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目 次
1 Androidスマートフォンの概要 5 Googleアカウントを取得したい 9 Googleアカウントの登録内容を変更したい
2 パスワードを保護者が管理する 6 アプリのインストールを制限したい 10 バックアップを取りたい
3 画面にロックをかけたい 7 フィルタリングを利用したい 11 Androidスマートフォンを盗難・紛失した
4 機能制限を利用したい 8 画面ロックのパスワードを忘れた 12 携帯会社に問い合わせしたい

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パスワードを保護者が管理する


 Android スマートフォンで使用する2 つのパスワードについて理解しましょう。

 Android スマートフォンを利用するにあたって2 種類のパスワードが必要となりますので、まずはそれぞれの用途について理解し、子どもにどの様な利用規制が必要なのか検討することが大事です。

◆Android スマートフォンで使用するパスワード
名称用途使用例
PIN/パスワード画面ロックの解除他人がAndroid スマートフォンを操作できない様に画面にロックをかける。
Google アカウントGoogle サービスを利用するための共通アカウントGoogle Play でのアプリダウンロード、Gmail、Google カレンダーなどのGoogle サービスを使用するための共通アカウント。

 保護者の管理のもとで子どもにAndroid スマートフォンを使わせる場合は、[PIN/パスワード]だけを子どもに教えて、 [Google アカウント]は教えずに保護者のみが知っておくという管理が可能です。

 PIN/パスワードは画面のロック解除に使われるため、子ども自身が知っている必要があります。その場合、PIN/パスワードは子ども自身で自由に変更が可能なので、何かあった時に保護者が子どものAndroid スマートフォンを操作できるようにしておくためには、子どもが自分でPIN/パスワードを変更した場合は必ず保護者に新しいPIN/パスワードを教えるなどの約束をしておきましょう。

 Google アカウントは主にGoogle Play(グーグルプレイ)からアプリをインストールする時や、GmailGoogle カレンダーなどのGoogle が提供するサービスを利用する時に必要なアカウントです。子どもにアプリのインストールや、Google サービスの利用をさせない場合は、Google アカウントのパスワード子どもに知らせる必要はありません。

 子どもの成長度合いに合わせ、これらのパスワード類をどこまで子どもに知らせるかを事前にしっかり決めて使わせることが大切です。