2017年2月9日
インターネットを利用する皆さまの安心安全な利用に役立つ体験談や提案を募集し、応募された手記の中から優秀作品を決定いたしました。

平成28年7月~11月の期間に応募いただきました241作品より、第一次審査にて76作品を選び、第二次審査にて23作品にしぼりました。選考基準は3 項目あり、「実体験や提案が具体的にわかりやすく述べられているか」「人間関係や生活が豊かになったか」「参考にしたいか」について評価を行い、それらに 基づいて総合的に選考しました。
今回は前回の2倍のご応募をいただきました。残念ながら選からもれてしまった作品の中にも、大変優れた作品がありましたことを申し添えたいと思います。

 審査結果  *各作品のタイトルをクリックすると作品を見ることができます
 
 
  ①使いこなし部門 (最優秀賞2作品 優秀賞6作品 特別賞1作品) kazoku02
  ②トラブル克服部門 (最優秀賞1作品優秀賞3作品)
  ③親子のルール作り部門 (最優秀賞1作品 優秀賞5作品)
  ④青少年のインターネット利用部門 (最優秀賞2作品 優秀賞2作品)
 


 
①使いこなし部門  最優秀賞2作品  優秀賞6作品  特別賞1作品
タイトル お名前 都道府県
性別/年齢
内容と選評
最優秀
gold
フェイスタイムに思いを 鈴村徳子 茨城県
女性/63歳
余命が近い母のために、息子たちが「フェイスタイム」を通じて、母とアメリカに住む母の姉と繋げていく。楽しいやりとりが想像できる描写が良い。距離を越えて人をつなぐインターネットの素晴らしい活用例で、家族の一生懸命な愛情が伝わってくる手記である。
(補足:ご長女のご主人のお母様ご姉妹のお話です)
最優秀
gold
ひとりではない 奈緒 神奈川県
女性/36歳
子どもの頃から、同じ様な病気の状況の人と出逢うことができず「孤独」を感じていた。それが、インターネット で同じような状況の人と出会う。そして女性の筋疾患患者のための会のサイトを立ち上げた。インターネットがひとを救って幸せにしている。多くの人の共感を呼ぶことであろう。
優秀
silver
繋がるという大切さ なお 東京都
女性/26歳
子どもの頃からの夢をかなえて留学したが、病気の手術のために帰国する。病室でSNSを見ても孤独になるばかり。そんな時に、留学先からインターネットビデオ通話が届く。みんなの顔が見られて声が聴こえて、力がわいてきた。文字だけのやりとりだけではなく、「見て話す」ことが傷心の心に響いたことだろう。心温まる手記である。
優秀
silver
万歳老人! たんたん 大阪府
女性/63歳
定年退職後に実行したプランの時間のすきまを利用して、インターネットを活用する。料理、音楽、家事、英語等、何事にも興味関心をもって前向きに生き生きと過ごす姿が描かれている。インターネットへの感謝の気持ちが正直に書かれていて、これからの人生を応援したい。
優秀
silver
緊急事態とインターネット ウナ 韓国
女性/24歳
日本と韓国を通話アプリを使って電話やメッセージのやりとりをする。緊急事態の時は、国際電話をかける方法もあったと思うが、通話アプリの方が、電話とメッセージ両方を使うことができるので好条件である。実際のやりとり画面やスタンプもあり、有り難さが伝わってくる。刻々と変わる状況の描写がおもしろい。
優秀
silver
開かれる扉 田中 岡山県
女性/53歳
20年前は海外赴任先から日本との手紙の返事が1か月もかかったのに、インターネットのおかげで超短時間に。帰国した現在でも、海外へ出向いては友人が出来てやりとりしている。世界へつなぐどこでもドアを手にした感覚になる。
優秀
silver
母とインターネット どんぐりころり 神奈川県
女性/49歳
家族のために長く尽くしてきた筆者の母にとって、その役割を終えた今、インターネットは「社会で役に立っている」、「成長している」ことを実感できる良い機会になっている。筆者の母に対する深い愛情が読み取れる。
優秀
silver
共働き夫婦のネットカメラ 岩佐嘉祐 徳島県
男性/43歳
2人の小学生の子どもを持つ共働き夫婦の話。一緒にいない時間が不安であったが、ネットカメラの設置により、子どもたちの様子がわかり会話もできるようになった。重宝する一方で、子どものプライバシーに配慮したり注意点にも触れており、子どもたちへの愛情が伝わってくる。
特別
silver2
童話と老話 神馬せつを 石川県
男性/73歳
闘病で自暴自棄になっていた時、病室におかれたパソコンに、小児病棟の子どもたちから応援のメッセージや絵が届いた。そこから再起の努力がはじまる。子どもたちには、病気と闘う一人ひとりを主人公にした「童話」を、大人の患者には、自分史等の「老話」づくりのお手伝いをするようになった。活力と光明を与えてくれたしみじみとした気持ちが伝わってくる。
インターネットならではという特徴ではないが、とても良い話なので「特別賞」とした。
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②トラブル克服部門  最優秀賞1作品  優秀賞3作品
タイトル お名前 都道府県
性別/年齢
内容と選評
最優秀
gold
子育てとインターネット mama 大阪府
女性/33歳
バリバリ働きながら二人の子供を育てる筆者。熱を出した息子や仲間はずれにされた娘にできることは何かと検索して、勝手に安堵したり勝手に不安になったり。子どもを想うばかりの母親の心理やネット依存がうまく描かれてる。母親世代には是非お読みいただきたい。コミカルだが一生懸命な微笑ましい家族のやりとりに、尊敬の念を贈りたい。
優秀
silver
SNS の甘い誘い 絶歌 東京都
女性/19歳
自分の投稿に「いいね!」を押してもらいたいために、友達の投稿に「いいね!」をする。時間帯を狙って投稿したり、自慢していると思わせないように回数を制限する。筆者の投稿依存になる様子、努力、後悔が素直に表現されている。最後は、自分自身の人生を生きることの難しさに導いていく。特に、中高生世代に是非お読みいただきたい。
優秀
silver
考える力 てらのお 宮城県
女性/32歳
インターネットにどっぷりつかっていたある時、いつの間にか架空請求に引っかかる。それもパソコンに請求画面が張り付いたまま。親と先生へ相談し何とか対処方法がわかった。筆者はネット中毒による思考力の低下と気づき、考える力を身につけることが大切だと導く。このようなことに気づかせてくれた大人の存在の有難さがわかる。
(補足:大学卒業時のお話です)
優秀
silver
もうだまされない! でんぱ小僧 東京都
男性/11歳
ゲームのキャラクター交換で、2度もだまされる。それからは、ゲームのチャットで話しているだけではどんな人かわからないし、大人か子供なのかもわからないことを悟る。そして、今では知っている人とだけ交換をして、もう騙されないぞと決意した。友達にも筆者の体験を教えてあげたことが友達思いで好感がもてる。
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③親子のルール作り部門  最優秀賞1作品  優秀賞5作品
タイトル お名前 都道府県
性別/年齢
内容と選評
最優秀
gold
成長とともにルールも柔軟に 山口 あゆみ 大阪府
女性/44歳
音楽プレイヤーからスマートフォンへ切り替えたのは1年半前。高校生になった息子が当初作ったルール変えの交渉をしてきた。ルールは縛るものではなく自主性を育ててくれたと思うと語る。専門用語についてよく知っていて活かされていて、子どもの自主性を育てるには保護者がネットの知識を持って子どもの成長を見守ることが必要だと感じさせる。多くの保護者に参考にしてもらいたい。
優秀
silver
1日10通のLINE たぁくん400 千葉県
男性/18歳
会話ではうまく言えないことをメッセージでやりとりしたことで、父親との絆を復活する素敵なきっかけになった。言ってはいけないことも言ってしまうネットだが、これこそがネットならではのこと。1日10通までと決めたことが、多くも少なくもない丁度よい回数に設定していると思われた。親子の嬉しいエピソードである。
優秀
silver
ルール作り おのモン 東京都
男性/11歳
ルールを作る時の重要なポイントが書かれている。より具体的、そして徹底的に話し合うこと。筆者の分析力と想像力がとても優れている。テレビを見た場合はにあてはめてみるという発想が面白い。
優秀
silver
一緒にネット にしわた 埼玉県
男性/49歳
子供に「ダメ」と言ってもダメ。 インターネットは、とても楽しいから、と筆者は言う。 そこで、親子で同じSNSをやり、それぞれのアバターを作り、「ともだち」登録して交流ができるようにした。人との交流は勝手にやらせるが、SNSの中に親が居るので 何かトラブルや不安があれば、すぐ相談してお互いに安心。 大人の過保護は子供の可能性を摘んでしまうかも知れないと導いている。説得力のある内容に拍手。
優秀
silver
にらめっこさせないために けーちゃん 千葉県
女性/38歳
ゲーム依存になっている子供たちのために、スマートフォンを取り上げることしか考えていなかったが、ママ友の助言で3つのルールを作ることにした。子供たちも真剣に勉強するようになり、画面とにらめっこする時間が激減。単純なものでもいいからみんなが守ることのできるルールを推奨する。
優秀
silver
私の家のルール 目指せ
絵本作家
東京都
女性/10歳
筆者は小学5年生であるが、2段階のルールを作った。一つ目は現在の小学生の時。二つ目は中学生になった時のこと。さらに、母にも使い方を勉強してもらい、筆者も中学生になるまでに上手に使えるようになりたいと言う。将来へのルールまでも作っておくと気持ちも前向きになる。親子の思いやりが伝わるほのぼのとした手記である。
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④青少年のインターネット利用部門 最優秀賞2作品  優秀賞2作品
タイトル お名前 都道府県
性別/年齢
内容と選評
最優秀
gold
十年一昔のネット事情 匿名 埼玉県
男性/21歳
中学校の教育実習で、筆者は生徒たちに、「SNSは本名で登録しない」、「公開範囲を制限する」と2つの最低限必要なことを話した。ところが、生徒たちから意外なリアクションが返ってきた。中学生にSNSは早すぎると考えていたが、適切な利用法を指導すれば、彼らはそれを守って利用し生活がより充実すると導く。実践を通した子どもたちへの指導が的確に書かれており、生き生きした子どもたちの姿が浮かんでくる。
最優秀
gold
答えはどこにあるの? 井上 美波 大阪府
女性/14歳
筆者は、『学びの答えをインターネットに頼らない』というルールを作った。きっかけは、母親から筆者へ向けた助言だった。インターネットの大きな世界図書館と、実際の近くの図書館を比較し、それぞれの良さを知るために、筆者に実体験させる。子どもに楽しみながら行動をうながす母親の姿勢がとても素晴らしい。多くの家族に参考にしてもらいたい。
優秀
silver
インターネットも報告相談!
私たちの決めたルール
ありか 千葉県
女性/19歳
祖父の失敗から生まれたルール。一人で考えずに「報告」し、家族みんなで「相談」する、というルール。これにより祖父との会話量も増え、今まで以上に良い関係を築けるように。 家族と向き合うことを忘れていたが、安全にインターネットを利用する大切さを家族全体で認識することができた。お互いに 「有難う」が言える使い方が良い。
優秀
silver
「寂しい」からできたルール みかん 千葉県
女性/18歳
携帯電話を持つときに「食事中は携帯電話を触らない」というルールを決めた。それは、筆者の寂しい経験からできたルール。会話ができる環境であるならば、緊急性のある連絡等でない限りは他の時間にSNSを使うべきと導く。
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