wacth)
2009年はネット犯罪が成熟化、犯罪者の分業化が進む
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/12/19/21929.html

2008.12.19(INTERNET Wacth)
「東京都障害者サービス情報」のページが改ざん、ウイルス感染も
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/12/19/21933.html

2008.12.27(YOMIURI ONLINE)
電話も通じぬIT企業、増える「窓口はメールのみ」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081227-OYT1T00375.htm


▼編集後記

仕事の疲れがなかなかとれない時に、ある精神科医より
「疲れたということは、それだけエネルギーを使って頑張ったということだよ。」
と声かけてくれました。
「そうか、そういうことだよね〜。」
あれだけ疲れていたのに、一瞬のうちに疲れがとれました。

ところで、今回のメルマガ原稿は完成間近にしてすっと手が滑り、
別の内容に置きかえてファイル保存してしまいました。
あれだけ頑張っていたのに、一瞬のうちに疲れがでました。


以上