Winbiffは、迷惑メール対策として「迷惑メールフィルタ」機能を用意しています。「迷惑メールフィルタ」は受信したメールの内容をチェックし、迷惑メールと思われるメールを迷惑メール削除専用のフォルダに自動的に移動させる機能です。
迷惑メールフィルタはデフォルトでは無効になっているため、使用する場合はまず迷惑メールフィルタ機能を有効にする必要があります。
迷惑メールフィルタ機能を有効にするには?
●図1 「ユーザー設定」を選ぶ
●図2 迷惑メールフィルタを有効にする
迷惑メールフィルタは有効にしただけでは動作しません。迷惑メールフィルタは、メール中にある単語に対して重みづけをして、迷惑メール(または通常メール)でよく出現する単語が多く含まれると迷惑メール(または通常メール)であるという判断をします。このため、メールの判断時にチェックする単語を登録した「迷惑メール辞書」と「通常メール辞書」が必要です。これらの辞書への登録(学習)はユーザーが行う必要があります。この辞書の学習具合で迷惑メールフィルタの性能は大きく変わりますので、がんばって登録してください。
迷惑メールフィルタが動作するためには、迷惑メールと通常のメールをそれぞれ100通以上登録する必要があります。登録状況は、ユーザー設定の「迷惑メールフィルタ」タブで確認することができます。
登録状況を確認する
通常メールを登録する
迷惑メールを登録する
●図3 「spamメールとして登録」を選択する
●図4 spamメールとして登録
■ 5. 迷惑メール(SPAM_Trashフォルダ)の整理
迷惑メール削除専用のフォルダ名は標準では“SPAM_Trash”となっています。ごく稀に誤認識して通常のメールを迷惑メールと判断してしまうことがあります。定期的に迷惑メールのフォルダを確認し、誤認識されたメールは「通常メールを登録する」の手順に従って辞書に登録してください。
また、SPAM_Trashには迷惑メールと判定されたメールが蓄積されていきます。フォルダのサイズが大きくなると表示速度も遅くなり、ディスクの容量も無駄に占有してしまいます。保存件数や日数など、一定の条件を超えたメールを自動整理しても良い場合は、手動で削除したメール等が入る“Trash”フォルダと一緒に自動整理することが可能です。
SPAM_Trash及びTrashに整理する条件を設定するには?
SPAM_TrashおよびTrashを整理するには?
SPAM_Trash及びTrashを定期的に自動整理するには?
●図5 Trashの整理を設定する
※!重要!※
誤認識されたメールは再度辞書に登録し直すことを忘れないで下さい。登録すればするほど、フィルタの精度は上がります。
《PREV》 |