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表紙
まえがき
インターネットのトラブル事例
 事例1: チャット
 事例2: チェーンメール
 事例3: 迷惑メール
 事例4: 架空請求メール
 事例5: オンラインゲーム
 事例6: 著作権
 事例7: 出会い系サイト
 事例8: 有害ページ
・事例9: オークション
フィルタリングソフトの利用
困ったときの情報・相談窓口
インターネットに関する法律
用語解説
インターネットおさらいチェック
家族で少し努力してみましょう
事例9
  子どもが勝手にオークションサイトで買い物をして、その後代金引換で商品が届きました。子どもは10歳です。そのサイトは未成年かどうか確認の画面がありましたが、子どもにはわかりにくい画面でした。
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解説

 オンラインショッピングでの買い物はとても便利ですが、落とし穴もあります。どのようなお店が信用できるのかの判断は大人でもむずかしく、代金を払ったのに商品が送られてこなかったり、買ったものとは違う商品が送られてきたりすることがあります。

 子どもがひとりで決めて勝手に注文させないようにしましょう。必ず、保護者に買っていいかどうかを相談させるようにしてください。

 インターネットの買い物は「通信販売」にあたり、クーリングオフ制度がありません。返品特約があるかを確認するとよいでしょう。また、未成年者が親権者の同意を得ないで買い物をした場合は取消ができますが、同意があると信じさせるようにウソをついた場合は、取消できない可能性があります。また、小遣いで買える範囲の場合は取消ができないこともあります。

クーリングオフ制度
 訪問販売など特定の取引において、いったん契約した場合でも、契約内容を明らかにする書面を受け取った日から一定期間は消費者に考え直す機会をあたえ、消費者の側から契約を解除することを認める制度。

参考サイト
ネットショッピング紛争相談室(次世代電子商取引推進協議会)

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