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目 次
1 iPhoneの概要 6 アプリを制限したい 11 バックアップを取りたい
2 パスワードを保護者が管理する 7 フィルタリングを利用したい 12 iPhoneを盗難・紛失した時
3 画面にロックをかけたい 8 プライバシー設定を確認したい 13 携帯会社に問い合わせしたい
4 時間制限を利用したい 9 パスコードを忘れた時
5 Apple IDを取得したい 10 Apple IDの登録内容を変更したい

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パスワードを保護者が管理する


 iPhoneで使用する3つのパスワードについて理解しましょう。

 iPhoneを利用するにあたって3種類のパスワードが必要となりますので、まずはそれぞれの用途について理解し、子どもにどの様な利用規制が必要なのか検討する事が大事です。

◆iPhoneで使用するパスワード
名称用途使用例
パスコード画面ロックの解除他人がiPhoneを操作できない様に画面にロックをかける。
スクリーンタイム
・パスコード
iPhone機能の制限アプリの時間制限や、アプリの利用制限、コンテンツとプライバシーの制限などを行う。
Apple IDAppleサービスを利用するための共通IDApp Storeでのアプリダウンロード、iPhoneを探す、iCloud、などのAppleサービスを使用するための共通ID。

 保護者の管理のもとで子どもにiPhoneを使わせる場合は、[パスコード]だけを子どもに教えて、[スクリーンタイム・パスコード][Apple ID]は教えずに保護者のみが知っておくという管理が可能です。

 パスコードは画面のロック解除に使われるため、子ども自身が知っている必要があります。その場合、パスコードは子ども自身で自由に変更が可能なので、何かあった時に保護者が子どものiPhoneを操作できるようにしておくためには、子どもが自分でパスコードを変更した場合は必ず保護者に新しいパスコードを教えるなどの約束をしておきましょう。

 スクリーンタイム・パスコードにより、アプリの時間制限アプリの利用制限コンテンツのプライバシー制限などをかけることができます。

 Apple IDは主にApp Store(アップストア)からアプリをインストールする時や、iCloudというiPhoneのデータやアプリなどをアップルが運営するサーバーに自動的に保存するクラウドサービスを利用する時に必要なIDです。子どもにアプリのインストールや、iCloudの利用をさせない場合は、Apple IDを子どもに知らせる必要はありません。

 子どもの成長度合いに合わせ、これらのパスワード類をどこまで子どもに知らせるかを事前にしっかり決めて使わせることが大切です。