その他
【 トラブル内容】
イントラネットでのセキュリティ
【 具体的な相談・通報内容】
イントラネットでのセキュリティに関することです。
私はイントラネットの電子メール(ccMAil)にてある人とメールの交換をしていましたがそのうちにそれが廻りに知られ、メールをどこか他のところで覗き見られているということが分かりました。
このメールを見られないようにする対処もどうも話しづらく、相手が見えないためにそのものを罰することもできません。普通なら、会社内で上司に話してそのものをしかりつけるのが当たり前ですが、分からないためにどうする事もできないのが現状です。
一部のモラルのない、自分だけが面白ければいいという、他人のことを考えない者達にこまっています。
私はこの後どうすればいいと思われますか?
ご意見よろしくお願いいたします。
【 対策事例】
貴メール拝受いたしました。お困りのご様子については、理解出来ますしご同情申し上げます。 しかし、御社のイントラネットやコンピューター環境などの状況がわかりませんので、ご質問の様なことが、どのような状況下で発生したのか、推察するしかできません。通常、企業が業務遂行のために導入されている電子メールシステムについては、その使用に際して”社内使用ルールやシステム管理ルール”等の社内規定を制定した上で、社員に使用させているケースが多いと思いますが、この点御社では如何になっているのかも不明で有りますので、以下、一般論として、返事をさせて頂きます。
一般論として、自分宛以外の他人宛の書簡を、名宛人でない他人が、勝手に開封して読むということは、許されることではありません。インターネット・イントラネットでの電子メールも、名宛人でない他人が読むということも、勿論、倫理的観点からみて問題のある行為であると思います。しかし、通常、企業内では、社員は企業が定める社員規定に従って、行動する事を求められておりますが、この社内ルールは厳しいものから緩やかなものまで、各企業によって千差万別であります。
今回他人に読まれてしまったと言うメールは、その内容が業務用のメールなのか、私的メール(私信)なのか不明ですが、仮に、今回のメールが”私信”で、且つ、御社では社内規定で「”電子メールシステムを、私用で使用する事を禁止する”と、また、システム管理者は、社内ルールに従って適宜使用状況を検閲することがある。」と規定されているなら、それに従わずに”私用”に私用した人が、社内ルールを犯したと言えるでしょうから、その点改める必要があると思います。また、仮に、上記のよ うな社内規定が全くない状況で、ご指摘の様な事が生じたのなら、このようなことが起こらないように、”社内規定”を定める必要があると思いますので、このような方向で社内に働きかけてみては、如何でしょうか。
最後に、インターネット・イントラネットの如何を問わず、インターネットメールシステムを利用して電子メールのやりとりをするのであれば、”発信したメールが発信人から名宛人までメールが到着する過程で、経由するサーバーの管理者(あるいは、他人のメールを覗こうとの意志を持った人)が、メールの内容を読めるシステム”で有る点を理解されて、利用されることを望みます。
参考:インターネット利用のための社内ルール整備ガイドライン
http://www.iajapan.org/rule/rule4business/
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