報道資料
平成31年2月20日
一般財団法人インターネット協会
「インターネットの安心安全な利用に役立つ手記コンクール2018」結果発表!

~ママたち、子供たち、大人たちの、いろいろなストーリー、インターネットの体験手記、計24作品~

  一般財団法人インターネット協会(東京都文京区、理事長:藤原洋)は、平成26年度からインターネットを利用する皆さまの安心安全な利用に役立つ体験談や提案を募集し、応募された手記の中から優秀作品を公表しています。 本年度で5回目を迎えました。結果は以下の通りとなりましたので、発表します。

    ①インターネット使いこなし部門 (最優秀賞1作品 優秀賞4作品)
    ②インターネットトラブル克服部門 (最優秀賞1作品 優秀賞7作品)
    ③親子のルール作り部門 (特別賞1作品 優秀賞2作品)
    ④青少年のインターネット利用部門 (最優秀賞1作品  優秀賞7作品)

今回の受賞作品一覧と講評はこちら

  これまでの優秀作品
第4回(平成29年度)
http://www.iajapan.org/contest/2017-kekka.html
第3回(平成28年度)
http://www.iajapan.org/contest/2016-kekka.html
第2回(平成27年度)
http://www.iajapan.org/contest/2015-kekka.html
第1回(平成26年度)
http://www.iajapan.org/contest/2014-kekka.html

■審査経緯

募 集 期 間:平成30年7月7日~11月30日
応 募 総 数:275作品(前回202作品)
一次審査通過数: 87作品(前回 91作品)
二次審査通過数: 24作品(前回 19作品)

審査基準:
1. 実体験や提案が具体的にわかりやすく述べられているか
2. 人間関係や生活が豊かになったか
3. 参考にしたいような独創的、発展的な内容か
の3つの基準に基づいて総合的に審査。

■審査総評

  今回も、幅広い年齢層の手記を24作品選出することができました。
  「最優秀賞」は3作品。SNSのコミュニティで閉じこもりがちなママたちの集いの場を実現した例、ネット通販の注文時に不思議に思った大人が子供へ声かけをした例、否定的な書き込みについて生徒へ助言する例を選出しました。「優秀賞」には、参考にしたい独創的、発展的な例を含む優れた作品を選出しています。

  また、「特別賞」は1作品。一般的な情報モラル指導では「親とよく相談してスマホを使いましょう」としていますが、青少年の熱意によって親の理解を得られた成功例もあるとして、「特別賞」として選出しました。
   今回の審査で入選にいたらなかった作品の中にも、これまでになかった新たな気づきや、啓発活動に活用したい考え方が得られる優れた作品があったことを申し添えます。

  日々の生活の中で、しっかりインターネットを活用している姿が描写された優秀作品を多くの方々にご覧いただくことにより、インターネット利用者のみならず、サービス提供者・教育・行政などの関係者がインターネットを安心安全に利用するにはどうしたら良いかを考える際のご参考になれば幸いです。
  これからもインターネットと楽しく安心安全に付き合うことができるように、関係者一同努力してまいります。

■選考委員

第一次審査、および副賞協力(8団体、五十音順)
    アルプスシステムインテグレーション株式会社
    NTTコミュニケーションズ株式会社
    株式会社ディー・エヌ・エー
    デジタルアーツ株式会社
    株式会社ドワンゴ
    ニフティ株式会社
    ヤフー株式会社
    LINE株式会社

副賞協力
    グリー株式会社

第二次審査(4名、五十音順)
    大久保 真紀氏 長岡市教育委員会 教育委員(インターネット利用アドバイザー)
    中島 尚樹氏 情報セキュリティー大学院大学 客員研究員(インターネット利用アドバイザー)
    森井 美穂子氏 全国読売防犯協力会 防犯セミナー講師(インターネット利用アドバイザー)
    国分 明男氏 一般財団法人インターネット協会副理事長


■お問い合わせ
  一般財団法人インターネット協会  担当:大久保、小南   連絡フォーム