報道資料
平成30年2月13日
一般財団法人インターネット協会
「インターネットの安心安全な利用に役立つ手記コンクール2017」結果発表!

~10歳から79歳まで、かけがえのないインターネットの体験手記、計19作品~

  一般財団法人インターネット協会(東京都文京区、理事長:藤原洋)は、平成26年度からインターネットを利用する皆さまの安心安全な利用に役立つ体験談や提案を募集し、応募された手記の中から優秀作品を公表しています。 本年度で4回目を迎えました。結果は以下の通りとなりましたので、お知らせします。

第4回受賞作品一覧と講評はこちら

    ①インターネット使いこなし部門 (最優秀賞1作品 優秀賞3作品 特別賞1作品)
    ②インターネットトラブル克服部門 (最優秀賞1作品 優秀賞2作品 特別賞1作品)
    ③親子のルール作り部門 (最優秀賞1作品 優秀賞2作品)
    ④青少年のインターネット利用部門 (最優秀賞1作品  優秀賞6作品)

  これまでの優秀作品
第3回(平成28年度)
http://www.iajapan.org/contest/2016-kekka.html
第2回(平成27年度)
http://www.iajapan.org/contest/2015-kekka.html
第1回(平成26年度)
http://www.iajapan.org/contest/2014-kekka.html

■審査経緯

募 集 期 間:平成29年7月7日~11月30日
応 募 総 数:202作品(前回241作品)
一次審査通過数: 91作品(前回 76作品)
二次審査通過数: 19作品(前回 23作品)

審査基準:
1. 実体験や提案が具体的にわかりやすく述べられているか
2. 人間関係や生活が豊かになったか
3. 多くの方が参考にしたいか
の3つの基準に基づいて総合的に審査。

■審査総評

  今回も、幅広い年齢層の10歳から79歳までの手記を19作品選出することができました。
  働き方を大胆に提案して実現した会社の取り組み、受験期でネット依存になった子どものために家族が実践した意外な声かけ、インターネットで人生を豊かにしたいと考えている皆さまや、これから使いこなそうと頑張る青少年の皆さま等々。なるほどと同感する手記もあれば斬新で個性的な手記もあり、大変見応えのあるものでした。

  また、「特別賞」として2作品選出しています。例えば、一般的な情報モラル指導では「ネットで知り合った人とは会ってはいけない」とか、「ネットで探した情報の信用性に注意しましょう」としていますが、ネットのリスクにも配慮しつつ、人と人との出会いのすばらしさや言葉のやりとりの素晴らしさに触れた成功例もあるとして、「特別賞」として選出しました。
  一方、残念ながら今回入選にいたらなかった作品の中にも、前回入選をこえる優れた作品がありましたことを申し添えたいと思います。

  青少年や高齢者が、日々の生活の中でしっかりインターネットを活用している姿が描写された優秀作品を多くの方々にご覧いただくことにより、インターネット利用者のみならず、サービス提供者・教育・行政などの関係者がインターネットを安心安全に利用するにはどうしたら良いかを考える際のご参考になれば幸いです。
  これからもインターネットと楽しく安心安全に付き合うことができるように、関係者一同努力してまいります。

■選考委員

第一次審査、および副賞協力(8団体、五十音順)
    アルプスシステムインテグレーション株式会社
    NTTコミュニケーションズ株式会社
    株式会社ディー・エヌ・エー
    デジタルアーツ株式会社
    株式会社ドワンゴ
    ニフティ株式会社
    ヤフー株式会社
    LINE株式会社

副賞協力
    グリー株式会社

第二次審査(4名、五十音順)
    遠藤 美季氏 エンジェルズアイズ 代表
    長澤 弘子氏 NPO法人浜松子どもとメディアリテラシー研究所 理事長
    吉岡 良平氏 一般財団法人草の根サイバーセキュリティ運動全国連絡会 常務理事兼事務局長
    国分 明男氏 一般財団法人インターネット協会副理事長


■お問い合わせ
  一般財団法人インターネット協会  担当:大久保、小南   連絡フォーム