ある日突然送られてくる差出人不詳のメール。正直、気持ちのいいものではありません。「間違って開いたら、コンピュータウィルスに感染してしまうのではないだろうか」とか、「勝手にアダルトサイトに誘導されて、課金請求が来るのではないだろうか」といった心配も沸き起こります。
迷惑メールは不愉快であるだけでなく、実際の被害も発生させています。日本ではまだそれほどでもないようですが、欧米では迷惑メールの多さに閉口し、メールの使用そのものを止めてしまう人も出てきています。
メールは、仕事中であろうがくつろいでいる時間であろうがおかまいなしに割り込んでくる電話などとは違い、自分や相手の都合に合わせたやりとりのできるコミュニケーション手段を提供してくれるとても便利な道具のひとつです。
私たちは誰もがそうしたメリットを享受し、より快適な生活を送りたいと考えていると思います。そのためには、インターネットサービスプロバイダ(ISP)や会社、大学などが協同して迷惑メール対策を積極的に推進するように声をあげていっていただくことが大切になってきます。皆様のご支持とご支援をいただけますようお願い申し上げます。
末筆ではありますが、迷惑メール対策に関してより詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。
インターネットを利用する方のためのルール&マナー集 「迷惑メール対策編」
http://www.iajapan.org/rule/rule4mail/
財団法人インターネット協会では「インターネットを利用する方のためのルール&マナー集」を提供しています。こちらもあわせてご覧ください。