「インターネットの安心安全な利用に役立つ手記コンクール」
受賞作品

④青少年のインターネット利用部門

silver優秀 小学生の私と今の私  千葉県 こじま

私は、小学2年生のときに携帯を持つようになりました。

この頃は子供が携帯を持っていることが珍しかったですが、子供携帯というものが出てきて、小学生が携帯電話を持っていてもおかしくないという環境でした。私が携帯を持ち始めたのは、私「携帯が欲しい」が両親にお願いをして叶ったことでした。携帯でのトラブルを心配した親は私に、携帯電話を持つ条件を出してきました。友達と勝手に連絡先を交換しないことと、携帯をインターネットに繋げないことを約束させられました。物理的に、トラブルを阻止している形でしたが、子供だったこともあり、その親との約束で不自由をしていたわけでもなく、安全にすごしていました。親には感謝です。

そして、小学2年生だった時よりもインターネットの利用量も増え制限もない今、私は自分で最低限の決め事を作りました。

まず、携帯の機能でセキュリティーを付けるようにしました。危険性・ウイルス感染の恐れがあるサイトに入らないようにすることや、アプリケーションをインストールしないようにすることが1つです。そしてもう1つ、友人とのSNSでの文字での会話の時は、自分の書いた文章を読んで相手がどう感じるか、いやな思いをしないか、相手に送る前に一度読み返すことです。

こういうところからトラブルが起きたと、メディアで報じられているのをよく見ていたので、気を付けるようにしていました。読み返すのを意識していたことで、今ではほとんど、自分の書いた文章を無意識に読み返すようになりました。こういう癖がついたことは自分にとってプラスになっていると感じます。問題を起こしてはいけない、起こさないようにする、ということを小学生の時から叩き込まれていたため、今はそのような意識が大事だったのだと実感することができています。

親と決めたルールをしっかりと守ることや、どうすることで安全にインターネットを利用できるかを自ら考えることが、今後も安全にインターネットを利用することにつながるんだと思います。

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