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ショッピング

トラブル内容

 海外から届いた商品がニセモノだった。返金希望。


具体的な相談・通報内容

 ブランド品のバッグを3点、25,000円で注文し、国内の金融機関に振り込んだところ、EMS(国際速達郵便)で商品が送られてきたが、届いた商品は粗悪なニセモノ商品だった。

返金して下さいとメールしたが、一向に連絡がつかない。電話番号は無く、メースアドレスしか連絡手段がない。なんとか返金してもらうことはできないか?


対策事例

 主に中国から届くブランド品のニセモノに関するトラブルが多くなっています。そのニセモノ販売サイトの特徴は、サイト自体は日本語表記なのですが、場所によってはたどたどしく、掲載されている広告商品は明らかにニセモノであり、販売価格も新品と考えれば安価すぎる感もあります。所在地表記も海外のことが多く、日本国内の住所が記載されていても、ほとんどあてになりません。

ニセモノ商品は、その商標権などを持つ権利者(ブランド)の権利を侵害するものでもあり、そのような権利侵害品をそもそも国内に持ち込むことは出来ません。税関で荷物の内容が判明すればストップされることもあります。サイトと連絡不能に陥ると、ほとんど解決手段はありません。

特にこのような権利侵害品を、購入者側もある程度の認識の上で取引することは、非常にリスクの高い取引となります。特に当該サイトが日常的にコピー商品を扱っているようであれば最寄の警察署に相談したり、連絡が取れないようであれば、代金の振込先が日本の金融機関であった場合は、その代金の振込先金融機関に連絡して事情を説明して、口座名義人に連絡を取って欲しいと伝える方法が考えられます。併せて、振り込んだ代金の組み戻しや当該口座の凍結について可能かどうかを併せて相談してみるという方法も考えられます。

救済が極めて難しいトラブルです。疑わしい商品には絶対に手を出さないという考え方が何より必要です。

提供:一般社団法人 ECネットワーク  2011年8月
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