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目 次
1 フィルタリングの概要 3 i-フィルター 5 Microsoft ファミリー機能
2 フィルタリングの主な機能 4 ウイルスバスタークラウド 6 Apple macOS スクリーンタイム

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フィルタリングの概要


 インターネットは生活を豊かにしてくれますが、中には有害な情報も含まれています。

 インターネットを使うと、いつでも、どこからでも、世界中の人とコミュニケーションしたり、知りたい情報をその場で探したり、色々な商品を購入したりすることができます。インターネットは私たちの生活を豊かにし、個人のライフスタイルの可能性を広げてくれるものです。
 その反面、インターネットでは誰でも簡単に、自分が出したいと思う情報を発信することができます。情報の内容が他人の目でチェックされることなく、どんな情報でも発信できてしまいます。そのため、インターネット上には、ポルノ画像や暴力画像、他人に対する心ない言葉など、子どもに見せたくない有害なウェブサイトもあるのです。子供にとって有害と考えられるような情報があるウェブサイトは、例えば次のようなものです。
 ・アダルトサイト
 ・出会い系サイト
 ・暴力残虐画像を集めたサイト
 ・他人の悪口や誹謗中傷を載せたサイト
 ・犯罪を助長するようなサイト
 ・毒物や麻薬情報を載せたサイト
インターネット協会 フィルタリング情報ページ
https://www.iajapan.org/filtering/

 子どもの成長に合わせて、上手にフィルタリングを活用しましょう。

 有害なホームページを子どもに見せないようにするための仕組みが「フィルタリング」です。フィルタリングを使うと、情報を発信する人の表現の自由を奪うことなく、情報を受け取る側で有害なホームページの閲覧を拒否することができます。子どものいる家庭では、パソコンにフィルタリングを設定することをお勧めします。
 また、子どもの成長や、習熟度に合わせて、インターネットを利用させることが大切です。子どもが初めてインターネットを利用する際は、保護者の責任でフィルタリングを設定し、インターネットを使いこなす知識・技術、情報モラルやコミュニケーション能力をそれぞれ身につけているかを見極めましょう。そして、その成長に合わせて、持たせる機器やフィルタリングの設定などを見直して、インターネットを利用させる範囲やサービスを広げていきましょう。

 インターネット上のサイトをカテゴリに分類し、アクセスの可否を設定します。

 フィルタリングには大きく分けて2つの方式があります。1つは[ブラックリスト方式]です。有害なホームページをブラックリストとしてリスト化し、これらのホームページを見ることができないようにする方式です。もう1つは[ホワイトリスト方式]です。子どもにとって安全で有益と思われるホームページをホワイトリストとしてリスト化し、これらのホームページだけを見ることができるようにする方式です。
 また、フィルタリングには[カテゴリ]という考え方があります。例えば[アダルト][自殺・家出][ギャンブル][オカルト]などの細かいカテゴリに分類し、特定のカテゴリのサイトを見させないという設定もできます。

[ブラックリスト方式]
[ブラックリスト方式]
[ホワイトリスト方式]
[ホワイトリスト方式]

インターネット協会 フィルタリング説明ページ
(フィルタリングソフトのしくみや技術などについて、紙芝居形式で分かりやすく説明したパンフレット)
https://www.iajapan.org/rating/leaflet.html

 パソコンにフィルタリングソフトを入れて、簡単に利用することができます。

 家庭のパソコンでフィルタリングを利用する方法には、大きく分けて2つの方法があります。1つは「パソコンにフィルタリングソフトを入れる方法」です。家庭のパソコン向けのフィルタリングサービス提供会社から提供されています。
 もう1つは、家庭にインターネット接続用のルータがある場合は、その「ルータ経由でフィルタリングを設定する方法」です。この方法だと、パソコンだけでなく、ルータにWi-Fiなどの無線LANアクセスするスマートフォン・タブレット・ゲーム機なども、まとめてフィルタリングを利用することができます。

 保護者の管理のもとフィルタリングを利用し、子どもの成長を見守りましょう。

 保護者は、パソコンやインターネットの使い方を学び、子どもがインターネットで何をしているかを理解し、子どもにインターネットの利用ルールについて教えたり、一緒に考えていくことが大切です。そのための第1歩として保護者の管理のもとフィルタリングを活用することをお勧めします。

 検索サイトのセーフサーチを活用すると、さらに安全性が高まります。

 さらに、検索サイトの[セーフサーチ]を利用すると、検索結果から成人向けサイトを除外することができます。フィルタリングと合わせて利用することで、より安全に利用することができます。詳しくは、検索サイトのヘルプページを参照してください。

[Googleのセーフサーチ]解説画面
[Googleのセーフサーチ]解説画面
[Yahoo!のセーフサーチ] 解説画面
[Yahoo!のセーフサーチ] 解説画面

Googleセーフサーチ
https://support.google.com/websearch/answer/510
Yahoo!セーフサーチ、チャイルドロック
https://support.yahoo-net.jp/PccSearch/s/article/H000007973