SMTP認証は、メールを送るときにユーザー認証を行う仕組みのことです。この機能は、SMTPサーバがSMTP認証に対応していないと使えません。
SMTP認証を使用するには?
●図6 「アカウント」タブから対象となるアカウント設定を選ぶ
●図7 SMTP認証を設定する
SMTP認証を有効にすると、メール送信時にパスワード入力をするためのダイアログが表示されます。一度認証が通れば、Winbiffを終了するまでパスワードは保存されます。
●図8 SMTP認証によるダイアログ表示
■ 7. 投稿ポートを使う
正規のユーザーがプロバイダ等で用意しているメールサーバを経由してメールを送る際に、SMTP認証と共に投稿ポート(Submission Port)を利用する場合があります。
SMTPサーバが投稿ポートに対応している場合は、メールの送信設定でデフォルトの25番(SMTP)ではなく投稿ポートを使うように設定変更します。投稿ポートは、標準では587番(SMTP Submission)が使われます。
投稿ポートを使用するには?
■ 8. おわりに
迷惑メールは日に日に新しいパターンで来るので、辞書の学習にはキリがありません。また、フィルタを利用して一時的に受信箱がすっきりしても、結局は受信する迷惑メールの量は減っていません。今後はSMTP認証や投稿ポートに対応したサーバを利用して、不正な利用者やウイルスが迷惑メールを送信するのを阻止して行くことは重要だと思われます。また、そのメールが本当に信用できるかどうかはS/MIMEを利用すると確認する事ができます。今後、メールが信用できるか否かの判断はますます重要になり、その判断基準のための技術も多様になって進歩していくと思われます。Winbiffは今後もそれらの技術にも対応し、ユーザーのためのメールソフトを作っていきたいと考えています。
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