報道資料

平成13年12月5日
財団法人インターネット協会

オンラインソフトウェア大賞(OSP)2001受賞作品の発表
=ネット利用環境を改善し、ソフト流通を促進するために=

財団法人インターネット協会(理事長:秋草直之)は、インターネット上のフリーソフトやシェアソフトによりユーザの利用環境を改善すると共に、インターネットによるソフト流通を促進するために、優秀なオンラインソフトの表彰を行っている。

今年度も、昨年から今年にかけて発表されたソフトを対象として、オンラインソフトウェア大賞2001受賞作品13本を選定した。

それらの中には、RELAXで定義されたXMLモデルに従ったXMLドキュメントを操作するためのJavaクラスを自動生成するプログラム「Relaxer」のような専門家向けツール、Windows上で手軽にソフトが作れるスクリプト言語システム「Hot Soup Processor for Win95/98/NT/2000/XP」、「ドレミ」と書けばドレミが鳴る、初心者にも優しい音楽入力ソフト「テキスト音楽「サクラ」」、フリーの時代劇ネットアクションゲーム「宝永噴煙禄」のように多様なソフトが含まれている。

また、ビジュアルJava 開発ツール/Windows 用ビジュアル開発ツール/Linux 用ビジュアル開発ツール/C++コンパイラの無料提供によりオンラインソフト作者の開発環境整備に貢献したボーランド株式会社に特別賞が贈られる。

1.これまでの経緯

「優秀なフリーソフトやその作者に感謝する場を創ろう」というネットワーク関係者からの声がきっかけとなり、1992年にフリーソフトの質的向上と社会的認知を高めることを目的として、フリーソフトウェア大賞実行委員会(委員長:石田晴久東京大学教授、当時)が組織され、「フリーソフトウェア大賞(FSP) '92」が実施された。翌年からこのイベントは、電子ネットワーク協議会のもとで実施されるようになり、ほぼ毎年実施されている。

1997年からは、インターネットによるソフト流通を促進する観点も加えて、表彰対象をオンラインソフトであると捉えて、「オンラインソフトウェア大賞(OSP)」と名称を変更し、フリーソフトだけでなく、シェアソフト、プロダクト(製品)ソフトまでもカバーできるようにしている。これまでの授賞作品は、ここに掲載されている。

財団法人インターネット協会は、本年7月に電子ネットワーク協議会と日本インターネット協会が合併して財団法人化され、電子ネットワーク協議会が行ってきた事業を継承する組織である。

2.オンラインソフトウェア大賞授賞式

インターネット上のフリーソフトやシェアソフトによりユーザの利用環境を改善すると共に、インターネットによるソフト流通を促進するために、昨年から今年にかけて発表されたオンラインソフトを対象として、選考委員会により優秀なソフトを選んだ。下記の授賞式において、オンラインソフトウェア大賞2001受賞作品の表彰を行う。

3.受賞作品
(ここをクリックして下さい。)

4.選考委員会の構成

問い合わせ・連絡先
         財団法人インターネット協会
         三田オフイス
          〒108-0073 東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル23F
          担当 国分、大久保
          Tel  03-3457-0672
          Fax  03-3451-9604
          E-mail info@iajapan.org

以上


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