報道資料
平成16年11月11日 
財団法人インターネット協会 


「IPv6関連用語集 第一版」公表


http://www.iajapan.org/ipv6/v6term/glossary_01.html



 財団法人インターネット協会(理事長: 秋草直之)のIPv6ディプロイメント委員会IPv6 Terminology WG(IPv6用語ワーキンググループ)は、「IPv6関連用語集 第一版」を公表しました。

 IPv6 Terminology WGは、IPv6関連の製品マニュアル、操作画面、報告書、雑誌、書籍等で使われている技術用語が、ほとんど英語を由来としており、このためアルファベット表記、カタカナ表記、部分的日本語訳の併用など、さまざまな日本語表記を生み出している現状を改善することを目的に発足した分科会です。単一の原語に対して複数の用語がばらばらに利用されていることは、読者・利用者の理解を阻害し、混乱の原因となります。

 このため同ワーキンググループでは、2003年秋の発足以来、製品・サービス・情報の提供者へのガイドラインになるとともに、利用者への簡単な用語解説書として機能する「IPv6関連用語集」の作成を進めてきました。その結果、2004年8月初旬から9月中旬の公開レビューを経て、第一版の正式公表に至りました。インターネット協会のIPv6 Terminology WGページ(http://www.iajapan.org/ipv6/v6termwg.html)で自由に閲覧、参照いただけます(用語集としての引用や転載は、出典を明記の上でお願いいたします)。

 「IPv6関連用語集 第一版」では、対象用語を中核的なIPv6関連用語に絞り、それぞれの原語に対して推奨できる訳語を選定しています。また、一般読者のIPv6に対する理解を深めることをもう1つの狙いとし、各用語について簡潔な用語解説を付加しています。

 IPv6 Terminology WG では、特に、IPv6関連ハードウェア、ソフトウェアの提供ベンダーの皆様に、IPv6関連用語集を活用してできるかぎり用語を統一していただきたいと考えています。また、IPv6の雑誌や書籍など、関連情報を提供されている人々にも、可能なかぎり推奨用語を利用していただきたいと考えています。

 今後、IPv6 Terminology WGでは、第一版について適宜アップデート作業を行っていくほか、より対象を拡大した第二版、第三版の提供を検討していきます。


■問い合わせ・連絡先

   財団法人インターネット協会 (小南)
   E-mail: to_bhj-info
   URL: http://www.iajapan.org/

以上   

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