2017年からはIoT住宅への取り組みが本格化し、今、住宅を取り巻く先端技術は目覚ましいスピードで進歩しています。そして、今後爆発的に増える機器に対して、国土交通省も既存住宅にIoT機器を後付けできるようにすべきとしています。今後の住宅用IoT機器の需要が活発になっています。
　「IoT技術等を活用した次世代住宅懇談会」では、IoT技術等を活用した住宅における新たな機能やサービスの導入を目指すにあたって、消費者・生活者の安心・安全を確保するため、住宅供給者側、サービス事業者側それぞれが考慮すべき課題にはどのようなものがあるか。下記3点の必要性・問題点が掲げられました。

1. 情報セキュリティの確保や個人情報・プライバシーの確保の必要性
2. 導入に際してのヒューマンサポート等の必要性
3. 繋げる・連動させることに伴う問題

　今回当WG では「1.情報セキュリティの確保や個人情報・プライバシーの確保の必要性」で取り上げられた、機器接続のインターフェースやAPIと情報セキュリティの確保との両立をテーマ掲げ、IoTプラットフォームとして機器の接続や動作の保証（品質や安全性の確保）についての責任分界点考え方、また安全に関する事項を全てIoTに委ねた場合、ウィルスに感染し、暴走するリスクとその最低限必要なセキュリティ対策など、IoT次世代住宅に今後重要かつ必要と思われる話題を取り上げて開催いたします。