IAjapan 第5回 迷惑メール対策カンファレンス

ホーム 開催概要 プログラム 会場案内 お申込み



プログラム : 

2008.6.17 講演資料公開しました。
※非公開データを含む資料については公開しておりません。

 
9:30- 開場 (受付開始)
10:00-10:10 (10) 開会挨拶
高橋徹 (財団法人インターネット協会 副理事長)
10:10-11:00 (50) 1. イントロ・おさらい
【講演資料】

・おさらい(山井氏)
pdf(907KB)

朝一番のこのセッションでは今までの「おさらい」をします。
迷惑メール対策の全体の過去の流れを振り返る良い機会ですので、最近から対策に関わった人はもちろん、以前から関わっている方も参加されることをお勧めします。

    講師: 山井 成良 (岡山大学)


【講師略歴】

山井 成良
岡山大学 教授

1997年、岡山大学助教授。2006年同教授。主に分散システム構築運用技術に関する研究に従事。迷惑メール対策に関する 研究でFIT2004論文賞およびFIT2006船井ベストペーパー賞を受賞。
11:00-11:45 (45) 2. JEAG テクニカルアップデート 迷惑メールの現状と技術的対策等について
【講演資料】

・技術的対策等
(櫻庭氏)
pdf(969KB)

・技術的課題等
(本間氏)
pdf(956KB)
日本国内においてOP25Bや送信ドメイン認証が普及し、一定の効果が見られるものの、海外(Bot?)発の迷惑メールを始めとした迷惑メールの脅威は、いまだに継続しており、危機的状況であると言って過言ではありません。
これら状況を踏まえ、最近の迷惑メールの状況を改めて説明した上で、これまで実施してきた対策(OP25B、送信ドメイン認証)の効果と現状の課題、今後実施するべき対策、及び増え続けている海外発迷惑メールの対策に関わる活動内容を説明します。

    講師: 櫻庭 秀次 (株式会社インターネットイニシアティブ)
          本間 輝彰 (KDDI株式会社)


【講師略歴】

櫻庭 秀次
株式会社インターネットイニシアティブ メッセージングサービス部 サービス推進課 シニアプログラムマネージャ

IIJ においてコミュニケーション技術に関する研究、開発に従事。JEAG 発起人および Technical WG チェアパーソン。MAAWG メンバ。
本間 輝彰
KDDI株式会社 プラットフォーム開発部 au oneプラットフォーム開発部 開発4グループリーダー

KDDIにおいて、EZweb/au one netのメールサービスのプラットフォーム開発の責任者。JEAG発起人及びTechnical WG チェアパーソン。
11:45-13:00 (75) 休憩
13:00-14:45 (105) 3. 制度
【講演資料】

・特商法改正について
(諏訪園氏)
pdf(40KB)

・特電法改正について
(扇 氏)
pdf(1,045KB)
今年は迷惑メール対策のための法律が2つ改正される予定です。一つは特定電子メール法で、もう一つは特定商取引法です。ともに改正の目玉は広告宣伝メールについて、初のオプトイン方式による規制が導入されることです。また、法律の実効性を強化する内容も多数盛り込まれ、迷惑メールを取り囲む法制度の環境は大きく変化する予定です。このセッションでは総務省、経済産業省で立法に関わった担当官の皆さんをお招きし、法改正の考え方や運用の見通しについて話をしていただく予定です。

    司会: 木村 孝 (ニフティ株式会社)

    講師: 諏訪園 貞明 (経済産業省)
          扇 慎太郎 (総務省)


【講師略歴】

木村 孝
ニフティ株式会社 経営補佐室担当部長

1986年ニフティ株式会社入社。パソコン通信の時代からニフティのサービス、企画などを担当。現在経営補佐室担当部長。イン ターネット協会迷惑メール対策委員委員長。日本インターネットプロバイダー協会会長補佐 経済産業省産業構造審議会特定 商取引法小委員会委員

諏訪園 貞明
経済産業省 商務情報政策局 消費経済対策課長

1986年日本銀行入行調査統計局、国際局、発券局等を経て、1995年公正取引委員会事務総局入局、2003年経済取引局総務課企画室長、2005年審査局第3審査長、2006年経済産業省商務情報政策局消費経済対策課長、現在に至る。

扇 慎太郎
総務省 総合通信基盤局 電気通信事業部 消費者行政課 課長補佐

2000年郵政省入省。情報通信政策局総合政策課、内閣官房副長官補室等を経て、2007年より現職。
14:45-15:00 (15) 休憩
15:00-16:45 (105) 4.パネルディスカッション 「今時のメール運用の常識」
【資料】

 - 準備中
メール・システムの管理や利用についての「常識」は、迷惑メールのような不正使用の増加に対処するために変化してきています。始めに、利用者側の常識と、管理者側の常識の現状を概括します。次に、管理者側で留意すべき点について、ブラックリスト利用問題、メール転送問題、ドメイン認証活用の展望などについて議論します。

    コーディネーター: 樋口 貴章

    パネリスト: 安東 孝二 (東京大学)
               石田 卓也 (株式会社イプリオ)
               水越 賢治 (寿限無株式会社)


【講師略歴】

樋口 貴章

インターネット協会では企画運営委員(2004-2007.3副議長)としての参画を始め、各種研究部会にて活動。2004年10月の発足当時から2007年 3月まで迷惑メール対策委員会の初代委員長。
安東 孝二
東京大学情報システム本部 特任講師

1996年東京大学教育用計算機センター(現情報基盤センター)に助手と して着任。教育用計算機システムの設計、運用、開発に携わる。2007年より 東京大学情報システム本部特任講師。日本Apacheユーザ会コアメンバー。
石田 卓也
株式会社イプリオ 代表取締役

地域系ISPを中心に、ISP、ケーブルテレビ、ホスティング事業者などへの技術支援を行う、株式会社イプリオ、代表取締役。社団法人日本インターネットプロバイダー協会理事、NPO地域間高速ネット ワーク機構(IXO)監事、NPOふじのくに情報ネットワーク機構(fino)理事等。


水越 賢治
寿限無株式会社 取締役

ミニコンメーカにてUNIX技術サポートとして勤務。独立後はISPや企業向けにシステム構築や技術コンサルティングを行う。2002年寿限無株式会社を共同設立し情報セキュリティコンサルティングも手がける。
16:45-17:00 (15) クロージング


↑ページトップへ


Copyright (C) 2008 Internet Association Japan
財団法人インターネット協会事務局