(3)見直しゾーン
ケータイ中心生活
勇気をもってメールをとめる宣言を!
解説
文部科学省の2009年公表の調査では、メールを1日30件以上送受信する中学2年生は、そうでない生徒よりねる時間がおそくなる傾向があり、ケータイをよく使う子は、生活面への影響もあると考えられる。
1日平均30件以上のケータイメールを送受信する中学2年生のうち約25%が「寝る時間は午前0時以降」と回答。これはケータイを持っていない生徒の約2.5倍の結果だ。

アドバイス
返事が遅いと友達に心配をかける、きらわれると思い、「ここで終わり」の文句にたどりつくまで、延々とメールを送り続けてしまうかもしれない。でも、最初に誰かが勇気を持って宣言してしまえばいい。例えば
- 夜6時から7時は食事中なのでケータイチェックはしません。
- 夜8時から10時は勉強や好きなことをするので、すぐには返事をしません。
- 夜10時以降は電源を切っています。
- どうしてもすぐに返事できないこともあることをわかって!
こうすれば、メールにふりまわされず、相手もラクになるはず。メールに夢中になるときもあるかもしれないけど、宣言するだけでも全然違うはず。メールはいつでも送れるから、目の前に大事なことがあるときは、無理してすぐに返信しなくたっていい。大事なのは、機械にふりまわされないこと。
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