「モバイルインターネットと子ども」に関する国際ワークショップ |
プログラム レポート 報道資料 |
背景・目的: |
インターネットにおける子どもの保護を実現するために、日本では、利用者自身を守るためのルールの提唱、通報・相談窓口としてのホットラインおよびそれらのネットワークの確立、技術的に有害情報をブロックするフィルタリングソフトの開発、インターネット犯罪に対応する法整備などが行われてきています。 財団法人インターネット協会では、2001年12月17日~20日に横浜で開催された「第2回子どもの商業的性的搾取に反対する世界会議」の一環として、ワークショップを主催し、それらの対策の現状を紹介しました。また、インターネット接続可能な携帯電話上の出会い系サイトにおいて、子どもが被害に遭わないように両親や学校の先生のリテラシーを向上させるための方策について、意見交換を行いました。 ワークショップには、世界各地から、ホットライン関係者、政府関係者、児童保護団体など80名以上が出席しました。さらに、第1回世界会議の主催国であるスウェーデンのシルビア王妃と、日本の皇室を代表して世界会議に出席された高円宮妃殿下がご臨席になり、意見交換に聞き入っておられました。また、ワークショップの様子や関係者へのインタビューが、翌朝のNHKテレビニュース「おはよう日本」で放送されました。 そこでの議論を発展させるために、当協会と英国の非営利法人チャイルドネット・インターナショナルの共催により、世界で初めての、子どものモバイルインターネット利用に関する国際ワークショップを開催します。このワークショップは、モバイル先進国である日本における経験を踏まえて、世界の専門家により議論を深めることにより、子どものモバイルインターネット利用におけるあるべき姿を見いだすことを目的とします。技術は良く使われるべきであるという考え方の下で、利用における影の部分よりは光の部分に焦点を当て、このワークショップから具体的な実現方策を、社会へのメッセージとして発信できるようにしたいと考えています。 |
日 時: | 2003年 3月 6日(木)および、7日(金) |
会 場: | (株)三菱総合研究所 〒100-8141 東京都千代田区大手町2丁目3-6 一階AV室 地下鉄丸の内線大手町駅徒歩2分、JR東京駅丸の内北口より徒歩10分、JR神田駅西口より徒歩8分 地図はこちらから |
言 語: | 日本語および英語(同時通訳付き) |
主 催: |
(財)インターネット協会(日本) チャイルドネットインターナショナル(英国) |
協 賛: |
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(株)NTTドコモ KDDI(株) ボーダフォングループ財団 J-フォン(株) 日本電気(株) パナソニックモバイルコミュニケーションズ(株) 富士通(株) / ニフティ(株) | |
出席者: |
世界中の専門家60名程度 政府、非営利団体+学会、各国産業界から構成(うち、日本人30名程度) |
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問い合わせ先: | (財)インターネット協会 国分明男、大久保貴世、山本真紀
E-mail:seminar@iajapan.org Tel:03-3452-6420 Fax:03-3451-9604 住所:〒108-0073 東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル23階 |