「インターネットの安心安全な利用に役立つ手記コンクール」
受賞作品

①使いこなし部門

silver優秀 「SNSでの情報収集」  茨城県 海老


私は、ある日、東京都に1日出かけていました。その日は、朝から今まで体験したこともないような大雨でした。東京都に向かっている電車内で地元や近隣の地域のことが気になりましたが、電車内だったのでテレビを見ることはできませんでした。そのため、私はTwitterなどのSNSで地元や近隣の地域が大丈夫なのか確認をしていました。すると、近隣の地域では避難指示や大雨洪水警報が出ていました。最初は、ほんの一部地域だったので「まだ、このくらいなら大丈夫だろう」と思っていました。しかし、時間が経つにつれて、近隣の地域で避難指示や大雨洪水警報が増えていきました。そして、地元にも大雨洪水警報が出て、さらにはテレビで気象庁からの発表があったということも知りました。さすがに心配になってきましたが、自分ではどうすることもできないので、Twitterで情報を集めたりしながら午前中が過ぎていきました。

そして、その日の午後事態が変化しました。近隣の一部地域で堤防が決壊し、川の水が街を襲いました。私が、Twitterでそのことを知ったのは暫くしてからでした。知った瞬間は驚いて何も考えられませんでしたが、大変な事態になったことだけは分かりました。情報を得ていく中で心配になったことがありました。それは、友人や知人は無事なのかということでした。堤防が決壊した辺りには友人や知人が住んでおり、また、仕事でその辺に行った人もいました。とにかくLINEなどで友人や母に連絡をとりました。友人や母の無事は確認が取れました。

そして、時間が少し経ち、夕方頃、新たな問題があることが判明しました。それは、帰宅の際に通る橋が、どれが通行可能か、通行不可能かということでした。この情報もTwitterで得ました。しかし、Twitterでは情報が錯綜しておりどれが正しい情報なのか判断をする必要がありました。これは、友人が協力してくれて、どの橋が通れるのか正しい情報が判明し、帰宅することができました。

このときの私は、テレビを見ることはできなかったので他の所から情報を得ることしかできませんでした。その情報を得るために今回はTwitterやLINEを駆使しました。特にTwitterは情報が出回るのが、テレビより早かったり、放送しないような情報があるので、今回とても役に立ちました。また、LINEは気軽に友人とメッセージのやり取りができるのでどういう状況になっているのかの情報を得ることもできました。

インターネットは使い方によっては便利になります。インターネットは、自分が今何を求めているのかを考え、適材適所に利用すればとても便利なものになります。


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