報道資料 |
平成15年1月22日
財団法人インターネット協会
オンラインソフトウェア大賞(OSP)2002受賞作品の発表 =ネット利用環境を改善し、ソフト流通を促進するために= |
財団法人インターネット協会(理事長:秋草直之)は、インターネット上のフリーソフトやシェアソフトなどによりユーザのネット利用環境を改善すると共に、インターネットによるソフト流通を促進するために、優秀なオンラインソフトの表彰を行っている。
今年度も、2002年に発表されたソフトを対象として、オンラインソフトウェア大賞2002受賞作品12本を選定した。今回は、大賞として漢字コードの変換もできるFTPクライアントソフトの定番となったFFFTPが選ばれた。
入賞作品には、Sleipnir: タブブラウザ、絵師のえそらごと: 自動絵画作成ソフト、窓立て2: ウィンドウを立体化するツール、タキビ: タキビを囲んで語り合うチャット、AN HTTP Server: Windows用 HTTP サーバ、リネージュ: 多人数同時参加型オンラインロールプレイングゲーム、携帯画銘菓: 画像を携帯PHSに適した大きさと色に変換しそれを保存とメール添付および準動画銘菓: DDIポケットの準動画とビジュアルサウンドを作成、TMPGEnc Plus 2.5: 高画質なMPEG-1/2ファイルを作成するソフトウェアMPEG-1/2エンコーダ、Spam Mail Killer: スパムメールの削除に重点を置いたメールチェッカー、Opera: インターネットブラウザ、すっきり!! デフラグ統合版: デフラグやスキャンディスクを最適な環境で自動実行/自動終了する補助ツールのように多様なソフトが含まれている。
1.これまでの経緯
「優秀なフリーソフトやその作者に感謝する場を創ろう」というネットワーク関係者からの声がきっかけとなり、1992年にフリーソフトの質的向上と社会的認知を高めることを目的として、フリーソフトウェア大賞実行委員会(委員長:石田晴久東京大学教授、当時)が組織され、「フリーソフトウェア大賞(FSP)'92」が実施された。翌年からこのイベントは、電子ネットワーク協議会のもとで実施されるようになり、ほぼ毎年実施されている。
1997年からは、インターネットによるソフト流通を促進する観点も加えて、表彰対象をオンラインソフトであると捉えて、「オンラインソフトウェア大賞(OSP)」と名称を変更し、フリーソフトだけでなく、シェアソフト、プロダクト(製品)ソフトまでもカバーできるようにしている。これまでの授賞作品は、 ここに掲載 されている。
財団法人インターネット協会は、2001年7月に電子ネットワーク協議会と日本インターネット協会が合併して財団法人化され、電子ネットワーク協議会が行ってきた事業を継承する組織である。
2.オンラインソフトウェア大賞授賞式
インターネット上のフリーソフトやシェアソフトによりユーザの利用環境を改善すると共に、インターネットによるソフトを促進するために、2002年に発表されたオンラインソフトを対象として、選考委員会により優秀なソフトを選んだ。下記の授賞式において、オンラインソフトウェア大賞2002受賞作品の表彰を行う。今回は、第一回のフリーソフトウェア大賞から数えて10回目という節目の授賞式であるので、これまで受賞された方々にも、ご案内を行っている。
3.受賞作品
4.選考委員会の構成
以上