「インターネットの安心安全な利用に役立つ手記コンクール」
受賞作品

②トラブル克服部門

silver優秀 「実体験を元として得た克服方法」  千葉県 高山 望


インターネットトラブルについて、最近ではSNSが発達し、SNSに関するトラブルが増えていると感じる。これは友人やニュースなどを見て感じた事である。

私はすぐに返信が来ないかもしれないかもしれない事を事前に友人には話してる。返信がくる、こないで仲たがいなどしたくないからだ。しかし、大幅に返信が遅れるようであったら謝罪をはじめに打ってから返信するよう心掛けている。返信をする際には、字だけでは堅苦しい感じになってしまうので、感嘆符や顔文字等を使って感情を目に見える形で表すような工夫をしている。文字だけでは冗談を言ったつもりでも、その言葉を真に受けて人を傷つけてしまったりする可能性がある。そうなってしまった場合、誤解を解ければよいけれど、そこからいじめに発展してしまったり、殺人事件になってしまったりと言う可能性を考えると、自分でも気を付けるべきではないかと思う。

他に、私が中学校の頃に無料でメールをしてオーラを占うと言うものにメールをしてしまい、そこから金銭を取られそうになったことがあった。この頃は両親に学校の話をしても、気にしすぎ、被害妄想が激しいと言われ真面目に自分の話を聞いてくれる人がおらず、寂しかったように感じる。そして、その事を聞いてくれたネットでの占い師にすぐに心を開いてしまいすぐに騙されてしまった。しかし、これ以上の相談は料金が発生します、という時点で自分では金銭を管理していなかった私は両親に相談せざる負えなくなり、両親に話をした。そして今自分は詐欺にあいそうな事、それがどんなことなのかを両親がかみ砕いて説明してくれたおかげで自分が金銭を取られそうになっていることを理解することができた。自分が情けなく感じたが、今は、私はすぐに騙される事、どんな心情の時騙されやすいのか等身をもって体験できた貴重な体験だと思っている。

また、画面越しでやり取りしている相手の顔や身元は伝えられているとしても、それが本当かはわからない。フォロワーさんと会う、会おうと言われた等その人と直接会う事は避けるべきだと思われる。何故なら、LINEやTwitterで知り合った人と会い殺人事件や強姦にあってしまう可能性は否定できない。実際に友人AがTwitterで知り合い、会おうと誘われた自称20代の男性のフォロワーはアイコンがプリクラである女子高生のみであり、出会い目的であることが明確であった。この事に関して友人Aは今までやり取りをしてきたけどいい人だった、変な人ではない、自分は引っかからないと言っていた。自分は引っかからないと思っている人ほど引っかかることを身をもって体感したことがあったので、友人T・友人Nと共に友人Aを何故危ないのか、女子高生と言う狙われやすい年代であることなどを話し、説得した記憶がある。

以上の事から私は、詐欺・出会いなどは警戒心を解いてから近づいてくるので顔が見えない相手は自分を騙そうとしているかもしれない事を念頭に置くこと。SNS等では自分がどのような返信をするのかなどを事前に話しておき、誤解をなくすことが大切であると考える。


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