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表紙
まえがき
インターネットのトラブル事例
 事例1: チャット
 事例2: チェーンメール
・事例3: 迷惑メール
 事例4: 架空請求メール
 事例5: オンラインゲーム
 事例6: 著作権
 事例7: 出会い系サイト
 事例8: 有害ページ
 事例9: オークション
フィルタリングソフトの利用
困ったときの情報・相談窓口
インターネットに関する法律
用語解説
インターネットおさらいチェック
家族で少し努力してみましょう
事例3
  「サッカーチケットが当選しました。」とメールが届きました。
住所・氏名・メールアドレスを記入して送ったのにチケットは届きません。その後、たくさんの広告メールが届くようになりました。
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解説

 一方的に送りつけられる広告メールやイベントなどの勧誘メールは、無視しましょう。「このメールが不要な方は、件名欄に受信拒否と書いて返信してください」などと書いてあっても、返信してはいけません。そのメールアドレスが存在していることを相手に知らせるからです。

 事例では、はっきりしない相手に個人情報やメールアドレスを送ってしまったため、メールアドレスが迷惑メールを発信する業者に渡ってしまい、広告メールが沢山届くようになったと考えられます。
 サッカーチケットが当選したというメールが、どうして自分宛に届いたのか不思議に思うとよいでしょう。

ウェブページを作成する方へのアドバイス
 ウェブページにメールアドレスを掲載すると、迷惑メール発信目的のメールアドレス収集ソフトに認識され、迷惑メールが増える原因になります。収集ソフトは、メールアドレスの「@」マークを探すので、メールアドレスの文字列を画像ファイルにしたりすると、メールアドレスを認識できなくなり非常に効果的です。

参考サイト
迷惑メール相談センター(財団法人日本データ通信協会)

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