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有害サイト

トラブル内容

 18歳未満禁止アダルトサイトなのに、小・中学生へ呼び込みをする2ショットを見つけた。対策はないのか?


具体的な相談・通報内容

 某2ショットを覗いたのですが、そこは18禁のアダルトサイトでした。

部屋の待機者のメッセージを見ていると、18歳未満の使用や、場合によっては小・中学生を呼び込みの対象としたもの、売春や援助交際の書きこみがありこちにあり、驚きました。

こういった犯罪を引き起こすきっかけとなる人が頻繁に出入りしているサイトというもはどういうものでしょう・・・ 行為に移られる前の対策というのは出来ないでしょうか?


対策事例

【一度目の回答】

 2ショットのサイトと言うことですね。 結論から申し上げて、現在の法律でこうしたサイトを取り締まることは難しいというのが現状です。 その理由は、

1:そのサイトが本当に売春のサイトであるのか?
売春で罰せられる場合は、管理売春若しくは青少年不純異性交遊等の特別法が必要です。 また、援助交際についても、前記同様、売春若しくは青少年不純異性交遊等に抵触することが必要なのです。 以上の点を満たしている場合について初めて法律として問擬できるのですが、インターネット上の場合は、それが本当なのか、嘘なのか、それさえも定かでないところが多いのです。

2:現実空間で、例えばコンビニに立ち寄った際に並べられている卑猥な本は、堂々と女性の裸体を表紙にしていたり、その中に売春の勧誘や、援助交際の助長に近いものが乱立しています。
こうした事実に対して、現在の日本の法律は、きちんと整備されていないため、法律問題として問擬できないのが現実なのです。 ですからインターネットの世界を、子供達が生き抜く力をつける教育が必要になってきていると思います。 何が間違っているのか、何がいけないのか、良いのか、そうしたことを判断することを教える教育が今インターネット上でも必要になってきています。交通安全の問題に関しても、まず、道路の整備というハード面から始まって、学校教育などが行き届いています。そうした環境がインターネット上でも必要な時期なのです。

よろしければそのサイトのURLを教えてください。確認させていただきます。

【URLの連絡が相談者からあった後の回答】

 サイトを見てみました、最近こうしたサイトが増えています。 お互いが分かり合って行っていることで、男女の押さえきれない欲望が犯罪という形となって現れるのを抑制している効果もあるようで、一概に悪であると決めつけられない部分もあります。

ただ、こうしたサイトに子供達が入ってくることや、子供達が被害に遭うことは防がなくてはなりません。そうした観点から、子供と保護者の方へ正しいインターネットの利用方法や、トラブルからの脱出方法などについての教育が必要になってきています。教育という面から見た場合、インターネットはまだまだ遅れていますが、今後も当団体といたしましてもいろいろな面から、犯罪防止の活動をすすめていますので、情報などがありましたら連絡していただきたいと思います。

本当はこうしたサイトが見えなければいいのでしょうが、インターネット上は、自由な場所ですから、法に抵触しない限りは、強制力をもってサイトを閉鎖させることはできません。

一人一人のモラルに頼る面が多いのですが、こうしたモラル向上も、普段の生活の中から生まれてくるものと確信しています。

今後も情報提供のあったサイトについては、確認を続けていますので、また何か新しい情報などありましたら、お知らせください。

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