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表紙
まえがき
インターネットのトラブル事例
 事例1: チャット
 事例2: チェーンメール
 事例3: 迷惑メール
 事例4: 架空請求メール
・事例5: オンラインゲーム
 事例6: 著作権
 事例7: 出会い系サイト
 事例8: 有害ページ
 事例9: オークション
フィルタリングソフトの利用
困ったときの情報・相談窓口
インターネットに関する法律
用語解説
インターネットおさらいチェック
家族で少し努力してみましょう
事例5
 オンラインゲームに負けてばかりなので、強い人のIDとパスワードを使ってゲームをして、欲しいアイテムをゲットしたい。友だちのなら使ってもかまわないよね。
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解説

 他人のIDでオンラインゲームをすることは、不正アクセス禁止法違反です。弱くたっていいじゃない、頑張って強くなるのが楽しいことです。

オンラインゲーム
 インターネットを経由して複数の人々が同時に楽しむことが出来るゲーム。大規模な仮想社会での生活を楽しむものもあるが、ゲーム内での会話から個人情報が流出したり、仮想社会でのお金が現実の社会で売り買いされることなど、社会問題になっている。

不正アクセス禁止法
 他人のIDやパスワードを無断で利用したり、許可されていないネットワークシステムにアクセスすると不正アクセス行為として処罰の対象となります。子どもがオンラインゲームなどで他人のIDを利用する例も該当します。他人のIDや名前を利用して、ネットワーク上で別の人間になって、ふるまう行為を「なりすまし」と呼んでいます。

IDとパスワード
 IDは、Identification(識別・証明)の略。使っている人が誰なのかを識別するための文字列をいう。パスワード(暗証番号)と一緒に使われることが多い。

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