「インターネットの安心安全な利用に役立つ手記コンクール」
受賞作品

①使いこなし部門

silver.優秀 広まれ将棋  東京都 フィッシュ

僕は将棋が大好きです。将棋には相手が必要です。でも、ぼくの周りでは、あまり将棋をやる友達がいません。そんな時はオンライン対局をします。スマートフォンやタブレット端末でかんたんに始められます。

オンライン対局のいいところは、好きな時に、好きな場所で、世界中の人と指せるところです。さらに級位や段位もつくので、自分の棋力がわかります。戦法をアナウンスしてくれるので、勉強にもなります。
遠くに住んでいるおじいちゃんや、出張中のお父さんと指せるのも、いいところです。離れていても、コミュニケーションがとれて、楽しいです。
ぼくにはオンライン対局以外にも、いろんなインターネットの使い道があります。例えばプロ棋士の棋譜を見ます。ほかには詰将棋の問題をダウンロードして、挑戦します。将棋の本をネットショッピングすることもあります。

ぼくは将棋をやっているうちに、プロのタイトル戦が行われたホテルへ行ってみたくなりました。お父さんがネットで検索してくれて、将棋の町、山形県天童市へ行きました。竜王戦が行われたホテルやレンタカー、新幹線の切符もインターネットで予約したそうです。天童市では、特産の伝統工芸品である駒作りを見てきました。とてもかっこよかったです。
この旅行の後、お父さんは天童市へふるさと納税をしました。これもインターネットを通して出来たそうです。天童市からは、お礼の品として素敵な将棋盤と駒をもらいました。ぼくとお父さんの宝物です。
ぼくのお父さんは引越しをたくさんする、転勤族です。次の転勤先は外国になる予定です。ぼくの目標は将棋初段なのですが、次の転勤前には達成できそうにありません。だから、外国へ行ってもオンライン対局は続けて、初段を目指します。

このように、将棋はインターネットととても相性がいいゲームです。今まで、将棋はおじさん、おじいさんがやるイメージがあったと思います。でもインターネットが普及して、女性や子ども、外国人にも(将棋って楽しいぞ。)と気づいてもらえました。将棋ファンがどんどん増えて、将棋が盛り上がるとぼくはうれしいです。将棋盤や駒のことも好きになってもらいたいです。そこから日本のことも好きになってくれると、もっとうれしいです。
これからも、もっともっとたくさんの人に、インターネットの力で将棋の楽しさを知ってもらいたいです。

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